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リモート海外就職スタート【海外就職への道14】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回は前回の続き、コロナ禍でフィリピンに行けず、しばらくニートとして過ごしていたものの、会社からの一本の連絡を機に状況が一変しました。

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2020年6月中旬。依然新型コロナウイルスの感染が猛威をふるい、ステイホームが叫ばれていた頃、僕は仕事を始めることになりました。フィリピンで内定をもらい入社が決まっていた会社から、日本オフィスで完全テレワークの契約社員として働くよう依頼を受け、フィリピンに行けるまでこの立場で仕事をすることになりました。

前職を退職してから、留学とニートを挟み半年ぶりのサラリーマン復帰です。給料は年収レベルで、前職より100万円以上も下がりました。悲しかったです。でも、不景気の話題があちこちにあったこの状況下で、仕事があることに対しての感謝が強くありました。

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会社では同じくコロナ禍で渡航できない状況の日本人が何人かおり、その人たちでまとめて同日の入社となりました。そのため、中途採用ながら日本人の同期と一緒に研修を受けることになりました。右も左もわからない入社直後の不安感も、同期がいたことが大きな支えになりました。

入社日から半月間のオンライン研修は、日本オフィス所属ではあったものの、フィリピンに行く前提だったことからフィリピン側で行っている研修に参加することになりました。ということは、もちろん全て英語です。

朝7時から夕方4時まで、会社のことや仕事内容、小グループに分かれたチームワークなど、すべてフィリピン側の他の新入社員に混じって研修を受けました。ほかの日本人の同期は皆基本的な英語は話せるようで、質問もしていました。

や・ば・い・・・

僕はその研修内容をほとんど理解できませんでした。ニートの期間、英語の勉強はあまりやっていなかったので、その結果として、このような窮地に立たされてしまいます。面接で上手く乗り越えられたから調子に乗っていたのかもしれません。

このままじゃ仕事にならない。そう思い、入社日から空き時間のほとんどを英語の勉強に充てることにしました。単語帳、文法書、TOEIC問題集、大学時代のリスニング教材、YouTube、スポンジボブのDVD、いろんなものを試してみました。

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ほとんど理解ができなかった研修が終わり、Linuxサーバーのチームに配属されます。ここで、英語+技術のわからないダブルパンチに襲われることになります。Linuxサーバーは前職で触っていたものの、この時1年半のブランクがありました。かすかに覚えているものはあるものの、このままじゃ全然仕事になりません。なので、ここから英語の勉強と共にLinuxの勉強も始めることになります。

あれだけのんびりしていたニート期間とは打って変わって、仕事が始まり忙しい毎日が始まりました。

この続きはまた明日。では

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