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読書はインプットであり、視点のインストールでもある

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今日、森博嗣さんの『小説家という職業』を読んでいて、とある気付きがありました。

それは、文章を書く時の『視点』についてです。

そもそも僕が森博嗣さんの本を読もうと思ったのは、
彼の執筆速度の秘訣みたいなものを知れないかと考えてのことでした。

森さんは筆が速いことで知られています。
その速度は、10分間で1,000文字1時間でなんと6,000文字です。

タイピングゲームならその速さも理解できるのですが、
本の執筆での数値なんですよね…

そして、執筆した本が小説でなくても同じぐらいの速度のようです。

どうやればその速さで、あれだけ完成された文章が書けるのか?
真似できるなら真似したい、
少しでも近づきたい…と考えるのは物書きとして自然です。

本によると、登場人物をどの角度・視点から描くのか?
そこに作家の独自性が現れるそうです

僕が思うに、森博嗣さんは視点を数多く持っている。
だから様々な切り口から文章を書けて、
結果的に執筆速度が上がっているのでは
…と推測をたてました。

森博嗣さんは大学で働いているとき、
学生の文章を読んで手直しするというお仕事をされていたそうです。

他人の文章を読んで理解し、添削を行う…
これって、他人の視点を体験するうえで最高の行動じゃないですか?

また、森さんは自然の写真を撮ることも、
文章を書くためのトレーニングになると本書の中で述べています。

カメラの向け方、シャッターを下ろすタイミング。
それらは文章を書く際の「視点をどこに置くか」の勘所と似通ったものである、と。


では、森博嗣さんのように視点を増やすにはどうしたらいいのか?

僕は、読書が有効だと思っています

本という媒体は、著者の視点で書かれています。
それはつまり、他人の視点から知識を得るということとイコールです。

文章を書くには読書によるインプットが必要と言われるのは、
おそらく視点を増やす効果があるから。

他人のnoteを読んでいて、
「あ、今ならなんとなく書けそう」と感じたりしませんか?

その現象が起こる理由は、
自分の視点から他人の視点へとシフトして、
別の切り口での書き方を発見できたから

と考えると説明できます。

以上、森博嗣さんの『小説家という職業』から得た気づきの共有でした!


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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