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大人の字、味がある

唐突ですがこれを読んでくれている方に質問です。
小学生(or中学生)の頃、学校で配られたプリントの「保護者氏名」の欄を自分でどうにか誤魔化そうとしたことはありますか?

僕はこの問いへの答えは結構な確率でYESなんじゃないかと思っている。当時プリントの管理なんてろくに出来なかった我々は、提出日当日になって親に書いてもらう必要があることに気付き苦肉の策として自分で「親っぽく」書いてみようとする。

当時はなんとか誤魔化せてるかな…とドキドキしていたが恐らく先生には全部バレているんだろうなと思う。もちろん中にはめちゃめちゃ字が上手な子もいるだろうし、そういう子は子供ながらの偽装工作を上手くやってのけている可能性はある。

けれどやはりどこか大人が書く字というのは味がある。それまでの人生の経験値というか、きっと沢山自分の名前を書いてきたんだろうなというその人独特の筆跡というものを感じる。
20~40年の差なんて簡単には埋まらないわけで、きっと文字の1つでも比べてみたら大きな差があるのだろう。

バイトでお客様にいろいろと記入してもらう機会があるのだが、やはり基本的には字が上手な人が多く「やはり大人になるにつれて字は上手くなるのかな」と思う限りである。
自分はお世辞にも字が上手とは言えないので、果たして自分が20年後30年後に「この人の字は味があるなあ。やっぱり流石大人だ」と思ってもらえるようになっているか不安しかない。

いつかやろうやろうと思ってたペン字を今こそ始めるべきだろうか、、社会人にもなるわけだし…

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