キックオフNZ

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キックオフNZ は、NZのロトルアにオフィスのある、2003年設立の現地無料留学エージェントです。ウエブサイト( kickoffnz.co.nz )で平日毎日更新しているダイレクターブログをより掘り下げた内容を書いていこうと思います。

マガジン

  • シリーズ・留学を考える

    ここでもう一度、留学って一体何なのか、ということを、シリーズで書いてみようと思います。 留学って、多くの人が抱いているイメージ通りのものなのか? 留学を考えるだけで、何かが変わるのか? 留学を決断し、留学をして、留学を終えると、一体何が変わるのか? 留学に興味がなく、人生で一度も留学をしない人たちと、留学をした人は何が違うのか? 実際の留学生活はどんなものなのか? 今までにどんな留学生がいたのか? などについて書いていきます。

最近の記事

毎日何を見て生きているのかはとても大切

先日日本の高校生と保護者を対象に留学説明会をさせていただいたときにもお話ししたけれど、留学は、基本的に場所を変えるところから始まる。 場所を変えるとどうなるのか。 まずは目に入ってくるものが変わる。そして、五感で感じる全てのものが変わる。 今年ニュージーランドに語学留学にきた人が留学初日にこう言った。 「空が広い!」 弊社のオフィスのあるロトルアの街を歩いていると、視界の半分以上が空だ。ちょっと郊外にいくと、もう空と緑と湖しか見えないこともある。 だから、目に入っ

    • 人生には波があるのだから

      何年も生きていると、人生には波があることがわかってくる。 何をやってもうまくいかないときもあれば、ぼーっとしていてもいい話がどんどん舞い込んでくるときもある。 よく考えて準備を整えてここだというタイミングで行動しても結果が出ないときもあれば、なんとなく始めたことが調子良く進んでいくときもある。 なぜだかわからない。良くない波と良い波があるとしか言えない。自分の力ではなんともしがたい力が作用する。 だから、一生懸命やった結果がすべて自分の実力だと思うのは、ちょっと違うよ

      • いつも複数の基準を持つ

        SNSなどを見ていると、どうも噛み合ってないやり取りを見かける。 よく見てみると、それぞれの基準が違うことに理由があるようにも思う。 ある人が、成功と失敗という基準で語っているときに、一方の人がやりがいの大小を基準に話をしている。 ある人が、早い遅いを基準に考えているときに、他の人が丁寧さを基準に話をしている。 こうすれば成功するのだという話をしているのに、それではやりがいが得られないと言われても、どう答えていいのかわからないだろう。 早くするための方法を探している

        • 「〜なければならない」の呪縛を解き放つ

          年齢にかかわらず、毎日の生活がしんどく感じている人も世界中にたくさんいるだろう。 ずっとしんどい人もいるだろうし、たまにどっと落ち込む人もいるだろう。 そんなとき、「〜なければならない」と考えるのをやめてみるのも一つの方法だと思う。 私自身もそうだけれど、朝起きてから夜寝るまで、ほとんどすべてのことを「〜なければならない」と考えて行動していることも多い。 朝は6時に起きなければならない。朝食はかならず摂らなければならない。仕事や学校には必ず毎日行かなければならない。ラ

        毎日何を見て生きているのかはとても大切

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        • シリーズ・留学を考える
          29本

        記事

          Respect とFairnessがとても大切

          このブログでも何度か書いたけれど、弊社ではRespect とFairness はとても大切だと考えている。 特に中学高校留学生たちを現地でサポートしていくときには、この二つは常に頭に入れておく必要がある。 私たちの現地サポートは、留学生を中心として、学校、ステイ先、日本の保護者、そして弊社がコミュニケーションをとりながら協力して進めていく。そのときに、それぞれが留学生に対して、そしてお互いに、Respect とFairnessを持ってコミュニケーションをしていくことで、サ

          Respect とFairnessがとても大切

          チャンスの前髪をつかむには

          チャンスの前髪をつかめ、という。 ここぞというチャンスはあっという間に目の前を通り過ぎてしまうから、チャンスだと思ったらすぐに前髪をつかまないといけない。 確かにそうだ。人間長く生きていると、あの時はチャンスの前髪をつかみそこねた、と後悔することもたくさんある。 どうしてそのとき、チャンスの前髪をつかむことができなかったのだろうか。 今までたくさんの留学生たちを見てきたけれど、中には確実になんどもチャンスの前髪をつかむひともいれば、そうでない人もいる。 なにがちがう

          チャンスの前髪をつかむには

          弊社留学生がラグビー日本代表候補に

          弊社の留学生で、ロトルアボーイズハイスクール出身、現在コベルコ神戸スティーラーズに所属する、濱野隼大(はまの じゅんた)選手が、ラグビー日本代表のトレーニングスコッド(日本代表候補)に選ばれた。 濱野選手は2001年5月生まれの23歳。中学2年生が終わる頃からニュージーランドのロトルアボーイズハイスクールで4年間ラグビー中学高校留学をして、一軍にも選ばれた経験を持つ。ラグビー王国ニュージーランドの強豪高校でトップのチームに入ることは、現地生徒でも難しいから、若い頃から世界で

