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FUJIFILM400で非日常を記録する

マップカメラのポイントがそろそろ有効期限を迎えるらしい。勿体無いから、手頃な値段で買えるフィルムを買うことにした。すると、「FUJIFILM 400」という聞き覚えのないものを見つけた。どうやら、廃盤になる「SUPERIA X-TRA」の代替らしい。せっかくなら使ったことのないものがいいだろうと思い、それを選んでみた。

夢洲

ある日曜日、ふと車を運転したくなった。カーシェアでトヨタ・ヤリスを借り、ひたすら車を走らせる。せっかくなら車じゃないといけないところに行きたい。そこで、来たる万博の開催地である夢洲へ行ってみた。

万博といえば、アーチ状の木造建築物がよく知られている。まだ近くで見ることはできないが、遠くからその様子を望むことができる。
人気はほぼない。万博といえど、さすがに日曜日は現場全休らしい。
平坦かつ広大な土地、人もいない。どこか非日常感が感じられる。

首都圏旅行

社会人らしくせっせと働くのは当然だが、たまには息抜きも必要だ。
ということで、休日出勤を午前で切り上げ、新幹線に乗る。普通に行っても面白くないから、こだま号でのんびりと東へ向かう。3時間ほどかけて新横浜駅に到着する。

これはスマホで撮影
551の豚まんに昼からお酒という背徳感 セット

横浜在住の友人と合流し、横浜中華街へ。
北京ダックや小籠包などを食べ歩く。今、振り返って思うことがある。昼も豚まんだったなと。

中華街は自分が思ってたよりだいぶ大きかった

ザ・銭湯

実は、この日は宿をとっていなかった。ホテルは安くとも1万円する。快活かな〜空いてるかな〜と思っていたら、友人が泊めてくれるらしい。大変感謝。

友人が家の片付けをする間、近所の銭湯へ。
浴槽は2つある。大きい方には普通の湯が、小さい方にはジャスミンか何かの湯がたまっている。最初に後者の湯に浸かろうとする。おお、熱い。そこで、普通の方に浸かってみようとする。熱い!!
かろうじて入れる温度の、バスロマン的な湯の方に浸かる。壁画は富士山ではなく、西伊豆の風景が描かれている。そういえば、ここは神奈川だったな。そんなことを思いながら、公衆浴場法で〜の入浴は禁じられています的な看板を読みながら、時には無になったりしながら、日々の疲れをとる。

風呂上がり、ドライヤーを使おうとする。え゛、20円なん。
これまで何度か温泉や銭湯には行ったことがあるが、いずれも無料だった。なるほど、これが真の伝統的銭湯なのか。
それは、最近買ったシャープのドライヤーと比べると圧倒的に風量は弱い。でも、男なら問題ない。テレビで流れる競泳を見ながら髪を乾かす。いい感じのところで、ドライヤーの電源が切れる。カップラーメンが出来上がるまでの3分は長いのに、ドライヤーで髪を乾かす3分はあっという間だ。

古き良き「ザ・銭湯」で、いい湯でした。

旅行に行くと大抵公衆浴場に行ってる気がする

雨に濡れる街

翌朝。10時に友人の家を発つ。寝たのが4時だったから、眠い。
駅までの道中に公園を見つける。雨、かつ誰もいない公園。こんな条件だと写真を撮りたくなる。

絞ればシャープな表現もできるのが、このレンズの好きなところ

駅に着く。階段を下りホームに降りると、左手には留置されている車両たちが、右手には並走するJR線が見える。昨日着いた時にもしかして…?と思っていたが、やはりここは鉄分が豊富な駅だった!
こんな見どころの多い駅をすぐ発つはずがなく、乗る電車を2本遅らせて楽しんだ。

なんで東急も?

その後、東横線で東京へ向かい、池袋で合流した別の知人(TwitterでFFの人)とご飯へ。
夕方、赤坂見附の宿にチェックイン。昨日はあまり寝られていないし、今日もいろいろ動いたから、疲労が溜まっている。テレビをつけたら響け!ユーフォニアムの最終話がやっていたが、ひとまず仮眠を取ることにした。

夜の東京

時刻は19時前。さて、晩飯を食べに行こう。昨日今日とジャンキーなものばかり食べている気がするから、たまには栄養バランスを考えて定食とかにしようかな。でも、ここは東京。行ってみたい店もいくつかある。う〜ん、悩む。

色々と賑やかな都知事選

向かったのは新橋。豚丼の美味しい店があると友人から聞いていた。そこで、動物性たんぱく質を摂取。
その後、地下鉄を乗り継いて新宿へ。

銀座駅の流線的な屋根がかっこいい
たぶん新宿三丁目

時刻は21時。路上ライブをする人、それに聴き入れる人。立体的に投影される猫をスマホで撮る人。日本で最も賑やかな街の一つということもあり、この時間でもたくさんの人が往来する。

ごちゃごちゃした街・歌舞伎町へ。昼に来たことはあるが、夜は初めて。やっぱりこの時間でも活気付いている。いやむしろ、この街は夜に本当の姿を出すのではないだろうか。
一枚撮ってみるか〜とフィルムを巻き上げたカメラを片手に歩いていると、誤ってシャッターを切ってしまった。でも、この写真はそうした歌舞伎町らしさを映していて気に入っている。

以上