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大声で街中を闊歩する人の心理とは?

最初に断っておきますが、私は心理学者ではありません。

日々のさまざまなシーンにおいて、気になったことに「こういうことではないか⁉」と仮説を立てることが好きなだけです。

今回は、たまに見かける他人の目を気にせず、大声で話す人の心理について考えてみました。

人間観察をするとき常々感じるのですが、気になる行為とは、自分もやっている可能性のあるモノだと考えています。

同族嫌悪という言葉があるように、誰かの行為を不快に感じるとき、まずは自分の行動を省みる必要があると思います。

私も自戒を含めて、書いていこうと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

街・人々・マンハッタン・夜の街・街並み・人通り

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私が思うに大声で闊歩する人には、2種類のパターンがあると感じています。

一つは、自己中心的な視点しか持ち合わせていない人です。

自分を中心に世界を形成している人にとって、他人の存在は世界のオマケのように捉えているように思います。

ですから「人の目を気にせず生きよう‼」というフレーズを鵜呑みにしてしまうような人は要注意です。

社会生活を送る以上、公共の福祉に反する行為は反社会的活動です。

一時的に、友人などとのおしゃべりで大声になってしまうこともあるでしょう。

徹底的に遵守せよ、とは思いませんが、しっかりと俯瞰的に自分を見つめることを忘れてはならないと思っています。

もう一つの大声で闊歩する人の特性は、自己中心的とは逆の、自分に自信がない人間が自分の声を周囲に聞かせる行動だと私は考えています。

人々・通行人・街並み・昼間・人通り

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不思議に感じるかもしれませんが、自分に自身のない人間は、周囲に認められたい欲求が高い傾向にあります。

ですから、誰かに自分の存在価値を知ってもらいたくて、声を上げるのではないかと思うのです。

例えば実話ですが、20代のカップルが空港で飛行機の搭乗手続きをしていたとします。

おそらく男性は搭乗経験があるのでしょう。

パートナーの女性に対して、あれこれと搭乗にまつわる話を語っています。

本人は気づいていないでしょうが、搭乗経験のない女性を下に見ているような口調になっていることがあります。

「大丈夫だって!最初は揺れるけどちゃんと手を握ってるから‼」

…あ、気にならない方もいると思いますが、悪しからず。

このようなセリフは、一見すると男性が不安がる女性をフォローしているように聞こえるかもしれません。

しかし、周囲にも聞こえるような声で発言した場合、初めて搭乗する女性をエスコートするオレかっけぇぇ‼という心理が働いているのではないか?と感じてしまうのです。

もともと地声が大きい男性もいるでしょうが、女性にだけ聴こえるように「大丈夫だよ」と言えばいいのではないかと思うのです。

ガチョウ・横断・横切る・公園・遊歩道・行列

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もちろん、私がひねくれた見方をしている可能性も大いにありますし、こういった男性が好みの女性もいることでしょう。

しかし、周囲に聞こえる発言というのは、たとえ一緒にいる人に聞かせているのだとしても、それと同時に周囲へ無意味なアピールをしているように感じるのです。

つい先日などは、昼間のラーメン店で男性に対して、自分は不倫相手であるといった旨の話を大声でしている女性を見かけました。

これは、本来は日陰者としての立場であることを自覚しておきながらも、自分たちの存在を知らない場所に身を置いたことでタガが緩み、このような発言をしたのではないか?と私は麺をすすりながら考えていました。

もし、あなたの周りで、大声で話す必要のない内容を声高に語っている方がいましたら、少し観察して、あなたなりの考えを教えてほしいと思います。

今回は、あくまでも個人的な意見であり、決して他人のプライバシーに踏み込んでいるワケではなく、自然に聞こえてくる音について、考察してみたということを、ご理解いただけると幸いです。

街中で大声で闊歩する人は、自己中心的な人、もしくは、自信のない自分にとっての数少ない自尊心を満たすシチュエーションに陶酔する人の2種類に分類できるのではないか?という話でした。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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