          弊社留学生がラグビー日本代表候補に

          Chat GPTは世界を飲み込むのか

          Chat GPTをまだ使ったことがない方はいるかもしれないけれど、その名前はもう誰でも知っているだろう。 Chat GPTに限らず生成AIでネット検索をすることに慣れると、従来のグーグル検索がどうも使いにくく感じるのが不思議だ。あれほどまずは「ググれ」と言われていたのに、あれほど「ググっ」て重宝していたのに、グーグル検索はすでに一時代前のツールになりつつある。 時代はググるからチャットジピるになっているのだ。 こちらが質問した答えを、文章で語り返してくれるのも今までと大

          Chat GPTは世界を飲み込むのか

          JR東日本のカスハラ方針を考える

          先月2024年4月、JR東日本が「カスタマーハラスメントに対する方針」を公表して話題になった。 カスタマーハラスメントに対する方針 https://www.jreast.co.jp/company/customer-harassment/ あたりまえのことが書いてある。けれど、これを日本の大きな企業がわざわざ公式ウエブサイトに掲載しなければならない状況がある。そこが問題だと言える。 たとえば以下のようなことが書いてある。 「当社グループのサービスをご利用されるお客さま

          JR東日本のカスハラ方針を考える

          円安での留学を考える

          円安が過去にないほど進んでいる。 今日2024年4月30日現在、1NZドルが93円程度で推移している。2000年頃には49円台をつけたことを考えると、NZドルに対する円の価値は24年間でほぼ半分になっている。 日本からニュージーランドに留学をする人たちにとっては、大きな大きな問題だ。弊社は留学費用はすべてニュージーランドドルで、それぞれの項目と金額をきちんと明記してご請求差し上げるけれど、同じ留学費用でも為替が変わると、お支払いいただく費用も大きく変わる。 円安だと留学

          円安での留学を考える

          留学するかどうかを決める2つの基準

          長期の留学をするかどうかは、人生の大きな決断だ。 決断をするときには、2つの大きな基準がある。 ひとつは、留学生活そのもの。もう一つは、留学後の生活だ。 多くの人は、留学をする前は、留学生活のことを考える。学校、ステイ先、毎日の生活、取得できる資格、そしてもちろんそれにかかる費用など、どんな留学生活を送ることができて、それは日本で生活を続けた場合とどんな違いがあるのかを考える。 それはとても大切な基準で、この部分の情報をしっかりと集めて、考えて、決断をくだす必要がある

          留学するかどうかを決める2つの基準

          春休み短期留学生たちが帰国

          日本の春休みを利用して短期留学に来ていた留学生たちが、先週日本に帰っていった。 短い人でも4週間、長い人だと8週間の留学だった。 4週間の語学留学生も、その滞在をとても楽しんでいた。ホームステイも最高だったと言っていたし、留学期間の途中にあったイースターホリデーには、一人で国内プチ旅行にも出かけていた。今年の3月4月は特に例年よりもいい天気が多くて、放課後や週末に外で遊ぶ機会もとても多かったのも良かったのだろう。 約2ヶ月間ニュージーランドで留学をした人は、「やはり2ヶ

          春休み短期留学生たちが帰国

          誰もあなたのことなど見ていない

          人になにか言われたらどうしよう、といつも気にしている人がいる。 特に十代の人たちは、かなり強く他人からの視線を意識する。 それ自体は全く悪いことではないし、気になるものは仕方がないと思う。 でも、年齢を重ねるとだんだんわかってくるけれど、あなたが思っているほど、他人はあなたのことを見ていない。誰かになにかを言われたときは、たまたま見られていたときか、意識的にその時だけ見ようと思って見られていたときだけだ。 どちらにしても、その時にあなたを見ていた人が、あなたのことをず

          誰もあなたのことなど見ていない

          自分を過小評価してはいけない

          いろんな留学生を見てきたけれど、自分を低く評価する傾向のある人は、結果的に自己評価以上の結果は得られないように思う。逆に、それはちょっと言い過ぎではないのかというくらい、自信満々な自己評価をする人は、結果的にそんな人になっていく。 自分がそんな人だから自分のことをそのように評価するのではなくて、自分のことをそのように評価するから結果的にそんな人になっていく、というのが、どうも正しいのかもしれない。 たとえ謙遜でも、自分のことを過小評価し続けていると、なぜか実際にそんな人に

          自分を過小評価してはいけない

          時間は伸び縮みする

          ニュージーランドでは、4月7日日曜日でデイライトセービングが終わり、日本との時差が3時間になった。 正確には7日の午前3時になったら時計を1時間戻して2時にするらしい。ネットと繋がっているデジタルの時計は自動的に3時が2時になるようだ。 とても不思議だ。 毎年9月の最終日曜日にデイライトセービングが始まるときには時計を1時間進めて、4月の第一日曜日に1時間戻す。始まる日は1日が23時間で、終わる日は25時間になる。 とても不思議だ。 でも考えてみるとデイライトセービ

          時間は伸び縮みする

          やはり言葉には力があるのかも

          夢を言葉にすると叶う、などと言う。 いつもポジティブな言葉を使うといいことが起こる、とも言う。 そして、言葉がその人を作る、とも言う。 なんとなくそうなのかもしれないと思うけれど、逆にほんとうにそうならすごく簡単だとも思う。 言葉にするだけで、思い通りにことが運ぶ。人生そんなのでいいのかと思う。 でも、いろんな人が同じように言うから、それは一つの事実なのかもしれない。 だったら一度、言葉をものすごく丁寧に使って、注意深く言葉を選んで、言葉にしたことをイメージして、

          やはり言葉には力があるのかも