「好きなことを見つけよう!」の本当の意味
『自分の好きを仕事にしよう!』って、ここ数年は特によく聞きます。
これは、そっちのほうがどれだけでも努力し続けられるから、義務感でやってる人よりも強いとかっていうことよりも、好きなものとかそういう環境に対して『熱狂している状態そのもの』に価値があるっていう話だと思ってます。
昨日、ぼくがwevnal(ウェブナル)を選んだ、どちらかというとロジカル寄りな話を書きました。
本当は昨日でこの『ぼくがwevnalを選んだ理由シリーズ』は終わろうと思ってたんですが、最後に今日のnoteだけ付け足しておきます。
「自分の給料」よりも「会社の未来」をとった先輩
wevnalの基軸事業は、広告代理事業です。
広告代理事業の基本的なお金の流れとしては、クライアントからお金をいただいて、そのお金でメディアの広告枠を買って、その枠にクライアントの魅力を存分に伝えられるような広告を配信して、そしていただいたお金のなかから手数料として、その何割かをwevnalが受け取るというものです。
手数料をもう少し具体的にいうと、どこのメディアに広告を出そうかとか、どんな広告を出せばより魅力を伝えられるかというところで、代理店は価値を発揮します。
それで、wevnalはネット上を主なフィールドとしてしている広告代理店で、つまりはいろんなSNSの広告枠に広告を出してるんですね。
有名なところだとTwitterとかFacebookとか、Instagramなどです。
この話と、ぼくがwevnalで働きたいって思った理由と、あと冒頭の熱狂の話がどうやってつながってくるかというと、最近、wevnalは新しいメディアへの広告出稿にもどんどんチャレンジしていこう!という方針をとっています。
TwitterとかFacebookとか既存のメディアだけじゃなくて、もっと他のメディアにも広告を出して、より幅を広げていきたいという狙いがあります。
ただ、それって目先の利益だけをみるとすごくリスキーなんですよね。
イノベーションのジレンマにも若干似たところがあるんですが、既存メディアで10→11の売り上げを出すよりも、新規メディアで0→1の売り上げを出すほうが、同じ『1』の売り上げアップでも、断然後者のほうが難しいからです。
なので、いままで既存メディアに出していた広告を新規メディアに出すことは、一時的な売り上げ減につながる可能性が高くなります。
ただ、その新規メディアに先頭を切ってチャレンジしてくれているのが、wevnalでトップクラスの売り上げを出してる方たちなんですね。
wevnalにも他のベンチャー企業と同じように個人の『売り上げ目標』があって、それを達成したら給料とは別のインセンティブ報酬があるんですが、そのトップクラスの売り上げを上げている方たちは、もちろん毎月のように売り上げ目標を達成しています。
ただ、新規メディアにチャレンジすることによって、もしかしたらこれまで当たり前のように達成していた目標売り上げには、直近では届かないかもしれません。
それでもその先輩方は『それでwevnalの事業の幅が広がるなら』ということで、いまも新規メディアに広告を出し続けていろんな分析をしています。
これって、あえて極端な言い方をすれば『自分の給料よりも、会社の未来をとった』っていうことです。
創業者や経営メンバーならまあわからんでもないですが、これを社員の人たちができるって、もちろんチャレンジしている先輩たちが一番すごいんですが、それと同時にメンバーにそういった想いをもってもらった会社(≒経営陣)もすごいなって思いました。
「熱狂すること」の相対的な価値は、どんどん上がっている
言ってしまえば、『会社』なんて『ただの箱』なわけです。
『自分が生活のために必要なお金を稼ぐ場所』っていう認識でも、全く間違っていません。
にも関わらず、そんな理性をぶっ飛ばして『会社のために』っていう『熱狂』を生み出したwevnalという組織に、ぼくはものすごく興味を持ちました。
いま、『熱狂すること』の相対的な価値は、どんどん上がってきています。
なぜなら、ぼくたちに『選択肢』が増えたからです。
昔はいまほど選択肢がなかったので、半強制的に与えられた環境、ものに対して、悪い言い方をすれば思考停止して、熱狂していました。
ただ、いまは選択肢が増えたことによって『熱狂する』ことにそれなりの『理由』が求められます。
なぜ幾多ある選択肢のなかから、それを選んだのかと。
でも大抵の人にとって、行きていくうえでどうしても譲れない大事なことなんて、そんなにありません。
だからぼくは、『理由』なんてぶっちゃけ後づけとか、あとからあぁそういうことなのかって理解するくらいでいいと思ってます。
そんなことよりもまずは、『熱狂している状態そのもの』に価値を見出して、それを得られそうな環境やものに触れてみるっていうことが大事です。
実際、ぼくもwevnalでの1年間のインターン時代は、本当にあっという間もないくらい一瞬でした。
そういった『熱狂』への興味と誘惑に駆られたのも、ぼくがwevnalに魅力を感じた要因のひとつです。
最後の最後に必要なのは「論理」じゃなく「覚悟」と「直感」
もうここまでの時点で、ぼくの思考は『wevnalへ行くか』『他の会社の選考を受けてみるか』『就活せずに長期インターン』するかみたいな数多の選択肢の横並び状態から、『wevnalへ行くか』『断るか』の二択になっていました。
言い換えると、ほぼほぼwevnalへ行くことを決めて、あとは最後のひと押しだけ!みたいな状態です。
ここまで半年感さんざん考えてきたつもりだったんですけど、やっぱり最後wevnalの社長に連絡するときは、文面を作ってから2~3分送信ボタンを押せずにいました。
『ほんとにこのあと何があっても、自分が選んだ道だと覚悟を決められているか!?』と、何回も自問しました。
ただそのときに、昨日も紹介した『転職の思考法』に出てくる、また別の一節が思い浮かびました。
それだけ悩んでも答えが出ないということは、もはや正解がないところまで考え抜いたということだ。
もうこうなってしまえば、論理的なもの云々は一旦置いておいて、ぼくの直感に頼るしかありません。
そして、ふとぼくがFacebookに就社報告をする場面を思い浮かべたときに、wevnal以外の会社へ行くという報告をすることが想像できませんでした。
ぼくはFacebook上でwevnalのいろんな方とつながってるんですが、1年間お世話になった方たちが見ているFacebookフィードに、他社への就社報告を流すことはなんか無理だなと。
よくプロ野球選手が海外へのFA宣言をして、記者からの『日本国内の他球団への移籍は視野に入れていますか?』という質問に対して、『日本で他の球団のユニフォームを着て、いまいるチームと試合をすることが想像できないので、それは考えていません』と答えてたんですが、それの気持ちがほんの少しだけ分かったような気がしました。
もう最後の最後はスピリチュアル的な感じになってしまうんですが、どうせ未来のことなんてわからないので、最後に背中を押してくれるのは『自分で選んだ道だ!』という覚悟と、直感です。
というわけで、ぼくはwevnalへ行くことにしました。
こんな記事広告を書けば書くほど自分へのプレッシャーが高まるんですが、それはいい感じに利用していきます。
▼『キャリア選択』について、今日とはまた違った観点からのnoteも書いてるので、ぜひこちらも読んでください!!
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