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千葉県館山市でHRテックのSaaS?代表の生い立ちや起業理由を徹底取材【前編】

※インタビュー記事です※

あなたは夢や目標を持っていますか?
夢や目標に向かって努力をしても、達成できないと諦めた経験はありませんか?

きっと『部活・受験・就活・資格取得・起業』など、誰でも一度は大きな夢や目標を掲げて、
取り組んできたことがあるはずです。

しかし、その目標は本当に達成されたでしょうか?​​

思うように結果を出せず諦めた経験。
途中で投げ出してしまった経験。

このような経験をした方が多いのではないでしょうか。

そんな夢や目標を実現へと導き、諦めずに挑戦し続ける社会を作ろうと、千葉県館山市で立ち上がった1つのHRテック企業があります。

その名は「株式会社クルージズ・テクノロジーズ」。

ビジョンには「全ての個人や企業が、夢や目標の実現のため、情熱をもち、諦めずに挑戦し続ける社会を目指す。」を掲げ、航海の狼煙をあげました。

今回は、そんな株式会社クルージズ・テクノロジーズの代表である「牟田 健登」に、起業の理由や生い立ちを取材。そして、会社が目指すところは一体どこなのかを赤裸々に語っていただきます。

【プロフィール】
牟田 健登

奈良県生まれ、東京育ち。2016 年に新卒でベンチャー企業へ入社。人事評価に関する営業とコンサルティングを行う。入社半年後には千葉支社立ち上げにジョインするが、約 1 年間目標未達成が続く。そこで、あることを変えて、10 四半期連続目標達成を成し遂げる。入社 3 年で社内の担当クライアント数トップになる。
その中で、自身での事業計画を考え、2021 年 2 月に退職、4 月に館山市に移住し起業。人事や経営のコンサルティングをしながら、ITの新サービスを開発中。
ビジネスパーソンとしての今があるのは千葉との出会いのおかげであり、千葉県の貢献したいという想いから、千葉県館山市のまちづくり活動にも力を入れている。館山市のまちづくりを行う(株)館山家守舎の取締役も兼務し、館山市のまちづくり事業を委託し活動中。クルージズのサービスで、館山発で上場、そして館山のエリアを未来都市にすることを目指している。


株式会社クルージズ・テクノロジーズとは

ー 本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、株式会社クルージズ・テクノロジーズが一体どのような会社か教えてください。

牟田代表
「実はどんな会社かどうかについては、全てクルージズ・テクノロジーズという社名に込められています。クルージズは”航海"という意味を持つクルーズの複数形。

何の”航海”かというと、『個人なら人生・経営者なら経営・夢・会社ならビジョンやミッション』など、それら目的地へとたどり着くための道のりを指しています。

そして、目的や夢、ビジョンを達成するためにITやAIなど様々なテクノロジーの力を使って導いていくのがクルージズ・テクノロジーズです。」

ー なぜ、社名にこのような思いを込めたのですか?

牟田代表
「それは自分自身が学生だった頃に夢や目標を持っていても、なかなか実現できずに諦めた経験がきっかけとなっています。そして、実現できなかったときに自ら様々なことを勉強したり、人から教えを受けることで「こうやればいいんだ!」と達成するための方法が分かりました。やり方さえ分かれば、夢や目標は実現できます。

皆さんやりたいことの大小あれど、実現したい・なりたい姿があるでしょう。しかし、どうやって実現したら良いか分からないという個人や企業がたくさんあります。

だからこそ、夢や目標を実現するためのやり方を”テクノロジー”の力で伝えていきたい。そうすれば、よりたくさんの人が夢やビジョンに向かっていけるんじゃないかと思ったからです。」

ー 思い返せば、私も夢や目標を追いかける中でたくさんの挫折を経験してきました。今になって思うことは、「追いかけていた時に、実現するための知識があったらな」という後悔。テクノロジーを通して知識を広く届け、夢や目標を実現するための航海を支援するという思いのこもった社名に、感銘を受けました。

※2022年11月時点のもの

ー ありがとうございます。次に、クルージズ・テクノロジーズのミッション・ビジョン・バリューについてお伺いしたいです!ベンチャー企業で、ここまでミッション・ビジョン・バリューが明確になっているのは珍しいように感じたのですが、どのような思いが込められているのでしょうか?

