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ストーリーオブマイライフ/わたしの若草物語

ネットフリックスで「ストーリーオブマイライフ/わたしの若草物語」をみた。小説は持っていたけど、読めていなかったので。以下、ネタバレも入ります。

画がとても美しい、、、ドレス、服、髪の毛、髪飾りのどれもかわいくて今、私が同じ服を着たら少女趣味という感じになりそうだけど、やはり憧れる。

長女:メグ   ザ・長女。
次女:ジョー  小説家志望。結婚に興味がない。
三女:ベス   ピアノが上手。おとなしく優しい。
四女:エイミー 画家志望。気が強い。 
次女のジョーの目線で物語は進んでいく。

この物語は三姉妹である私にとって、より身近に感じた。

長女のメグは裕福な友達と比べてしまいがちだが、結婚相手も裕福ではなかった。結婚後も貧しいのはもう飽きた、と裕福な友達と比べて落ち込んでしまったり見栄を張ってしまったりする。また、そんな自分を責めてしまう。
貧しくて苦労する道を選んだのは自分だが後悔もする。けれど、愛する旦那と子どもがおり、1番愛に生きていると思う。

ジョーは恋愛などに興味がなく仲良しのローリーの好意に気づいていても結婚しても上手くはいかないと断る。しかし、姉妹全員が家からいなくなった時の、私は家族がいればそれでよかった、でも今はたまらなく寂しい、というセリフが印象的だった。全く自分と同じ意見だったからだ。いつも一緒にいた家族もそれぞれの家庭を持ちいなくなってしまう。一人になったとき、プロポーズを断ったことを後悔するが、時すでに遅し。このシーンがとても切なかった。

ベスはピアノが上手で貧しい人にも気を遣うとてもやさしい子。食事の時に人形にもご飯をあげているシーンが私の妹のようだな、、と思った。ベスは天使だった、と姉妹がいう通り、姉妹と家族、近所の人にとっても天使のような存在だったんだろうと思う。

エイミーは個人的に髪型がいつもかわいくて見入ってしまった。ジョーとは激しく喧嘩してしまうが、これは姉妹あるあるのあの子ばっかり!というような感じ。一人っ子だと味わわないな。お金持ちと結婚して家族を支えることができるのはあなただけ、とおばさんにプレッシャーをかけられていて、自身もそう思っていたがずっと好きだった人と結婚して結局お金持ちにもなって、、、とても末っ子の良さが出ていると感じる。

四姉妹だけでなく、近所の男の子のローリーもとても素敵で、物語に欠かせない。ローリーとエイミーのシーンが個人的には好きだ。


結婚は経済だ。女性は結婚しないと生きていけない。お金持ちでないと独身として生きていけない。物語でおばさんや編集長が言う。
これらは今の日本でも少しそうだ。時代は急速に変化しているのに、この考えと環境だけが変わらず残ったまま。なぜ変わらない、、、


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