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お盆休みには、鎌倉・由比ヶ浜のドイツ料理を

こんにちは、ぱんだごろごろです。

昨日の日曜日は、鎌倉の由比ヶ浜のドイツ料理店に行ってきました。

これは、娘婿が先輩と一緒に、プロ野球の巨人戦を見に行くため、
自由時間のできた娘が、我々実家の三人を誘ってきたためです。

野球はデイゲームなので、どこかでお昼を食べようという提案です。

夫が、由比ヶ浜にある、ドイツの家庭料理を出す店はどうかと言うと、娘も賛成、あっさりと決まりました。

鎌倉駅で江ノ電に乗り換え、由比ヶ浜で下車します。

電車の中は、お盆休みの日曜日とあって、観光客でいっぱいでした。

海まで歩いていくと、その手前の道の角に、お目当てのドイツ家庭料理店はありました。

シーキャッスル

目の前には、道路を隔てて、砂浜と海が広がっています。

ドイツ料理のため、必ずビールを頼むせいで、電車でしか行けません。
初めて行ったときから、20年は経っています。

毎年、夏になると、この店を訪れるのが習慣のようになっていて、
いつしか、高齢のおばさんが元気でいるかどうかを確かめに行くような気持ちで、
家族で通っていました。

この1,2年は、伝染病のせいで、思うように訪れることができませんでした。

大柄で、はっきりとしたもの言いをする(日本語はお上手です)、
ドイツ人のおばさんは、果たして健在でしょうか。

終戦後、二人の弟さんと一緒に、この地にレストランを開いたというおばさんです。
計算したら、90歳にはなっているはずです。
このレストランの年齢は夫と同じなのです。

もはや、おばさんではなく、おばあさんと言っていい年齢なのです。

お店に入り、予約したごろごろです、と告げると、
海のよく見えるテーブル席に案内されました。

おばさんは、変わっていませんでした。
ワゴンなしにはお給仕できなくなっているのと(これは数年前から)、
歩くのに時間がかかるのと、
耳が遠くなっているのが、年齢を感じさせるくらいで、
堂々たる存在感は健在でした

嬉しいなあ。
ほっとして、まずは白ビールを頼みました。

エルディンガー

ランチのコースから、
夫と娘は、ソーセージの盛り合わせを、
私と息子は、スペアリブを頼みました。

メインのスペアリブ

娘に、スペアリブとマッシュポテトを取り分けた後、写真を撮ったため、ナイフが汚れていて申し訳ありません。
(この後、夫にも分けてあげました。
娘と夫からは、ソーセージとフライドポテトをもらいました。
はじめから、取り皿を持ってきてくれるんです)

夫は二本目のビールも頼み、ご機嫌でした。
コーヒーのあと、おばさんに挨拶をして、
また来年の夏、会えますようにと祈りながら、
店を後にしました。

レストランの前の道路を渡れば、海はすぐそこ。
砂浜が広がります。
海水浴客でいっぱいでした。

海の家に、ビキニ姿の女性たち、沖には、サーファーの姿も見えます。
色とりどりのにぎやかな光景でした。

鎌倉、由比ヶ浜

そんな中、不穏な看板を発見!
皆様、気を付けましょう。

死んでも毒がある。すごいです。

海辺をまっすぐ歩き続け、鎌倉駅に向かう角で左に曲がります。
この道をまっすぐ行けば、鎌倉八幡宮に行き着きます。
鎌倉のメインロード、若宮大路です。

シーキャッスルから、25分ほどの道程でしょうか。
鎌倉駅前まで来て、娘と別れる前に、もう少しおしゃべりしたいね、ということで、喫茶店を探しました。

スターバックスは満席、不二家も待っている人がいます。

鎌倉ニュージャーマンのお店が新しくなっているのに気付きました。
中に入って、二階のカフェに行くと、やはり満席でしたが、
店員さんが、三階へどうぞ、と。
三階には空いている席があり、四人で座りました。
このお盆休みの混雑の中、
待たずにカフェに入れて、幸運でした。

鎌倉ニュージャーマン本店

夫は飲み物の他にソフトクリームを、息子は鎌倉カスターを食べています。
さっき、シーキャッスルで、夫と息子は、アップルパイを食べたばかりなのに(娘と私は、お腹がいっぱいで、コーヒーだけにしました)。

あれこれ、お互いの近況報告をしたあと、
横浜で買い物があると言う娘と一緒に、横須賀線のホームへ向かいました。

暑いね、と言い通しの一日でしたが、
久し振りに、「シーキャッスル」のおばさんにも会えて、
海水浴客で賑わう由比ヶ浜も歩き、
鎌倉駅のカフェでおしゃべりもして、
楽しく過ごせた、日曜日の午後でした。

*タイトル画像は、「暮しの手帖 別冊 ご馳走の手帖 95年版」よりお借りしました。
この別冊の中に紹介されていた記事を読んだのが、「シーキャッスル」に通うようになったきっかけです。


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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