赤門 国史跡「崇廣堂」 ④
このシリーズも今回で最終回です。写真は、①の写真にある赤門の東側に構える「御成門(おなりもん)」。赤門と並び、伊賀にお越しの際一度は目にしたことがある建物ではないでしょうか。この御成門は創建当初現在の位置ではなく、講堂(崇廣堂)の東側にあり、お城の西外堀に沿った上級武士の役宅にほど近い場所に建てられていました。講堂とともに文政4年(1821年)の建築で、薬医門(鎌倉時代の古建築で、矢の攻撃を食い止める「矢食い(やぐい)」から来たものとも、医者宅の門として使われていたとも・・