生徒と向き合う〜大人が怖い子

こんにちは。今日は、生徒指導・向き合い方についてです。最近、子供たちと面談をしていて、大人が怖い、ということを伝えてくれた生徒がいました。なぜ怒るのですか、と。

何を伝えたら、その子にとって心が自立するのか。その感情と向き合えるのか。非常に悩みました。今でも悩んでいます。

怖いという感情は、嫌なことから避けたいという目的

アドラーの中で学んだ目的論から考えると、その感情は何かこうあって欲しいという目的があり、それを達成するためのものだという。

その目的を自分と向き合い整理すること。それしか自分ができることはない。

冷たいようですが、そのことを理解できるように言葉をつくして話してみました。そのために、何が具体的に嫌なのか、避けて通りたいのか、そんなことも整理してもらいながらです。

中学生の難しさ

そこで感じたのは、中学生の難しさです。高校生以上に、自分を俯瞰してみる経験が少なく、プライドもあるし思春期であるしで真正面から聞き入れる土壌ができていません。また、高校生の時はなんとなくその子の自由さをこちらも認めやすいのですが、中学生は義務教育という観念がその後押しを邪魔しがちです。

中学生だろうが、小学生だろうが、その子が最終的に責任を負う所に対して互いの介入はできない。

「謝らせる」「やらせる」使役の関係は主従の関係。

わたしが築きたいのは、横の関係。尊敬し合う関係。

どう扱うかによって、その子供は自分をどう扱うかが変わるんですよね。

まだまだ精進が必要です。

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