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ひすとり先生のチャレンジノート

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中高教員が、授業・学級経営・職場でのやり取りでの試行錯誤をまとめます。 教員の働き方、生産性をあげて自分の心を満たす時間をふやしていきたい。 教員を目指す方、同職の方、子供や教育…
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2021年3月の記事一覧

続・先生こそ学びあいたい〜オンライン講座「学習する学校」で感じた、3つのこと

今回は、昨日参加してみた「みんなの職員室オンライン研修「学習する学校」のプレ講座」を通じて感じた、3つのことをお話しします! (参考:この講座を受けるに至った経緯は、こちらの記事に書きました。) 1. 受講内容のアウトプットをする威力、実感まず強く感じたこと。 実際に話を聞きながら、アウトプットする機会が複数回あるだけで、こんなにも緊張感を持ちながら有意義に講座を受けることができる! 私は普段、授業中に子供たちが学んだ内容をアウトプットする時間をいくつか設けているので

管理職にも若手にも贈りたい言葉「現状は"最善"である」

今日は、 業務改革や新たなビジョンを掲げるときの注意 というお話。 リーダーや管理職は新たなビジョンを提示してはいけない!?愛読している、立教大学の中原教授ブログの更新記事。 新たなビジョンを提示してはいけない?どうして? まさに最近周りでよく「ビジョンを提示してほしいよね」と聞く言葉だったので、なぜダメなのだろうという疑問にまんまと釣られて(笑)、記事を即クリック。 読んでみて、なるほどなぁという言葉があったので勝手に紹介します。 これからの「ビジョン」を示し

スタートラインは「わたしが教育すれば変わる」と思わないこと。

他人のマインドセットを変えるなんてことは、教育にはできない。 可能なのは、マインドセットを変えたいと願う人たちの"場"をつくることくらいじゃないだろうか。 ある研修でメモしていた、立教大学・中原教授の言葉を読み返して、どきりとしてしまった。 今日はこの言葉の意味と教員の在り方について考えていきたいと思います。 成長マインドに変えることが使命だと信じていた私はここ数年、子供や職場にいる先生たちのマインドセットを変えたいと言うことを目標に努力を続けてきました。 マインドセ

先生こそ、学びあいたい。

今日は、「学びあいをする場に身を置いてみたい」という話。 思考の整理用noteですが、同志がいたら嬉しいなぁ。 アウトプットを続けると、インプットがしたくなるnoteの毎日投稿を続けて、あと1週間で2ヶ月になります。 ある程度まとまったアウトプットを続けていると、より上質なインプットが欲しくなってくることに気がつきます。アウトプットには、学びの動機付けにも繋がるのかと身をもって体感です。 読書を通じたインプットはちょっとずつ行っています。 主に、仕事の生産性をあげる系の

先生が、noteのおかげで音声入力の威力を知った話。

今日のテーマは音声入力の威力を知ったよと言う話。 最近休職中に比べて、格段に時間がない。もちろん当たり前のことではあるんですが、復職してからと言うもの、自分がやりたいと思っていることに充てる時間が格段に減った。 特に一番大きな削減となったのが、noteの記事の執筆である。すきま時間を縫っては、ちょこちょこパソコンでメモを取ったり、携帯にアイデアの記録を取ったりしているが、まとまった文章としてを記事を練って投稿すると言う時間がなかなか取れずにいる。 さてどうしたものかと困

授業という「コンテンツ」 #熟成下書き

先日竹村さんの記事をよんで、これからの授業についてモヤモヤと考えが浮かんできました。 となりのトトロを倍速再生しない理由。 これからの授業でもっと考えなきゃいけないこと。 なんだか共通しているような気がしているんです。 でも何がどう共通しているのか、まだうまくまとまりません。 今日は、頭の整理のためのアイデアメモを熟成下書きとして書き留めておきます。 今後、考えをまとめて記事にするかも。 現代社会の子供たちは▶︎コンテンツが飽和していて、その中から「面白そう」という

新卒教員だったあの頃の自分が、苦労したこと。

あと2週間ほどで4月になりますね。この時期になると、自分が新卒教員だったときのことを思い出します。 ということで今日のテーマは! 春から教員になる方の参考になりましたら嬉しいです。 1 .授業準備の時間が確保できなかったこと。まず入ってから大変に思ったのがこれです。 学校に来て、どこかの学年や分掌に所属をします。 そこでの様々な業務を、主任の先生に教えてもらいながらこなしていくため、4月1日から授業が始まるまでの約1週間はほとんど授業準備ができないと考えておいたほうが

学習モチベが続かない‥それはマインドセットのせい!?

