強いネガティブに陥った時の気持ちの変化
この数日間、いろんなことがありました。
詳しくは昨日の投稿にまとめていますが、ショックな出来事がありました。
怒りの感情が強くあったけれど、ネガティブで不安な感情もありました。
ジョージアに来てからもうすぐ5ヶ月。ポジティブなこともたくさんあったけど、ネガティブなこともたくさんありました。
お金を稼ぐ難しさを実感したし、でも動いたからこそ感じた感情もたくさんありました。
だから、行動の結果としてのネガティブな感情だと受け入れられている自分もいます。
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僕は不安に陥りやすい性格です。そして一旦なにかネガティブなことが起きると、とても深い自責の念に陥ります。
そこから回復するのは容易ではありません。つくづく都合の悪い性格だと思います。
でも、最近はそういった性格をとにかく客観視するようにしています。天界から自分のことを俯瞰するように、自分の置かれている状況を見てみます。
場合によっては、より悪い事態に陥ってそうな人と比較して、敢えて奮い立たせています。
不安になった時に、これを意識することで、少しでも回復を早くしたり、ネガティブな気持ちを深く陥らないようにすることができます。
まだまだ完全にできるわけではないけれど、ちょっとずつ良くなってきた気持ちもあります。
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今回の件で、僕は起きた事象から相当深いネガティブに陥ると思っていました。
しかし、実際はそこまで強いネガティブな気持ちには陥りませんでした。
客観的に考えてみると、そこにはいくつかの要因があると思っています。
まず、決定打が弱かったこと。詐欺師からのチャットは連続して届き、いわゆる「突然いなくなる」「跡形もなく消える」状態ではありませんでした。
もしかしてこれって詐欺かも、とじわじわ感じ始めたことで、自分の中に徐々に耐性が付いていき、自己認識できる時間的な余裕がありました。
そのほかには、今居候している同居人の存在があります。
起業家の彼は、ビジネスで何度か大きな失敗をしていて、多額の借金を抱えた経験があります。
だからこそ、彼からするとこの被害額は小さなもので、それゆえかけてくれた「これも経験だ」というアドバイスはとても響きました。
加えて、彼の思考を取り込んで考えて「ここからまた稼げばいいんだ」とも思えました。
これが気持ちの切り替えになりました。
そのほかにも、この経験をnoteの記事にできる、と直感的に感じたことや、いつか笑って話せる経験になるかもしれない、と捉えられていたことも要因としてあります。
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僕のこれまでやってきた不安な自分に対する客観視の練習が徐々に効果となって現れてきました。そこに対する一種の喜びもあります。
だからこそ、僕はこの事態を強いネガティブに陥らずに過ごすことができたと思っています。
先日、とある人が言っていたことを強く覚えています。
通常の状態から大きく離れた強い感情は、ネガティブでもありポジティブでもあると彼は言います。ネガティブとポジティブは紙一重だそうです。
それを常に覚えておいて、そういった境地に立たされた時にこの事実を思い出す。そうすると、少しは「ピンチをチャンスに変える」ことができるのではないかと思います。
そういった不安を乗り越える方法を、少しでも認識していくことが大切だと僕は思います。
落ち着いた感情の時に、こういった不安を取り除ける対策をひとつでも多くしていくことが、不安になりやすい自分が生きる術だと思っています。
年初に立てた2022の目標「拗ねない」は今でも覚えています。
もっと自分にとって生きやすい世の中にしていくために、これからもあの手この手で努力していきたいと思っています。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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