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[すこし詩的なものとして]0033 永遠行きの片道切符

君のついた嘘がずっと気になって
本当のことを胸に、僕は自転車を漕ぎ出す
あっちで手を振る誰かが、さよならを言っているようだ
無鉄砲と夢と宝石を
後ろずさりしながら進むストーリーへ
いつか、君がそれを知ってくれたらうれしいな

深い夜空に向かう飛行機
僕らをクールに連れて行っておくれ
この抑えきれない興奮を誰がわかってくれるだろう
モヤモヤした朧な思いを吹き飛ばし
気持ちのよい空へ旅立とう

世紀末の破滅へ
僕は手を掲げ
狂気の宴よ
闇を切り裂く火となって
はるかなるフローリッシュを
惜しむらくは墜ちる太陽
僕は稀代のストーリーテラーだ

海を見に行くはずだったのに
うそつきの空の旅
誰かが回す八ミリテープ
それはただの煙幕で
それはただのピエロなんだろう

そろそろ君の枕に着けるかな
ただ君の見えない嘘が知りたいだけなのに
もうすぐ休み終わってしまう

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実は今日から新しい部署で働くことになりました(どーでもいいことです)。それにあたり、いろいろ諸問題を抱えているのですが、この現部署、前部署、そのほかほかの部署等の話を見たり聞いたりしていると、そこにはいろいろな思惑があることに気がつきます。どれも誰かの身勝手なものが多く、それによって誰かが被害を被ったり、誰かが笑ったりしている。そして被害を被る立場の人が、声を潜め、ぐっと耐えています。
今回は、その中心に自分がいるというのがなんとも申し訳なく、「誰かのための思惑が、誰かの被害になる」ことが居た堪れない気持ちになりました。
話は飛びますが、「嘘」もそれに似ている。いや今回の事態が「嘘」に似ているんでしょう。嘘は1度つけば、必ずそれが重ねて行われ、時にはそれがありもしない真実に化け、片やそれによって身を滅ぼします。
僕は、仕事に対して、何があっても自分のすることが誰かの不利益になってしまうことだけは避けたいと思って仕事をしてきました。それは今後も変わりません。でも誰かの思惑に自分が利用されることだけは、どうも今回は避けれらそうにありません。
この先どうなるのか。不安な日々が続きますが、1週間後、1カ月後どうなっているか期待したいなと思っています。

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