見出し画像

「好き」と「得意」どちらを優先させるべき?

「好き」と「得意」どちらを優先させるべき?

「好き・嫌い」と「得意・不得意」という、似ているようで異なる概念。それらはいったい何が違うのでしょう?
.
「好き」なことは自分から価値を見出し絶対的なものです。人になんと言われようと「好きなものは好き」で良いですよね。
.
「得意」なことは他者によって付随されるもの、客観的・相対的なものとして使われます。人と比べて得意か、人と比べて不得意かと判断されると言うことです。そのポジションも相対的に変動する為、絶えず磨いて他者より秀でている必要があります。
.
「好き」なことの大きな特徴は、人から言われなくても勝手に行い、没頭でき、継続できるということ、この「継続」がとても重要なんです!「継続は力なり」で、やがて結果を出していく可能性がぐっと上がります。
そして好きなことをやっている時は他者との比較をしないケースが多い!好きなことを追求している時は没頭している為に周囲が見えません、だから比較のしようがないのです。この他者との比較というのはとても厄介なもので、人と比較をして自分が優っていると油断をし、また人と比較して劣っていると劣等感が募り、自分に限界を作るというさらに厄介なことを生むのです。他者との比較は意味がないことが多いのに、人はついつい比べてしまいますね!好きなことを追求していくと、そのプロセスには「比較」が存在しにくい為、周囲に惑わされずに、いつの間にかそのプロになっていくということになるのです。
.
勉強でもスポーツでも「好きで、しかも得意」なものがあれば鬼に金棒ですが、皆が皆そうではありませんね!
また「嫌いで、しかも不得意」なことであれば無理をしないで、向き合い方に困ることも少ないかと思います。
.
「好きだけど不得意」「得意だけど嫌い」これが厄介なんです。そしてどちらの場合にも共通する対処法は、「得意」よりも「好き」を大事にするということ!これなんです!
.
「得意」なことであれば、それはきっと「好き」なことなのだろうと考えてしまいがちですが、「得意」だけれどそれが「嫌い」という場合が往々にしてあります。
また「得意」で秀でていれば安心と思えるけれど、「好き」という気持ちがすり減ってしまったり、そもそも欠けていたりして思わぬ落とし穴に落ちることもあるのです。
.
「不得意、だけど好き」が強い理由は「好き」は絶対的で安心していられる。努力することが苦ではないので伸びしろが大であり、いずれ関連分野に目を開くことも可能になるのです。
.
「好き」は脳の才能を引き出す為の大切な事です!
子供達の意見を決して否定せず、意思を尊重して、自分らしくいられる場所と時間を確保してあげて欲しいです。
周りの人もどんどん巻き込んで、その追求の幅を広げてあげたいですね!皆で楽しめるように盛り上げ、皆の「好き」にしちゃって下さい。
.
小さなお子さんの場合「何が好き?」と聞いても、知識と経験が少ないので答えることができません。だから選択肢をいくつか与えてあげて、どれがいいか選ばせてあげると良いと思います。そうすることで、選ぶ力、選んだことに責任を持つ力を少しずつ伸ばしてあげられるのではないでしょうか。
.
ある程度の年齢になってハマリ体験が沢山できたお子さんは、間違えなく勉強も楽しめます。自分の好奇心から物事を追求していくと脳の体積が大きくなります。図鑑などのバーチャルと実物を繋げて体験をすれば、そしてその繰り返しが土台となり、いつしか知識も膨らみます。
.
「大きくなったら何になりたい?」って聞くことがありますが、そうすると子供達は「サッカー選手」なんて答えが返ってきたりします。
でもアメリカでは「どんな人になりたい?」と聞くそうですよ。そうすると「自分が元気に走り回る姿を見て皆に元気になって欲しいからサッカー選手になりたい」と答えるようです。この2つは似ているようで実は全然違います!
.
好きなことを目標に置き換え、その為に努力もするし、失敗や挫折を経験してもへこたれません。目標にしたこで、自分の進むべき道が明確になります。
単に「好き」で終わらせないということです。
.
子供達には持って生まれた特性や気質があります、その性質の上に積み重ねていく経験で、得に「好き」の経験で、自分の役割を見つけます。実は何になりたいか〜ってこんな時期からうっすら見えているように思いますよ。
.
子供達の「好き」を1つ1つ丁寧に拾い上げ、尊重してあげる作業が、子供を育てる第一歩なのだと思います。
「なぜ夢中になっているのか?何を好きに思っているのか?」と冷静に丁寧に観察してあげることは、子供達の「好き」を育てる手助けになります。
乗り物が好き……乗り物の何が好きなのか?
おままごとが好き……おままごとの何をすることが好きなのか?
そこまで気付いていますか?
「なぜ夢中になっているのか。何を好きに思っているのか」そこですよね!「好き」を具体的に理解することが大切です。「好き」の中の特性があることがわかれば次の対応ができます。それは「好き」を見つける上でとても重要な作業です。
「好き」の中での世界を広げてあげるのも大人の役目ですよね!
.
#好き #得意
#成長の特徴

#kidsRoom遊
#kids_room_you
#流山 #流山おおたかの森#柏#知能教育
#幼児教育
#教育
#幼児教室
#知育
#知育玩具
#知育教材
#知育遊び
#育脳
#アナログゲーム
#ボードゲーム
#子育てを楽しむ
#イライラしない子育て
#子育て
#思考力
#絵本記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?