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お手伝いが生む、移住者と地元民との交わり

その地域ならではの方言ってやっぱり大好き!!💖
こんにちは、紀北町地域おこし協力隊のあかねです。(自己紹介はこちら

日本って小さい国なのに、全国各地で異なる方言がたくさんあってホント面白いですよね~!
私は東北出身なのでもともと備わっている方言って、いわゆる「ズーズー弁」です。
よくテレビなどで青森の方言がわからない!と取り上げられていたりしますが、東北エリアの訛りって大体似たような感じなので雰囲気で理解できたりします。

でも、今住んでいる三重県紀北町の方言は特殊です(笑)
同じ町内でも語尾が違ったり、単語そのものが全然違ったり…
しかもお隣の尾鷲市とはまた異なるんです😯
もともと旧紀伊長島町、旧海山町が合併してできた紀北町とは言え、町単位で方言が異なるのにはびっくりで、なんというんでしょう、それぞれの文化の深さ?的なのを感じます。

例えば「どうしたの?」という言葉でいうと
旧紀伊長島町の方では「どがいしたんど」
旧海山町の方では「どないしたん」となるんです🤭
こんなに変わる~!?って感じですよね。

でも共通して言えることは、紀北町の方言、かわいいんです。
なんかちょっと表現がオーバーでなんでそんな言葉になるの~!?って。(笑)
この町の方言が大好きなので地域の人とお話しするのもすごく楽しいんです。もっともっと色んな人と関わりたくて、とある場所へお手伝いに行ってきました。

お蕎麦屋さんの開店お手伝い

古民家を活用してオープンしている旭屋さん(三重県北牟婁郡紀北町十須829)

紀北町の十須地区(通称:下河内)で毎月一回オープンしている「そば蔵 旭屋」さんの開店準備のお手伝いに行ってきました。

ここは「下河内の里山を守る会」という地元のお母さんたちが中心となって開いている蕎麦屋さんです。

築200年になる、もともと旅館だった古民家を活用しているのですが、はっきり言ってとても良いです。雰囲気すてき。周りには田園風景が広がり、ちょっとびっくりするカカシがお出迎えしてくれます。

手作りにこだわる

長野県産のそば粉を使用

蕎麦はもちろん、提供する品ほとんどがお母さん達の手作り。
この日も、コンニャク作りから始まり、味噌、寒天、煮物…
お母さん達とわちゃわちゃしながら次々と作っていきます。
レシピはあるんですが、もうみなさん慣れた手つきで味付けしていくんですよね。昔から変わらない”地元の味・母の味”をここでは堪能することができます🎶

ちなみに、紀北町の味付けはちょっぴり甘めです🤭

郷土料理「ないしょ餅」つくり

名前は「ないしょ餅」ですが、かなりガヤガヤ作っております(笑)

毎年5月は周年記念の為、「ないしょ餅」をふるまいます✨
ないしょ餅????なんぞや???しかもないしょなのに振舞うの???と訳が分からなかったので早速調べてみると…

餅はおめでたい時の食べ物なので、臼と杵で餅をつくと近所にも配るのが一般的であるが、日常生活の中で餅を食べたいときに餅をつくと目立ってしまうために、隣近所に聞こえないように、杵と臼を使う代わりに、鍋の中で蒸した米を半づきにしてつくって食べていた。どうしてももち米よりうるち米の方が潰れにくいので、粒々の残ったやじろ餅(たがね餅)風になるのでさっくりして食べやすい。あまりに美味しいため家族だけで内緒で食べていたことや、ペッタンペッタンと音がしないのがそのユニークな名前の由来という。

農林水産省 うちの郷土料理 より引用

しかもこのないしょ餅、三重県内でもこの辺りでしか食べれていないそうで!かな~り、レアな郷土料理でございました🤭

ないしょ餅作りの様子、お蕎麦屋さんの準備の様子は、Youtube「きほくらし|紀北町暮らしナビ」にて↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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