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2023年1月に出会った映画
2023年1月に出会った作品を並べてみる。
すずめの戸締まり
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まずは作画に驚愕。“もう一生会わないかもしれない“人と人との関係が、丁寧に描かれていたのが好き。普段何も考えず相手に伝えてしまっている「いってきます」という言葉の尊さを実感した。
RRR③(Strangerにて鑑賞)
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3回目はStrangerにて鑑賞。好きな場面がたくさんあるけど、1番はナートゥダンスかな。キレのあるダンスや生命力あふれる2人の表情、楽しそうなレディたちなど魅力いっぱい。ドラムの男性も好き。最初はつまらなそうなのに、ダンスが始まった瞬間生き生きとリズムを刻んでいるのが最高。
ラーゲリより愛を込めて③
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3回目は1人ひとりの生き方に注目。山本も松田も新ちゃんも相沢も、原も、他の抑留者も、みんな戦争によって人生が狂わされてしまった。戦後10年なのに、苦しみ続けている。人の数だけ、絶望や悲しみがある。なぜ人は戦争を始めたのか?という疑問をずっと持ち続けたい。
▼『ラーゲリより愛を込めて』に出演した中島健人氏の表現について、CINEMAS+で執筆させていただきました。
夜を走る
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鑑賞後、しばらく奇妙な感覚に包まれていた。途中から何を観ているのかわからなくなった。だけれど、漠然と感じる不安や、突然湧き上がる怒り、叶えられなかった夢への羨望など自分がよく知っている感情にも出会えた。しばらく心の片隅に置いておきたい作品。
WANDA/ワンダ
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早稲田松竹にて鑑賞。ただ男について行くだけだったワンダが初めて意志を見せたのは、デニスの共犯となって、銀行員の男の家を襲った時。座席に座ってぼーっと観ていた私だが、この瞬間から主体となって映画に参加していた気がする。この後ワンダはどんな人生を歩むのか。
Mr.Children「GIFT for you」
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1曲目の『終わりなき旅』からボロボロ泣いた。タイトルの”for you”にあるように、本作は曲を受け取るわたしたちにも焦点を当てている。隣で一緒に泣いたり笑ったりした人たちの人生や想いが知れて、あの体験がより一層愛しく感じた。改めて30周年ありがとう!
劇場版 BAD BOYS J―最後に守るもの―
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ドリチケで鑑賞。最近『ラーゲリより愛を込めて』を観たのもあり、中島健人氏の成長をものすごく感じられた。演技にトゲがなくてまっすぐで、信じてみたくなる青年だった。暴言を吐いていても広島弁なので若干丸くなるのが可愛かった。
恋のいばら
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莉子と桃のシスターフッドが最高!SNSが普及している今、元カノと今カノが遭遇する状況はあり得そうな話なのだが、2人は“あるある”で終わらせず、結託してとんでもないことを巻き起こす。その様子が気持ちいい。徐々に本音を見せたり、感情が変化したりするのが人間らしくて好き。
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
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NYタイムズ紙の記者ミーガンとジョディが、歴史を変えるまでを描いた本作。被害者がいて、証拠があるのに暴くことができない大物プロデューサーを相手に、脅しに屈することなく事実を世に訴えた2人は偉大だ。劇中では、2人が子育てや産後うつと向き合いながら取材をする、怒涛の日々が描かれていた。
時系列に沿って展開されたため、私たちは取材から公開までがどれだけ大変だったのか、どれだけ偉大なことだったのかを知ることができる。間違いなく、歴史に残る1作だ。
THE FIRST SLAM DUNK
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まずは、原作を読んでないからと観るのを躊躇していた自分を殴りたい。前知識なし(バスケのルールもまともに知らない)でも、かなり試合に没入できた。それは、選手たちの過去やバスケに対する想いがわかる描写がちょうどいい匙加減で組み込まれていたからだろう。そして、CGにより、1秒以下の細かい動きまで丁寧に描かれていたからだろう。
まさに“息をするのを忘れる“くらい試合に集中し、彼らの一挙一動を見守ることができた。脚本も演出も最高!おすすめしてくださった皆様、ありがとうございます!
かがみの孤城
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原作を読んでの鑑賞。喜多嶋先生が出てきた冒頭から泣く。ヒントの見せ方がさりげなくて、上手だった。原作と同じく、人と人との会話が丁寧で、残酷。116分じゃもの足りない…!原作のあの場面とあの場面を、アニメでも観せてほしいと思った。それくらい好きになった世界観。
小説だったら何ページにも及ぶ説明が、アニメだとワンカットで表現できちゃうのだからすごい。でも、もちろん小説(文章)でしか表現できない繊細な描写もあって、どっちも良い。どっちも良いと思えたのだからアニメ化して大成功だと思う。
エンドロールのつづき
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舞台挨拶付上映にて鑑賞。大好きな作品だった。パン・ナリン監督の映画、映画館への愛がたくさん込められていて、随所で涙が止まらなかった。映写室から映画を覗く場面、自分たちで映画に音をつける場面がお気に入り。フィルム終焉の描写は残酷で、リアルで、グッときた。
▼『エンドロールのつづき』の魅力について、CINEMAS+で執筆させていただきました。
RRR④(ドルビーシネマ上映)
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4回目はドルビーシネマで鑑賞。体を突き刺してくる音!色鮮やかなスクリーン!そして壮大なストーリー!どれもが素晴らしくて、いつまでも終わってほしくなかった。もはやDVVのロゴから涙腺が緩んでいた。回数を重ねるたびに涙の量も増えている。なんだこれ!
RRR⑤(グラシネIMAX)
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追いRRRRR。初めてどセンターで観たかも。 グラシネIMAX最高。
ピンク・クラウド
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ピンクに照らされる世界は可愛らしくて夢の中のよう。だが現実は「外に出られない」絶望の色だ。コロナ禍を経験している私たちには彼女たちの閉塞感が痛いほどわかってしまう。終わりの見えない雲に覆われながらも、生き続けなければならない苦しみが存分に伝わってきた。
金の国 水の国
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人物、建物、自然…目に映る全てが愛おしかった。なんて優しい世界なんだろう。トゲのある発言をしていても、みんな心は綺麗だったから誰も憎めなかった。サーラとナランバヤルのおかげで信じることの大切さを思い出した。登場する全員が、いつまでも幸せに暮らせますように。
お金持ちでも謙虚に。貧しくても堂々と。 2人の生き方から学んだこと。
1月も素敵な作品とたくさん出会えた…!!
来月も素晴らしい作品と出会えますように!
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