ゲストハウス生活と居候生活
およそ3ヶ月に及ぶジョージアでのゲストハウス生活に一旦区切りをつけ、先週から知人の家で居候生活を始めることにしました。
ゲストハウスは安く宿泊できるため、長期滞在をしたい人にとってはとてもリーズナブルな環境です。キッチンも使えるし、Wi-Fiもあります。
そのため、人と生活することが苦ではない人にとっては、長期滞在の候補となる良い場所だと言えます。
しかし、値段と居心地の良さ(悪さ)が比例するのも事実です。
僕のように、観光目的ではなく、生活拠点としてパソコンを使って作業をしたい人にとっては、どういった宿を選ぶかという点はとても重要になってきます。まして仕事をしていない生活では、安い宿を選びがちになってしまいます。
結果、居心地を求めてジョージア国内の合計12のゲストハウスを転々としてしまい、その目まぐるしく変わる環境の変化で、僕は次第に疲れてしまいました。
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ジョージアに来て以降、ありがたいことに多くの知り合いができました。その大半は日本人だけれど、それでももう何十人という数に及んでいます。
おかげでここでの生活も彩りあるものになっています。
そのうちの一人から、僕の状況を鑑みて、家に居候することを提案してもらいました。日本に一時帰省することになり、その期間部屋が空くことになったからです。
これは飲むしかなかった。
徐々に心身ともに疲弊しており、airbnbで民泊物件を借りようと思っていたため、ちょうど良いタイミングでした。
そんなことから、先週より「家」での生活を始めることになりました。
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二人ぐらしをしていたため、僕はもう一人の日本人の方と一緒に住むことになりました。
彼とは今まで何度か顔を合わせたことはあるけれど、一対一で話したことがなかったため、少し心配でした。
けれど、実際は杞憂でした。
毎日、ビジネスや生活習慣、料理のことなどいろんな話をするようになりました。彼は若くして起業家になったため、たくさんの努力をし、たくさんの経験をしていました。僕とは考え方も性格も違っていて、とても面白いと思っています。
また、今までよりも料理に向き合うようになりました。今まではパンやカップ麺で妥協していたものの、彼が健康を意識しているものの料理が苦手なため、お互いレシピを見ながら試行錯誤して毎日の料理をつくるようになりました。
僕は今まで、家族以外の人と長期で同じ家で生活をしたことがなかったから、こういった共同生活は初めてです。今はとても楽しい生活ができています。
そして、この「家」という存在のありがたみを強く実感しています。
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改めて感じる家の強みとは、食材を使い切るかを気にせずに買い物ができるとか、周囲の目を気にせずに好きな時に好きなことができるとか、そういったものもあるけれど、一番の強みはリラックスだと思います。
家にいるととてもリラックスできるし、それゆえ自分の作業も段違いで捗ります。家という安全が確保された空間に身を置くことは、精神衛生上とても重要なことだと感じました。
ゲストハウスでの旅を楽しめるのも、いずれ帰る場所があるからだと僕は思いました。沖縄での2ヶ月間のゲストハウスワーケーション、1週間のヒッチハイク生活などいろいろと挑戦してきましたが、それも帰る家の存在があるからだと思いました。
ゲストハウスを家のように使ってる人も世の中にはたくさんいるため、僕もそういった人たちのように振る舞えると思っていました。だから、家という空間を確保することがこんなにも大事だと思いませんでした。
この居候生活は12月末で終わってしまうため、そろそろその後の滞在場所を考える必要がありますが、僕にとってとっておきの環境を求めていきたいと思います。それが、よりスキルアップするための方法だとわかったから。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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