今日は、勉強に関するモチベーションの話をしたいと思います。音声配信もよろしけば聞いてみてください。 行動心理学から学ぶ、モチベーション勉強を持続してやっていくためにはモチベーションはなくてはならないエネルギー源のようなものです。 私が参考にしている『今すぐできる脳が喜ぶ最強の勉強法』と言う本の中に、行動心理学で導いた勉強方法が書かれていました。その1部を引用したいと思います。 新たな学習を始める時や勉強を長時間続けていくためには強いモチベーションが必要となるのは言うまで

大人が大切にしたい!子どもへの学習指導〜学力より〇〇力?〜

今日は、現職教員であるわたしが、学習指導で大切にしていることというテーマです。 実際に子どもたちに配った通信の一部を引用しました。 同じ内容の音声配信もしてみてます。 花粉症が辛くて鼻声ですが‥笑 点数が「悪い」と、頭が「悪い」になるの?早速ですが、これまで返却された答案を手元で見てみてください。その点数や内容はどう感じますか?平均点いかなかった・・・50点「しか」とれなかった・・・など様々な感想があると思います。 でも、50点を取ることは「頭が悪い」ということになる

アウトプットするチャンネルを増やしてみて気づいたこと。

ずっと自分に自信がなかった。正直、今だって自信なんてない。 だから、私が考えたことを誰かに伝えることなんて、できないと思っていた。 だってこわいから。否定されたらどうしよう、とか思うから。 それが膨れ上がった結果、心がパンクして、休職することになった。 そこで私は、noteという街で自分発信することにしてみた。 そしたらーーーー *** こんにちは。何となく勢いで、エモいプロローグ的な始まりとなりました(笑) 
今日は、自分の考えを発信するチャンネルを増やしてみて

note毎日投稿をふりかえりつつ、今後のワークビジョンを考える。

初めての毎日投稿もあっという間に30日突破です😊めでたい!! 1ヶ月毎日noteを続けてみて記事への反応がどう変わったのかを考えてみます。 今日は、かなりざっくりとした、雑感です。 投稿記事を、ダッシュボードで振り返る▶︎月間PV数ベスト5 1:大人になった卒業生のみなさんへ 2:先生が語りたい学歴の話① 3:中高教員がヨシタケシンスケの絵本に背中を押された話 4:スタンフォードが中高生に教えていること 5:あの頃の私へ、憧れのラジオやってみてるよ ▶︎月間スキ数ベスト

続『スタンフォードが中高生に教えていること』〜レッテルの脅威とは |読書ノート

あなたは堅実に育ったから、いろいろと安心ね。 ある日、とある人からかけられたこの一言が、なぜかずっとモヤモヤして残った。 そのモヤモヤの正体が、先日読んでいた本の一節によって判明したのである。納得感、スッキリ感。 今日は、言葉がけとマインドセットと教育のお話です。 「チャレンジする姿勢を削ぐ言葉がけ」には2種類あるその本とは、noteの読書感想文でも書いた『スタンフォードが中高生に教えていること』です。 スタンフォードオンラインハイスクールの教育において大切にしてい

あの頃のわたしへ、憧れのラジオやってみてるよ。

stand.fm、通称スタエフを始めてみました。 初回なので、簡単な自己紹介と今後テーマにしたいことを話しています。めっちゃ緊張していますね(笑) 新しいチャレンジとして、音声メディアをやってみたかったのでお試しでいろいろ工夫してみました。 シンプルに楽しいですね。 数分で聞けるので、良かったら再生、フォローなどしてみてもらえると嬉しいです。 おまけ話: わたしと音声とラジオと私と小鳥と鈴と(かねこみすゞ)的なノリです。 配信では話さなかったんですが、わたし昔から

大人になった卒業生のみなさんへ

卒業式シーズンですね。 公立の学校は昨日か今日が卒業式だったのではないでしょうか。 毎年、この時期になると卒業して行った生徒を思い出します。 特に担任として卒業式を迎えた時は、人生の中で上位に入る経験でした。 今日は、その子たちに送った最後の学級通信を、今の私だったらどう伝えるか考えてみます。あれから数年、色々な経験を通して私も考え方が変わってきたなぁと思います。 長い文章です。 その分自分の教員人生で紡いできた気持ちをのせられたと思います。 オープン学級通信として