うつ病闘病日記No.31 障害年金と就業

ある日、ネットを眺めていた時ふと目に留まる画像が飛び込んできた
内容がある意味自分の中では時事的な物なので無意識に関心があったのかもしれない

内容は「障害基礎年金の等級区分基準」と「障害年金受給者の勤労形態別就労率」だ

障害等級については細かい事は診断書などを基にしているとは言え、ざっくり言えば、1級は寝たきり状態や閉鎖病棟入院レベル、2級は日常生活ギリギリで就業困難な状態のレベルらしい。
一応、障害年金と言っても、基礎年金より厚生年金の方が僅かに審査が緩く、等級も3級まであるので受給しやすい(?)らしいとの声も…

んで、就労形態別の受給者比率だが…
身体障害者の就労形態は常勤が多く、知的障害者と精神障害者はパートやアルバイト、障害福祉活動支援センターなどの勤務が多い。

実は、ここには企業側の大きな思惑もあるのだとか…
事実、身体障害者の障害者雇用と精神障害者の障害者雇用とを比較した時に、どういう事が起きるかと言われたら、企業側の理想は「身体は不自由な部分が有っても、"勤怠に影響をあまり与えない"人が欲しい」のだ。
精神障害者は心身共に不自由であり体調管理などしたくても出来ない、結果的に勤怠にも多大な影響を与える事がしばしば起こりうる。身体障害者の場合は身体を動かす事や一部の器官が不自由ではあるが、体調管理的な問題はあまり起きないため、勤怠は健常者と同じようにできる人も多かったり、在宅勤務などの配慮ができれば無理な出社はせずとも仕事をフルタイム行う事ができるということだ。
したがって、企業側の障害者雇用の内定比率は身体障害者の方が圧倒的に内定率は高くなるのだ。
精神障害者は目に見えない部分が多く配慮をしようにもカバーする人も負担が図り知れず、内定を出しにくい現状が多い。そのため、わざわざ障害の内容を伝えないで就活する"クローズ就労"を選択して、健常者と同じく働くようにしなければ内定すら貰えないことも多く存在していることが事実である。

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