牟田代表
「それを話すには、そもそもミッション・ビジョン・バリューが何かを理解してもらいたいです!」

ミッションとは会社が何のために存在するのかという会社の使命


※2022年11月時点のもの

牟田代表
「まず、ミッションとは『会社が何のために存在するのか』という会社としての使命を表します。

働いている従業員にとっては、なぜ働いているのか、なぜ仕事をしているのか。具体的に言うと、目の前のお客さんとなぜ接するのか、といった使命を現しています。

そんなミッションですが、クルージズ・テクノロジーズでは、

『再現性があり、簡便な目標管理のノウハウと目標達成のソリューションの提供で、全ての個人や企業が夢や目標の実現のため、 情熱をもち、諦めずに挑戦し続け、経営や人生という大海原を航海することを支援する』

というミッションを掲げています。これは人や企業の夢や目標の実現のために、目標管理ノウハウやソリューションを提供し、そして支援するということが使命となります。」

ビジョンとはミッション(使命)をもって働いた先の世界・社会

※2022年11月時点のもの

牟田代表
「そして、ミッションという使命をもって働き、その先に見える見えているであろう世界・社会がビジョンです。つまり、めちゃくちゃ頑張って働いた先にはこんな社会があるということ。

クルージズ・テクノロジーズでは、航海した先にある未来としてビジョンを『全ての個人や企業が、夢や目標の実現のため、情熱をもち、諦めずに挑戦し続ける社会を目指す。』と掲げています。」

バリューとは価値観

※2022年11月時点のもの

牟田代表
「そして最後のバリューとは価値観のことです。これは行動する上でのマルバツの判断基準です。例えば、この仕事はやるかやらないか、また、やっていいかやらないかなど、『この行動ってした方がよいのかな?』と迷った時の指針となります。つまり、どっちにいくべきか迷った時に、方向を示してくれる訳です。

価値観とは文化。例えば日本の文化であれば、挨拶を大切にする・おじぎをするなどの価値観があります。つまり、常に日頃から当たり前のように行うことなんです。

文化とは、行動の再現性とも呼ばれていて、どんな時にどんな状況でもバリューがあれば、行動に迷わなくなります。クルージズ・テクノロジーズで働く際は、この行動指針に沿ってお仕事に取り組んでいただきます。」

ー ここまでバリューが整っているベンチャー企業って、あまり見たことがないのですが、バリューが定まっていることで会社や従業員が得られることは何ですか?

牟田代表
「経営者も従業員もこの行動をしていいかどうか迷わなくなることです。例えば、クレームをもらったときの対処法、新しいサービスを立ち上げる時。

もっと細かく仕事レベルで話すと、メールの書き方で悩んだ際にもバリューに沿って行動できます。」

ー ちなみに、10個のバリューがありますが、特にこだわりや思いがあるものはありますか?

牟田代表
「そうですね、

  • 完璧を目指すが完璧になってはいけない

  • その1文字すらも価値ある商品である

  • 生きた証を遺す

でしょうか。

『完璧を目指すが完璧になってはいけない』と『その1文字すらも価値ある商品である』は共通していて、現状で満足しきらないということです。

これで完璧なんて思ったら、『もっと改善して良くしていこう』という発想が生まれません。そして、『その1文字すらも価値ある商品である』ですが、これは営業資料一文字「の」「を」「が」なのかでも価値が変わってくるということ。

