ネガティブな過去をポジティブに捉えてみる
僕にとって今年の1月からの半年間は、人生の中でも忘れない思い出に残るだろう。悪い意味で。
海外で働きたい、という願いを叶えるために会社を辞めて飛び込んだフィリピンの地。
現地で見つけた会社から内定をもらうも、コロナ禍により日本に帰国し、自宅勤務を経験。
1年半働いた後、ついに決まったフィリピン行きの切符。
しかし、現実はそう甘いものではなかった。
ビザを取るために四方八方動き回り、家探しに苦戦し、落ち着く暇もなく涙する毎日。
仕事は退屈だし、夜勤があるし、もやもやが止まらない。
そんな日々を経ていくたびに疲弊し、ついには心が折れ、これ以上フィリピンでの生活ができないと感じたため、会社を辞めてフィリピンを去った。
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挫折ってこういうことなんだ。
まだまだメンタルの弱い僕にはそんな重圧が耐えられなく、念願のフィリピン生活はわずか6ヶ月で幕を閉じました。
しかし、機会があって、僕は日本には帰ることなく、ジョージアへやってきました。
ジョージアという環境にすっかり居心地の良さを感じて、僕はこの地でしばらく生活することを選んで今に至ります。
ありがたいことにいろんな人に出会え、その度にいろんな話をしてきました。
ジョージアという日本から遠く離れた国で、こんなに多くの日本人と出会えると思っていなかったから、とても嬉しいし、充実した毎日を送っています。
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昨日も新たに一人の日本人と初めて出会いました。その人は話の引き出しが多く、面白い話をいくつもしてくれた。
なぜそんな面白い話をいくつもできるのか聞いてみたところ、考えた末にひとつ理由を挙げてくれました。
それは、どんなつらかった経験も人に話す時は面白話にするということ。
なるほど。
確かにつらかったという感情をそのまま伝えるよりも面白話に変えた方が場は盛り上がるし、人との距離も縮まる感覚があります。
この人は意識的に面白くなるように話をしているそうです。そうすれば人は自分に興味を持ってもらえるし、どんな経験も後々楽しくなっていくから。
その人と居心地の良い空間をつくるために、できる限りのことはしているそうです。
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僕は自らのフィリピンでの話を伝える時、どうしてもネガティブな気持ちを全面に伝えてしまいます。
でも、それはもうやめていきたい。これからはもっと笑い話になるように、角度を変えて話を切り出してみようと思います。
別にコメディアンじゃないんだから、そこまで笑いを分析する必要はありません。
もっと気楽に、もっとシンプルに。
そして、つらかったことを笑い話にできれば、これからするいろんな経験をもっと楽しんでいけるとも思います。
そうやって人生楽しんでいきたいなと思いました。
まだまだ真面目すぎるから、思い悩むことは多くあります。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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