お悩み相談を受けるときに気をつけていること
ここ数日、人と話す機会が多く、楽しい毎日を過ごしています。
ある人は就職をしたという報告をし、ある人はビジネスが軌道に乗ってきたと言い、ある人はこれからフリーランスを頑張っていきたいと宣言をする。
僕のまわりの人たちは、最近いろんな局面を迎えています。
そんな状況もあってか、ふと気づくと、お悩み相談を受ける機会が多くなりました。対面やオンラインに関わらず、小さなことから大きなことまで、その人自身の悩みを聞くことが増えてきました。
なんの対価ももらってない気軽な相談だけれど、今回は僕が意識していることを書いてみようと思います。
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僕は人からお悩み相談を受ける時、傾聴に徹して話を聞きつつも、その人にとって別角度からの提案をすることを意識しています。
大前提として、人に悩みを相談する時ということは、既にその人の中に答えが存在している状態です。
「相談する」とは、自分の中にあるもやもやとした観念を、喉を通って外に出して物質化することです。
その一連の流れを通して、その人の頭の中が整理され、悩みの解決につながっていきます。だから、コーチングやカウンセリング、占いといった世間一般のお悩み相談は、指示をすることではなく、気づきを促すものです。
それを踏まえた上で僕は僕なりの提案をしています。例えば、AかBかどちらをやろうか悩んでいる人がいたら、AとBをどちらもできる方法を考えて提示する、といった感じです。
僕はお悩み相談の特訓をしたことがあるわけでもないし、何の資格も持っていません(だからビジネスにすることに抵抗があります)。そんな僕に対して相談をしてくれるというのは、やはりそれ以外の需要も期待したいからだと僕は考えます。
人が悩みを相談したい時というのは、相手のことを信頼している時です。僕に信頼感を持ってくれたことに感謝の気持ちを示しつつ、僕も全力で応えていきたいと思っています。
だからこそ、頭をフル回転させて、全く違う分野の話と結びつけてでも、新たな視座を与えることがあります。
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日本社会では、人は〇〇であるべきだ、のような「べき論」を聞く機会が多くあります。
理想が高いのは良いことです。自分自身が成長することで自己肯定感を上げられる人は多いし、理想を目指していくゲーム感覚を持つことで少しでも現実を楽しく過ごすことができます。
けれど、その理想が現実の自分に即したものでなければ、結局それは「絵に描いた餅」になってしまう可能性があります。
理想を実現できないと、諦めて自暴自棄になってしまうことがあります。そうして、以前より悪い結果になってしまったら本末転倒です。
だから「べき論」は諸刃の剣というより、むしろ「刃」になりやすいと思ってしまいます。
僕はそこに気づいてから、人に対して自分の意見を押し付けることをやめたし、やめてよかったと思っています。僕の提案もあくまで提示に留めるようにしています。
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柔軟な思考は簡単には手に入りません。
今でも僕はそれを手に入れるために日々情報を集めながら特訓しています。
ユニークな人に会ってユニークな生き様を見ていったり、場合によっては書籍やブログ、メルマガといったものを使いながら、僕の脳内のデータベースに「人生論」という知識を日々追加しています。
お悩み相談では、それを適時取り出していくことで、相談してくれる人たちの期待に応えようとしています。
今の時代には今の時代にあった考え方が必要です。
昔は違うと言われていたことでも今では正しくなったことがあるし、日本社会より国際社会を基準に考えています。
僕自身の感覚ももっともっとブラッシュアップしていきたいし、僕が成長することで相談してくれる人たちに今まで以上の成長を促したい気持ちがあります。
それが僕が意識していることです。
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僕は不安になりやすい性格だから、今までいろんな人に悩みを相談してきました。彼らが相談に乗ってくれたおかげで、救われて今に至ります。
僕自身が大きな決断をした時も、いろんな人にその時の僕の気持ちを理解してもらったことで、正直な気持ちを持って決断をできました。
だから、相談をすることで得られる効果は僕もとてもよくわかっています。
老若男女いろんな人たちと関わる中で、僕の中の感覚やセンスも磨かれていき、昨日より今日、今日より明日、明日より明後日、という小さな成長を積み重ねることができています。
僕は人との出会いこそが成長する大きな要因になっていると感じます。
だから、これからもそんな自分を受け入れつつ、僕も僕の周りの人たちもみんなで成長していけたらいいなと思います。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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