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時間旅行はいかが?

こんにちは、ぱんだごろごろです。

タイムトラベル


今日はのんびりした土曜日。
クーラーを付ける程ではありませんが、窓を開けるだけでは、やはり暑い。
扇風機を付けて、家事をしていると、段々ぼんやりしてきます。

こういう時って、何だかタイムトラベルが出来そうに思うんですよね。

こう、気持ちがふわーっとしてきて、単調な作業をしているうちに、頭の芯が無感覚になってきて、目は開いているのに、眠っているような状態。

ふっと気付くと、どこか知らない場所にいる。
見たことはないのだけれど、でも来たことがある、
そんな場所。

私の場合、タイムトラベルは、暑さと単調さによる、意識の混濁がきっかけで起こるのかも。

もちろん、実際に時空旅行をしたわけではなく、するとしたら、こういうシチュエーションでしてしまうのかな、ということなのですが。

以前、気だるい午後に、風に吹かれた瞬間、
あ、私、いま平安時代にいる、
と思ったことがありました。

平安時代の風景が見えたような気がしたのですね。
それは多分、その頃ずっと、平安時代のことばかり考えて、暮らしていたからなのでしょう。

思い込むと、本当のことになる、と言いますよね。
私の場合、集中してそのことばかり考えていると、ふとした拍子に、時空の裂け目に入ってしまう、
つまりは思い込んだことが、現実のように見えてくる、ということが起こるのだと思うのです。

それで言えば、皆さんも、しばしばタイムトラベルはしていらっしゃるのではないかと。

頭の中だけでする、時空間の旅行。

行き先がどこかはわからない。
でも、ひょっとすると、ここ数日来、気になっていた所かも。

今日のきっかけは暑さでしたが、先ほども書いたように、
私の場合、それにプラスして、風がきっかけになることも多いんです。

過去へといざなう風。
誰もいない道に立っている時、
ふと吹いてきた風に目を閉じて、
再び開いたその目に映るのは、
先ほどまでと同じ景色か、
それともあなたが望んだ過去のどこかか。

過去への旅に出掛けましょう。
(未来へ行きたいと思ったことはないのです。多分、未来の世界の中に、自分はいないからでしょうね)

「レベル3」

ジャック・フィニイの短編集です。
存在しないはずの、ニューヨーク、グランド・セントラル駅の地下3階。
そこは、過去への入り口でした。

表題作「レベル3」は、二段組みの単行本で、わずか7ページの短編ですが、
私にとっては、タイムトラベルものの最高傑作です。
すぐに読み終えることができます。

ぜひ一度、お読みになって下さい。

「ゲイルズバーグの春を愛す」

同じくジャック・フィニイの短編集です。
この中の、「愛の手紙」だけでいいので、お読みになることをお薦めします。
時空を超える手紙・・・、ノスタルジック・ファンタジー、美しく切ないタイムマシンロマンスです。

今週のトロフィーとお祝いボード


今週はトロフィーを二つお祝いボードを三つの、合計五つを頂きました。

以下は、その画像と、対象となった記事です。
スキを付けてくださった皆様、ありがとうございました。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
明日は連休二日目。
楽しくお過ごしくださいね。


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