もちろん営業資料に限らず、一挙手一投足、身だしなみなど、全て一個一個に価値があると考えています。

例えば、全く同じセリフ同じ発想、同じサービスで営業を行ったとしましょう。ただスーツかTシャツかというどんな服装で営業をしたかによって、結果は変わります。

つまり、『このお客さんならこのネクタイにする!』など、常に何事もこれで大丈夫だと妥協しないことが大切です。」

ー 確かにもしかしたら別の言い方をしていたら結果が変わっていたかもしれないですもんね。全てどのような選択をとるかで未来が変わっていくように思います。

牟田代表
「次に「生きた証を遺す」ですが、これは何かモノを遺すのではなくて、「あなたがいたおかげで」というのをたくさん増やしましょうということです。

例えば、信頼や価値観。仮にクルージズが上場したら、地域/地方が稼げる・税金を納められる・新しく開業する人が増える・誘致企業が増えるなんて未来がやってきたとします。そのきっかけを作った1人になれたら、きっと自分が死んだあとも「あの人がいたおかげでこの地域・地方が発展した」など、誰かの心に”遺る”でしょう。『そういう仕事をしようぜ!』ということです。」

ー なるほど!一言では言い表せられない深い意味が込められていますね。成果物だけじゃなくて、誰かの心に思われ続ける存在になれたらかっこいい。「そうなれるような仕事をしようぜ!」かっこよすぎます。

牟田 健登の生い立ちと起業した理由


ー なぜ起業をしたいと考えたのですか?

牟田代表
「幼少期のころから起業をしたいという思いは強く、大学四年生の頃にはオーダースーツビジネスで個人事業主をしていたことがあります。しかし、なかなか売れずに厳しい現実を見ることとなりました。

そして、ちょうど卒業の頃、1月2月ですかね。このままじゃダメだと未来を描けなくなってしまったんです。自分でやっても何も達成できない・好きなことだけじゃ何もできないということが分かりました。」

ー 就活はしていなかったんですか?

牟田代表
「就活はしていたけれど、ぜんぜん本気になれず。どうしても自分で起業したいという思いがあったので、なかなか就活に臨めなかったんです。

そこで経営者の方からアドバイスがあって、まずはノウハウを学びなさいと指摘をいただきました。そんな時に頭をよぎったのが、ワンピースのトニートニー=チョッパーがDr.くれはに言われたセリフです。

 『いいかい優しいだけじゃ人は救えないんだ!
 人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!!』

そこでハッとした僕は、知識と技術を身につけるためには、まず就職が必要だと気づきました。その中で、自分が何をやりたいかと模索した時に、これまでのアパレル接客業やアルバイトで塾の先生をした経験から、人の悩みや課題に対してどうやればいいか提案したりサポートするのが好きだと分かったんです。

その中でも人事コンサルタントが自分に合っていると考えて絞り込み、人事コンサルタントへの道を歩みます。」

ー なるほど、それがきっかけで今の人事コンサルティングに繋がる訳ですね。でも一体どうして、自分で起業しようと決意したんですか?

牟田代表
「起業に踏み切った一番の理由は、もっと柔軟にお客様のお悩みに寄り添い、そして課題解決へ導くお手伝いをしたいと考えたからです。

企業の悩み・課題というのは、どこも同じものを抱えています。そして、それぞれに対する解決策も定まっており、マニュアル化できるものです。

だからこそ、もっと多くの中小企業様に、適切な価格でこの課題解決方法を届けたいと思うようになりました。

そして、この課題解決方法が広く届けば、もっと社会が良くなると考えたんです。それを自分の手で、僕だったらできるという未来が見えたので起業を決意しました。」


幼い頃から起業したいと考え、それを実現させる牟田代表。やりたいことの芯もブレず、貫くところがとてもクールだと感じました!実現を支援するエキスパートとして、とても頼もしいです。

さて気になる千葉県館山市でHRテックのSaaS事業で起業した理由は一体なにか。そして、クルージズ・テクノロジーズが目指す未来については、後半でご紹介!

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