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noteの「街化」が著しい

noteって、「閲覧履歴にもとづくおすすめ」っていう機能があって、タイムラインに普段読んでいない人の記事も流れてくるじゃないですか。

それで、それまで見かけたことのなかった方のnoteが流れてきて、クリックしてみたらnoteのフォロワーが1,000人くらいいる方でした。

ただ、そこのプロフィール画面から、連携していたTwitterの画面に飛んだら、Twitterのフォロワーは100人くらいだったんですね。

別にフォロワーの多寡がすべてじゃないですけど、少なくともその方に関しては、きのうそれぞれのプロフィールを見たとき、「あ、完全にnoteを主戦場にされている方だ」って思いました。


noteでいうと、最所さんとか林伸次さんとかも、Twitterよりもnoteのフォロワーの方が多いのですが、最所さんや林さんは、どっちのプラットフォームでもフォロワーが1万人を超えていて、ちょっと表現が難しいんですけど、別にお二方の場合、最悪noteがきょう消えても、めちゃくちゃ困るってことはないと思うんです。

ただ、一方でぼくが冒頭に挙げた方は、noteのフォロワーが1,000人くらいで、Twitterが100人くらいだと、仮に「noteがきょう消えた」ら、たぶんけっこう困るはずです。

「情報発信の場」として、noteに一番寄りかかっている人が出てきているというのは、実はこれめちゃくちゃすごいことだと個人的には思っていて、まあ一言で言ってしまえば「noteが大きくなってる」って話なんですけど、きのうの出来事はその事実を改めて実感しました。


めっちゃ正直なことを言うと、めっちゃ失礼なんですけど、最初にnoteを使い始めたとき、「noteにフォロー機能っているのかな?」と思っていたんです。

ぼくが本格的にnoteを使い始めた2年前くらい、ぼくのnoteに対するイメージは「テキストが得意なTwitter芸人が、140文字では書ききれないちょっとした長文を書く、UXの優れた場所」という感じでした。

もうこの勢いでめっちゃ悪い言い方をすると、「Twitterの長文を書くためのオプション機能」みたいな認識だったのです(本当にごめんなさい)。


ただ、このイメージが的外れかというとそうでもなくて、実際、先日公表していた「noteへの流入元」に関するデータでは、2年前はほ「ソーシャル(=TwitterとかFacebookとか)」だったようです。

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画像:決死の覚悟でのぞんだnoteのドメイン移行。検索流入急落からの復活劇


いまは「ソーシャル」と「オーガニック」と「ダイレクト」それぞれの割合がほぼ30%ずつと、うまく分散されていて、noteが「独立したプラットフォーム」として回り始めていて、本当にすごい。



それで、ここまでちょっと第三者目線的な感じで書いてきたぼくなのですが、かくいうぼくも、最近、あんまりTwitterに自分の書いたnoteをシェアしていません。


そもそもぼくTwitterでのツイート数が1日1回とか2回とかなので、毎日書いているnoteをいちいちシェアしてたら、自分の投稿履歴がnoteの告知だらけになっちゃうっていう前提がありつつも、やっぱり、Twitter上では書きにくいことでも、noteなら吐露できちゃうという空気感というか平たく言うと安心感みたいなものが、noteにはやっぱりあります。

別にnoteで書いてることも、全部無料なので、理屈的にはTwitterと同じで「誰でも見れる(権利がある)」んですけどね。

そこにはやっぱり、ゆる〜い境界線があります。


書いているnoteをシェアしてもらうことに関しては、めちゃくちゃうれしいでのですけね!!!

「自分でシェアする」のと、「他の人にシェアしてもらう」のでも、またやっぱり、なんとも言えない違いがあるんですよね...。

ちょっと話が脱線しましたが、要は(良くも悪くも)「noteっぽい空気感」みたいなものが醸成されつつあるところを見ても、やっぱりnoteは「1つの街」として機能しつつあるなあと感じます。

その証拠に、ぼく最近ほとんどTwitterで自分のnoteをシェアしてないんですけど、フォロワーさんとかPV数とかはちょっとずつ伸びていて。

これはやっぱり「noteそのもの」の成長に比例しているとも言えると思うんですよね。

実際、1週間前に公開した『「エンタメ」×「投げ銭」の可能性』っていうnoteがあるんですけど、noteの編集部マガジンにおすすめとして取り上げてもらった瞬間、スキ数とかフォロワー数とかが一気に伸びて、過去最速で100スキを超えました。



Twitterで積極的に自分から告知していないのに、noteというプラットフォームが持っている資産だけで、ちゃんとフォローやスキ、PV数などが回っているのです。


「noteは街」というのは、CEOの加藤さんはCXOの深津さんがずっと言い続けていることだと思うのですが、最近、いちユーザーとして、noteの「街化」を実感する日々です。

ぼくには最初ちんぷんかんぷんだった「フォロー機能」も、いまのこういった状態を見越した上で実装していたと思うので、その先見性のあるビジョンと、実際にそれを実現する実行力が、めっちゃスゴイです。


まあ2,000字かけていろいろ書いてきたんですけど、きょうは「noteと加藤さんスゴイ」って話でした。

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