決められないのは論理か感情か
人生の大きな決断をする時、例えば、就職や転職、結婚、大きなものの購入、起業、移住、そして留学などもそうだけれど、なかなか決められないことも多い。
この会社でいいのだろうか、これを今買ってもいいのだろうか、新しいビジネスを起こしてもいいのだろうか、ニュージーランドに移住してもいいのだろうか、そして、留学してもいいのだろうか。
一度考え出すと、なかなか結論は出ない。
そんな時、一体何が決断の邪魔をしているのかを、一度冷静に考えてみるものいいだろう。
就職先の会社の待遇か、結婚相手の家柄か、購入するものの値段か、起業のタイミングか、移住先の環境か、そして留学の費用か。
あるいは、なんとなく嫌なのか、どうしてもそれをやりたいのか、誰かが言った一言に影響されているのか、気分的に踏ん切りがつかないのか。
言い換えると、決められない理由は、論理的なものなのか、感情的なものなのか。
それを一度分けて考えてみる。
もし、論理的なものならば、客観的に理屈で考えて、情報が足りなければさらに集めて、決断する情報が手元にそろえば、そこで決断すればいい。
もし、感情的なものならば、情報は一旦置いておいて、その感情はどこからきているのか、今の自分自身の中からか、過去の自分の経験か、あるいは誰かの影響か。
そんなことを一つ一つ丁寧に切り分けて考えて、決断できない理由を探し出し、それに対処する。
その過程でもいろんなことが見えてくるだろうし、考えること、感じることも変わるだろう。
決められないのは論理か感情か。どちらが邪魔をしているのか。
それを見極めるところから始めてみるのもいいかもしれない。