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「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」ために

ぼく、かれこれ1年以上、毎日noteを更新しているんですね。


いまとなっては「noteを更新する」ことが「ご飯を食べる」と同じくらいの習慣になっているので、「noteを更新すること」自体に対する感情は、そんなにありません。

なにを書こうかなって考えたり、いまこうやって文章を書いたりしている時間は、楽しいなって思いますが!

だから正直、noteが「 #noteのつづけ方 」ってお題を公式として用意していることが象徴的なように、いかに「noteを続けてもらうか」にコミットしている理由が、あんまりピンと来てませんでした。

曲がりなりにも1年以上書いてきた身としては、「続ける人は続けるし、たまに書く人はたまに書くだろうしなー」くらいの感覚だったのです。


ただ、最近なってようやく、noteがミッションとして掲げている「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」ことの大事さと、どれくらいnoteがそのミッションの遂行に注力しているのかということが、少しずつ分かってきた気がします。


ぼく、毎日のnoteのトップ画像には、できる限りじぶんで撮った写真を使うようにしています。

使った写真は他の人も使える設定にしているので、ときどきnoteから「あなたの公開した画像を、〇〇さんが使用しました」っていう通知が来ます。

そしたら、2週間前くらいに「合計で800回あなたの画像が他の人に使われました!」って通知が来ました。


お世辞にもぼくの写真技術は高くないし、将来的に写真単体でマネタイズしたいなという考えもいまのところないので、本当に趣味(+インタビューのときに、どうせ撮るなら質の高い写真を撮って、記事全体の質を上げたい)の領域に近いのですが、いまのところコツコツと続けられています。

それで、以前までのnoteの施策のありがたみを的確に実感してなかったぼくは、「文章みたいな感じで、写真も毎日どこか別のプラットフォームに投稿しよう!」と思いました。

結果的にピンタレストを選んで1ヶ月くらい毎日写真を投稿してたんですが、


全然反応がない😂😂😂😂😂


毎日毎日通知欄をクリックしても、あるのは「あなたのフォローしているタグ?から、新しい写真が投稿されました」という告知ばかり。

最近は、ピンタレストへの投稿は止めてしまいました。


たぶん、どこかのタイミングで1回でも2回でも、「フォロワーが1人増えました」とか「あなたの写真がピン留めされました(って表現で合ってる...?実際に通知が来たことないから分からない...)」とかって来てたら、もしかしたらもう少しモチベーションが変わっていたかもしれません。

(一応断っておくと、話の分かりやすさのためにピンタレストって固有名詞をあんまり良くない文脈で出しちゃいましたが、もちろん悪いのはピンタレストじゃなくて、圧倒的にセンスのなかったじぶんの写真です)


反応がなくてモチベーションが上がらないという経験をしたときに、はじめて「あっ、noteがここまで"発見"や"褒める"ことを大事にしていたのは、それがやっぱりたくさんの人にとってのモチベーションになるからだな」と気づきました。


ぼく、何人かの友だちには言ったことがあるし、実際にnoteでも何回か書いた記憶があるんですけど、じぶんの書いているnoteに関して、PVはめちゃくちゃ極論を言うと「1PV」でも良いと思ってます。

(細かいことを言うと、今年は年間6,000スキをひとつの目標にしているので、本当に1PVだったらダメなのですが!気持ち的な極論の話として)


その1PVは「じぶん」で、このnoteは一番は「じぶんのため」に書いているので、外部からの賞賛が「noteの更新そのもの」に影響を与えることはあんまりないと思います。

「読んでるよー!」とか「面白いね!」とかって言ってもらったり、SNSでシェアしてくれたりすることはめっちゃうれしいですけど、それは単純に「言ってくれた人やシェアしてくれた人への感謝の気持ち」に反映されているってイメージです。

だから序盤の「続ける人は続けるし、たまに書く人はたまに書くだろうしなー」くらいの感覚だったんですが、、、


ピンタレストでのできごとを経験して、「外部からの賞賛って、めっちゃ大事なんだな」って、いまさら気づきました。

その1つの通知、その1つのリアクションがあるだけで、投稿する側のモチベーションは雲泥の差になります。

そして継続することによって上達して、そしてもっと反応がもらえてもっと楽しくなっていくという好循環。


「好きを仕事にする」ことが善とされる昨今の世の中で、とはいえ大半のひとにとって最初から夢中になれるものをいきなり見つけるのって、けっこうレアケースだよねって話になって、結局は「好きこそものの上手なれ」よりも「上手や得意が好きにつながる」順番のほうが、再現性が高いじゃないか?という話もチラホラと聞く今日このごろ。


noteが良い意味でいちいち通知をくれたり、バッジ制度を作ってくれたり、定期的に書くお題をくれたり、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションを遂行するにあたって、そういった施策はとても大事だなという話と、そしてそういった施策を本気で実行しているnoteってやっぱりスゴイな!という話でした。

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