#2-2【トークセッション編】果樹・園芸だけでなく商品開発にも挑戦!~SONTAR GARDEN×TOBA TOBA COLA~
インタビュー記事を通じて、喜界島の農業をあなたにお届けしたい!!
そんな想いで始めた、このnote。
第2弾は、園田裕一郎・綾乃さんのインタビュー&トークセッションの2部構成。
この記事は【トークセッション編】としてお送りします!
< この記事は約8分で読むことができます >
なお、【インタビュー編】についてはこちら ↓
ーーインタビューからトークセッションに移る前に、TOBA TOBA COLAのキースさん・ナオさんからちょっとだけ話を聞きたいんだけど、クラフトコーラを製造することにしたきっかけは!?
(キース)
一言でいうと喜界島の庭先に実っている、みかん。
初めて来島したときに、「実っても食べ切れなかったり使っていないことがほとんどなんだよ~」という話を聞いたことが始まりです。
使われていない喜界島ならではの、みかん。島にある農産物加工センターは利用させてもらえるし、製造・販売できそうだなぁ~と思ったんです。
それに、ナオと知り合ったシンガポールでスパイスを利用したシロップは馴染みがあったから、島内の未利用資源のみかんと海外の経験を融合させたらTOBA TOBA(ウキウキ♬)するし、やってみようかなぁ~と思ったのがきっかけです。
(ナオ)
キースのお父さんが喜界島に来島してくれた時、使われていないみかんを見て『もったいないなぁ~』と呟いてくれたことで、未利用資源のみかんを使うことで喜んでくれる人の笑顔を思い描けたことが大きかったなぁ~と改めて思い出しています。
ーーここからトークセッションに入りたいんだけど、TOBA TOBA COLAを製造・販売する時に、SONTAR GARDEN=園田裕一郎・綾乃さんとは既に知り合っていたんですか?
(SO:裕一郎)
SONTAR GARDENの商品第1号として精油を製造していた頃、キースとナオがTOBA TOBA COLAを製造して島外で販売していることを風の噂で聞いていました。
(TO:キース)
その時は2人で民家の庭先へ行っては、みかんを収穫しつつ製造しましたが、多くは作れなかった。
100本限定で製造し、福岡でキックオフイベントをした時期でした。
(SO:裕一郎)
同じみかんを使っていることが気になって『オレ!オレ!!』ってキースに電話しちゃったんだよね(笑)
話したかったので、会う約束を取り付けて・・・。
(TO:キース)
電話口で『オレオレ詐欺かな!?』と思いつつ、会ってみようと約束の日時になったら、そこに裕一郎、現れず・・・。
ーーそれ、オレオレ詐欺みたい!(笑)
(SO:裕一郎)
ちょうど台風が接近していて、果樹・園芸の台風対策していたら、約束をすっかり忘れていて・・・。
(TO:ナオ)
会う約束していた場所がビーチ。台風が近い中、暴風が吹き荒れているのに待ってたんですよ!!
ーーオレオレ詐欺ならぬ、行く行く詐欺?!
(TO:キース)
その後、会って話ができたから良かったようなものですよ!(笑)
ーー無事に協力関係になったということで、具体的にはどういった関係性ですか?
(SO:裕一郎)
インタビューの時に話しましたが、一緒にみかんを収穫に行って、その後はSONTAR GARDENの加工場で皮を剥く作業をするような流れです。
(TO:ナオ)
みかんの皮を剥く作業は裕一郎先輩の加工場で作業をさせてもらって、その後のTOBA TOBA COLAを製造する時は、喜界町の農産物加工センターを利用させてもらっています。
(TO:ナオ)
期間限定で、パッションフルーツのクラフトコーラを製造しているんだけど知ってる?
ーーオシャレなデザインの小瓶で売られているのを見たことあります!
(TO:キース)
原材料になっているパッションフルーツも、裕一郎から仕入れさせてもらっています。
(SO:綾乃)
TOBA TOBA COLAのキース・ナオが廃業したら、SONTAR GARDENも潰れちゃうかも(笑)
(TO:ナオ)
そうなったら、このハウスでメロンの農作業(玉釣り)をさせてもらおうかなと思っています(笑)
(SO:綾乃)
その時は、メロン×TOBA TOBA COLAのノウハウ=メロンソーダを製造してもらおうかなぁ!?(笑)
ーーここ最近、SONTAR GARDENのパッションフルーツシロップ、TOBA TOBA COLAや地域おこし協力隊の方が製造をはじめたクラフトビールなど、喜界島ならではのご当地の飲み物が増えてきたように感じています。
(TO:ナオ)
島外で働いていた時期、喜界島へ戻った時にノンアルコール派には島ならではの飲み物が無かったことが寂しく感じていました。
アルコール派の方は、喜界島酒造、朝日酒造さんの黒糖焼酎があるから居酒屋でご当地感を味わえていたと思うけど。
(SO:裕一郎)
アルコール派、ノンアルコール派に寄らず、喜界島のご当地感を飲み物という味覚で感じてくれたら嬉しいですね。
ーー最後にトークセッションでこれまでを振り返ってもらった感想を教えてください。
(TO:キース・ナオ)
お互い小さく事業展開をしていて大量生産はできないけれども、関係性が築けているからこそ、一緒に思いついたアイディアを形にしやすい。
アイディアからスピーディーに形にできるところが面白いと思っているし、加工をみんなでやっているということも大きいなぁと感じています。
(SO:裕一郎・綾乃)
SONTAR GARDENとしてはまだ経験が浅いけど、一緒に島外のイベントに参加することもあって、お互いに相談・協力し合えることが楽しい♬
喜界島に住んで、たまに外に出ていくぐらいがちょうどいい。刺激をもらえるし、次のイベントの時は改善しようと考えたり、島外に出ることで色々な繋がりが生まれていくこともうれしいです。
ーー記事のボリュームの大きさが心配になるほど盛りだくさんのお話をありがとうございました!今度は、一緒に呑みに行きましょう!!
インタビュー&トークセッションを終えた聞き手の感想
次回、「喜界の農家に触れる機会」第3弾となるインタビューは、「#3 脱サラからサトウキビやカボチャの生産に取組む方」をお届け予定です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
(※ 喜界島の農業が気になった方は、喜界町HPから『農業版ハローワーク』、『農業後継者育成』で検索してみてください)
(※インタビュー記事作成の背景については、こちら ↓ です)
(※既に公開中のインタビュー記事は、こちら ↓ です)
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