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セブ島で就職活動をしてみる【海外就職への道7】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回はセブ島留学中の就職活動についてお話しします。遠回りしてしまいましたが、いよいよ海外就職に向けた展開に進んでいきます。

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2020年の年明け早々、会社を辞めた僕は海外就職に向けた一歩を踏み出すために、フィリピンのセブ島に来ました。英会話学校がいくつもあるセブ島は、日本から直行便もあり、多くの日本人が生活しています。どう就職活動をすればいいかわからなかった僕としては、英語を勉強しながら就職先を探せる絶好の場所でした。

3ヶ月間の短い留学期間にどこまで進められるか不安はありましたが、まずはセブ島という地に慣れつつ情報収集をしていき、その後に具体的なプロセスに進んでいけたらいいなと思っていました。

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セブ島に来て2週間が経ったある日のことでした。英会話学校でのレッスン中、その日たまたま代理で入った先生に、僕がセブで仕事を探していることを伝えたところ、セブで働いている日本人の知り合いがいることを伝えられます。その先生が以前教えていた生徒で、僕と同じように留学に来てそのまま就職した方でした。

何か歯車が回る音を感じた僕は、先生からその方のフェイスブックのアカウントを教えてもらい、その日中に連絡を入れました。その方が働いている会社は、日本でも聞き馴染みのあるグローバル企業で、学生時代の就職活動で説明会に行ったことのある会社でした。

数日後、その方とその同僚の別の日本人とカフェで会うことになりました。何の仕事をしているのか、どんな働き方をしているのか、休みの日は何をしているのか、いろんなことを聞くことができました。すごく優しく説明してくれたこともあり、僕の中にここで働きたいという気持ちがどんどん大きくなっていきます。

その数日後に行われた日本人向けの会社説明会にも参加し、具体的にここで働くことがイメージでき、ワクワクした気持ちになりました。この説明会で社員代表として流暢な英語でスピーチをしていた女性に憧れを抱き、自分もこうなりたいと強く思うようになりました。実際の職種は、ITのインフラ系エンジニアで、偶然ですが前職と全く同じ仕事内容でした。一瞬、前職の嫌な思い出がよぎったものの、むしろ採用されやすくなる、とポジティブに受け止めることにしました。

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人生で初めて書く英語の履歴書は、勝手がわからず戸惑いながらだったものの、英会話学校の先生やプロの添削士にも協力してもらい、誤字脱字なく、完璧なものに仕上げて提出することができました。

その数日後、面接への招待が届きます。

この続きはまた明日。では。

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