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「SNSのフォロワーが多いこと」の意味
もう言われ尽くされている話ではあると思うのだけど、この4月から社会人として働き始めて、自分の中で実感を持って改めて思いつつあることについて。
結論から言うと「SNSのフォロワーと仕事(≒実務)ができるかどうかは全くの別」という話。
そんな議論はもうし尽くされていて、ぼくも頭では理解していたつもりだったけど、やっぱり「この人フォロワー多いけど、実際のところあんまり大したことなさそうだな」(言い方が雑ですみません...)っていうのと、逆にむしろ「この人SNSでのフォロワーはあんまり多くないけど、実際にはめっちゃ頭いいし、仕事早いしめっちゃ優秀な人だな」っていうのと、両方のケースを見てきました。
やっぱり「SNSのフォロワー」って、「SNSの文脈に合わせた情報発信がうまい」もしくは「文脈に合わせるの好きでめっちゃ数こなしてる」かの、どちらかの指標でしかなくて、言ってしまえば「(単なる)1個の特徴」でしかないんですよね。
「身長が高い」とか「足が速い」とかと同じ位置付けの。
でも逆に、身長が高いとちょっとモテやすくなったり、足が速いと、電車がギリギリのときに間に合う確率がちょっとだけ高まったりするのと同じように「SNSのフォロワーが多いこと」で、何かしらの恩恵があることもたしかです。
だから、そこの「SNSのフォロワーが多いこと」っていうのを、過剰評価する必要はないですけど、もちろん逆に過小評価する必要もないのかなと思います。
ちなみに、「SNSのフォロワー多いけど・・・」のタイプは、ちょっと暗い話になってしまう可能性もあるので逆にスキップするとして、ポジティブな意味で「SNSのフォロワー数に惑わされない」って話をすると、(実はめちゃくちゃ仕事ができるのに)SNSのフォロワーが少ない人って、見方を変えれば「別にSNS上で評価してもらう必要がない人」の可能性も、大いにあり得るのです。
言い換えると、すでに何かしらの業界や会社などで評価されている人ということ。
SNSを仕事で活用するなら、経営者なら「採用」か「集客」、会社員の人なら基本的には「転職」という効果があると思うのですが、わざわざSNS上で人を呼んだり、人から呼ばれたりしなくても、すでにオフラインの繋がりでそれが十分に満たされている可能性もあるということです。
少し前に
というnoteの中でも書いたのですが、SNSの投稿をするのだって、ちゃんと運用してちゃんと意図的にフォロワーを増やそうと思ったら、それに伴うある程度以上の時間と労力が必要です。
しかもTwitterにしてもインスタグラムにしても、情報がある程度「ストック」ではなくて「フロー」なので、(インスタは過去投稿一覧が見やすいけど、フォロワーを維持、もしくは増やすには、投稿頻度を維持するのが大事って、前に何かの記事で見かけた。あと、インスタでフォロワーが多い人ほど、基本的にストーリーズめっちゃ更新してる)時間と労力を「注ぎ続ける」ことが要求されます。
仮にnoteとかYouTubeとかの「ストック」寄りのぷらっとフォームであれば、不定期に大きいコンテンツを出して、一定以上の打率で「バズる」なら、それなりにフォロワーが減りにくく、そして増えやすいとは思うのですが。
だから、SNSでたくさんのフォロワーを維持、もしくは増やし続けるのって、めっちゃ得意か、もしくはめっちゃ好きじゃないと、かなり難易度の高い「特徴」です。
難易度が高いし、市場での需要があるからこそ、いわゆる「インフルエンサー」には、仕事の依頼がやってくるのですが(仮に実務能力が低くても、SNSの文脈を知っていることがビジネス的な観点でも価値になる)。
なんか今日の話は、言い切ることができなくて、ちょっと歯切れの悪い感じになってしまうのですが、それこそが「SNSのフォロワーが多いこと」の、実際のところのような気がしています。
身長が高かったり、俊足だったりしても、その人が人格的に優れているとか、めっちゃ人徳のある人とかどうかってことは、また別ですよね。
1つの特徴でしかありません。
ただ、その1つの特徴が生かされる場面もあるから、そこの見極めをできる限り正確にすることが大事です。
ということで、「SNSのフォロワーが多いこと」を、できる限りフィルターの薄い目で見ていくことが大事だなという話でした。
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