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スマホ、読書、お酒、会話、運動のない生活

『ヴィパッサナー瞑想』というコースに参加してきました!

これはひとことで言うと『10日間、ひたすら瞑想し続けるインドで最も古い瞑想法のひとつ』です。

このコース期間中は、外部との一切の接触・コミュニケーションが禁止されます。

他の参加者と話すことはもちろん、目を合わせることすらダメです。

スマホはコース開始時に運営へ預け、ペン・紙の持ち込みもNG。

お酒・タバコは言わずもがな、読書、運動、そして施設外への外出も許可されていません。

もうとにかく、起きている間は瞑想し続けます。

そういった、ある種の狂気的な側面をもったコースになっています。

ぼくは2019年1月22日~2月2日の12日間(実質的なコース実施は10日間)、場所は京都の山奥にある『ダンマバーヌ』という施設でやりました。

きっかけは、1年くらい前に読んだ長谷川リョーさんという方の体験記です。

これを読んだときから、ずっと参加する機会を窺っていたのですが、今回ようやく行くことができました.......!


ぼくが『ヴィパッサナー瞑想』に興味をもった理由は、主に以下の2つです。

①ひたすらに瞑想し続けること
②スマホを手放すこと

①ひたすらに瞑想し続けること

さっき上でも書きましたが、もうとにかく瞑想し続けます。

1日10時間以上やりました。

また他一切の行為が禁止されているのは、後日詳しく書きますがが『内へと意識を集中させるため』です。

なのでぼくはこの機会に、改めて自分を見つめたいなと思いました。

最近は『いかに好きを仕事にするか』といった世間の風潮があったり、また『原体験』という単語がぼくのタイムラインに頻繁に登場したりしています。

ぼくはいま次から大学4年生になる春休み中なんですが、来年から本格的に社会と接続される前のこのタイミングで、『ぼくはどういったときにどういう性質が現れるのだろう』『ぼくはなにに対して喜びを見出すのか』などなど、『自分』をもっと言語化したいなと思いました。

日常の生活のなかでもそういったことは時折考えるんですが、どうしても細切れなので、ずっと同じ2択で右往左往してしまったり、毎回前提条件の設定から仕切り直してしまったりして、なかなか話が前に進まいことも多々.......

ここで『10日間』というまとまった時間を取ることによって、一気に思考を深めていきたいなと。

また、それに付随して約2週間もの間『偏った生活』をし続けることによる『自己の変化』にも、興味がありました。


②スマホを手放すこと

ぼくは1997年生まれのいま22才で、いわゆる『デジタルネイティブ世代』なので、生まれてこの方『インターネットのない生活』というものを体験したことがありません。

そしてぼくが高校に入学するくらいのタイミングで、ちょうどスマホが世間一般に普及し始めていて、実際ぼく自身もこれまで携帯端末はスマホしか持ったことがありません。

つまり『スマホとともにある生活』に対して一切の疑いがないので、ここらでそれを手放してみようかなと。

2週間も外部との連絡を遮断するなんて、働き始めたらよっぽど偉くなってすべて仕事の主導権を自分で握らない限り、絶対に無理なのでもう今しかないと思いました。


今日はとりあえず、『ヴィパッサナー瞑想とは』と『参加した理由』について書きました。

明日からは、具体的にどんな生活だったのか、そしてどういった気づきや感覚を得たのかについて書いていきます!



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