見出し画像

人と関わることが好き

KIKAI Collegeでは喜界島サンゴ礁科学研究所でのインターンシッププログラムを提供しています。今回はひよりちゃんのインターン体験記を紹介します!

●氏名:嶋田姫由
●年齢:20歳(インターン当時)
●出身:埼玉県
●インターン期間:7/28-8/31(5週間)
●所属:立教大学経営学部国際経営学科
●普段学校でやっていること:ゼミでは組織開発・人材育成について学んでいます。
●所属サークル:書道

Q.喜界島サンゴ礁科学研究所をインターンシップ先に選んだ
きっかけは?
以前から「環境教育」というテーマでインターンを探していました。もともと海が好きだったので、海が近くにある環境でインターンができたらと思っていました。そこで、「環境教育×サンゴ礁」と検索したところ、「喜界島サンゴ礁科学研究所」のインターンの募集を見つけました。また、「自然環境の保全」という大学の授業で環境教育活動の現場のお話を聞いて、自分も現場に行ってみたいと強く思うようになり、参加を決意しました。

Q.担当した業務を教えてください。

サイエンスキャンプの準備・運営に始まり、サンゴの赤ちゃんのお世話、実験補助、リーフチェック、動画編集、広報記事のインタビューと原稿作成、カフェの運営など様々ことを経験させていただきました。

Q.印象に残っている業務内容を教えてください。
サイエンスキャンプの運営です。子供たちがポスター発表に向けて一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。自分自身も子供たちの発表を手伝っていく中で研究や研究発表の難しさを学びました。

Q.インターンシップを通してどんな気付きがありましたか?
人と関わることが好きだということに気が付きました。もちろん海も好きですが、インターンをする中で、島の人とお話しする機会があって、そういう時間が一番楽しかったです。例えば、サイエンスキャンプのアバンスド・コースで研究をさせていただく機会があったのですが、私の研究テーマが湧水調査でした。そこで研究所の理事の伊知地さんに島中の湧水採取に一日協力していただきました。車で島を回る途中、島の魅力や課題などたくさんのことを教えていただきました。その時間がとても楽しかったです。

Q.今後の目標はなんですか?
私は以前から環境問題・社会問題に興味があります。喜界島に来てその興味はより深まりました。喜界島は国内外からの漂着ごみが多く、その処理に多額の費用が掛かっていることを知りました。これらのごみは誰の責任なのか、どうにかゴミを活かしていけないのか、など考えるようになりました。また、喜界島は人口減少が進んでいて、集落独自の伝統が失われてしまうのではないかとも感じ、どのようにしたら定住人口を増やすことができるのかについて考えもしました。しかし、どちらの課題も滞在中に答えは出ませんでした。今後も、課題意識をもって生活していきたいです。まだまだ知識不足で何の役にも立てませんが、いつか喜界島の役に立てるようになりたいと思っています。喜界島の自然と人が大好きなので、また戻ってきたいです。

Q. 喜界島での休日は何をしましたか?


研究所の職員の方とダイビングをしたり(人生で一番きれいな海でした)、ビーチに行ってシュノーケリングをしたりしていました。平日業務が終了した後には、エイサー教室や三味線教室に参加し、島の人と交流しました。また、研究所の方が百の台に連れていってくださり、とてもきれいな星と満月を見たことがとても印象に残っています。


Q.喜界島で印象に残ったことは?
帰島する前日に早町(研究所)の沖に朝日を観に行ったところ、グルクンを釣りに来たおじいちゃんと出会いました。そのおじいちゃんは湾(空港近く)にお住まいで、たまたま早町に来ていたそうです。1時間くらい島のことについて話していく中で、おじいちゃんの素敵な趣味を教えてくれました。それは、夜光貝を磨いて削りランプをつくることでした。「すごくきれいですね!」と言ったら、次の日見せてあげると言われ、次の日に同じ場所に行ってみると「好きなの持っていきな」と夜光貝をくれました。その夜光貝は大切に自宅に飾っています。

研究所のインターンに興味を持っている学生や社会人の皆さんにひとこと。
私の周りは就職活動をしていて、インターンの参加を1か月前まで迷っていました。しかし、実際に島に来てみて、島の人や様々なバックグラウンドを持った学生や教授と出会い、有意義な時間を過ごすことができました。迷っているなら1週間でも2週間でも現場に足を運ぶことをお勧めします。素敵な出会いが待っているはずです。

喜界島サンゴ礁科学研究所では、インターンシップ生を募集しています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?