年の瀬のひとりごと
年末を感じる時ってどんな時なんだろう。
もう12月30日になったのに、いよいよ年越し、という雰囲気を感じないのは、ここが日本ではないからなのだろうか。
ノリと勢いで訪れた東欧の国・ジョージアはいよいよ半年間の滞在となりました。
来た時は夏だったから、この半年でかなり状況は変わりました。気温は下がったし、太陽が出ている時間は短くなった。
季節を感じることはあるけれど、年末だからどう、年を越すからどう、といった感覚を感じることはありません。
とは言ってみたものの、僕の気持ちでは今年が終わってしまうことへの焦りや不安から強くストレスがかかっています。
ここ最近何日か毎日投稿していたような、将来への悩みはおそらく年末という時候ゆえのものだと思っています。
2022年何をして、どんな成長できたのか。
客観的に自分を眺めようとする度に、うまくいかなかったことへの罪悪感や葛藤を感じてしまいます。
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大学を卒業して社会人になったのが今から6年前の22歳の頃。振り返れば、あの頃から僕はずっと人生について思い悩んでいたのかもしれません。
仕事が楽しくない。やりがいはないし、仕事仲間とうまく関係性を築けない。
人間関係については会社を辞めたことで断ち切れたけれど、仕事に関しての悩みは28歳になった今もなお続いています。
フィリピンへ就職したり、フリーランスになってみたり、自分なりにアクションは起こしてみました。失敗はしていないけれど、満足いく結果には至らなかったのです。
今はまだこういった行動の先に何があるか全然わかっていません。だから悩むのでしょう。
僕はたとえ何かで成功をしたとしても、うまくいっていない事実があると自己肯定感が下がってしまいます。そういう性格だし、そんな自分をも受け入れなければ、という気持ちはあります。
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クォーターライフ・クライシスという言葉があります。
20代後半から30代にかけて訪れる、人生について思い悩み、幸福感が低迷する時期のことで、クォーターとは人生を100年とした時の1/4の時期を意味します。イギリスでは7割以上の人がこういった時期を経験しているそうです。
近年では人生100年時代と言われ、「60で定年」は過去のものとなりました。仮に70歳を過ぎても働き続けると考えると、まだあと40年間も仕事をし続けることになります。
若い頃のひとつひとつの仕事や環境の選択がのちのち大きな差になっていくでしょう。
だからこそ若者は悩むし、例に漏れず僕も悩んでいる
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僕がジョージアで出会った人に、僕とは大きく考え方が異なる人がいました。
彼の考え方はとてもシンプルです。
「生きている、それだけで良い」
いろいろ悩むことは多いけれど、彼の姿勢を見習ってみようとも思います。
仕事のこと、お金のこと、将来のこと。すべて取っ払って「生きている」と感じることが良いんでしょう。そこに幸福感を持てたらいいなと思います。
他人からどう評価されたり、数字によって人と比較されたり、そういったライバルだらけの社会で育ってきた身としては、そういった競争に疲れているのかもしれません。
純粋な気持ちで「でも今僕は生きている」と思い、風に吹かれてみようと思います。
僕はSNSやブログを見るのが好きで、どうしても他人の人生と比較してしまうことがあります。良いところは吸収しつつも、他人は他人、自分は自分のスタンスを意識していきたいと思います。
2023年、今までよりも生きやすい一年を歩んでいけますように。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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