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ネガティブ思考を持ち越さない

昨日、1週間ほどの小旅行を終えて首都トビリシに戻ってきました。

東欧の国ジョージアに来てからもうすぐで3ヶ月が経ちます。家なし生活をしているからトビリシもホームというわけではないけれど、2ヶ月もこの地で生活しているため、強い愛着を感じています。

第2の故郷と言えるレベルではないけれど、昨日トビリシに戻ってきたときに「帰ってきた」という実感があり、安心感を覚えました。

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移動日となった昨日、いくつもの不運が重なってしまいました。

昼間にマルシュルートカと呼ばれる乗合バスに乗って、滞在していたクタイシからトビリシまで移動しました。バスの中は人が混み合っており、車内はとても狭く感じました。また、雨が降っていたことからとてもじめじめしていました。

昨日は午前中に会議があり、終わってすぐに宿を出発したため、車内で作業を進めるつもりでした。

しかし、運転手が山道を全速力で走っていたことやそのじめじめした空気もあり、パソコンで作業をしていたらバス酔いをしてしまい、とても気分が悪くなってしまいました。

結果的にバスに乗っていた4時間、ほとんど作業ができませんでした。加えて、酔ってから水をたくさん飲んだため、とてもトイレが近くなってしまいました。

昨日の夕方、トビリシ市内は道路がとても混み合っていたため、到着が大幅に遅れてしまいました。トビリシに到着し、なんとかトイレに間に合ったものの、気分の悪さからとても疲れ果ててしまい、作業どころではありませんでした。

その後、路線バスを待つも、依然道路は混み合っていたため、長時間小雨の降る外で待つことになりました。バスに乗ってからも混み合った道を進むため、本来であれば30分程度で次の宿へ到着するところ、2時間もかかってしまいました。

そんな疲労困憊でくたくたな一日となってしまいました。

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そんな不運が重なるとどうしてもネガティブな気持ちになります。

自分の裁量ではどうにもならないことでしたが、それでも自分の中で「あの時別の行動をしていればもっと良かった」と思ってしまいました。

この「たられば」は改善できないし、運には抗えないから受け入れるしかありません。

でも一度思ってしまうと、なかなかその沼から這い出せなくなってしまいます。

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ネガティブ思考に陥ることは誰でもあると思います。ネガティブな考えを持ってしまうことは仕方ないし、それを否定する気はありません。

ただ、ネガティブな気持ちを抑えられるための術を常に知っておくことは大切だと思います。

そのための対策は人それぞれ違いますが、ネガティブな時にそれをいかにして思い出せるかが大事だと思います。

視点を変えてポジティブ思考に変えてみたり、リラックスしたり、美味しいものを食べたり。僕は寝て起きたらリセットできることを感じているため、その対策を常に忘れないようにしています。

昨晩はとてもネガティブな気持ちを持ってしまいましたが、今日の朝起きた時は昨日のネガティブが嘘のようにポジティブな気持ちになっていました。

だから今日は、昨日とは違う別の自分を生きているような気分を持っています。

この「ネガティブを持ち越さない」という生き方がとても重要だと思います。これからもその考えを意識して、少しでも楽しい時間を過ごせるようにしていきたいなと思います。


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サムネイルの撮影場所はバグラティ大聖堂から見た街並み(クタイシ)

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