見出し画像

「2021年の振り返り」と「2022年の3つの抱負」

まずは「2020年12月の振り返り」と「2020年の振り返りと2021年の抱負」のnoteを見返していました。

「2020年12月の振り返り」のnote↓

「2020年の振り返りと2021年の抱負」のnote↓

あと去年の年始は「1年の振り返りと新年の抱負」のnoteとは別に、10,000円を払って自己診断したnoteも書きました。

2021年の振り返り

上記のnoteを読み返しながら感じたのは「ああ、やはり運命には抗えないのかもしれないなあ」ということ。
たとえば、2020年12月の振り返りのnoteにて「人生においてこれだけ自分のことを見つめ直した1年はなかった。けど、半年もしないうちにまた内省タイムが始まって、人生の方向性をプチピボットするのだろうな」と書いています。

そこでの瞑想期間を経て、もう3年分くらいは悩まないくらい、自分のこととかこれからの人生とかについて考えたつもりだったけど、2020年の4月から社会人として働き始めた9ヶ月で、その2週間で考えた量の300倍くらい、自分のことを見つめ直した。
(中略)
とは言え、まあどうせ半年もしないうちに再び内省タイムが始まって、プチピボットすると思う。

結果的に、また2021年の4月から大きな内省タイムが始まって、プチピボットどころか「会社を辞めて独立する」というメガピボットをしました。(2020年12月の時点では、退職の「た」の文字すら頭になかったです)

あと「2020年の振り返りと2021年の抱負」のnoteにて「他人に貢献したいけど、自分の好きなものにしか夢中になれない自分がいる」ってことを書いています。

「他の人の役に立ちたい!」って思いは大前提な一方で、「興味のあることとないこととのムラが大きい(=興味のあることにしかハマれない)」って自分もいました。
これは自分でもこの1年で痛感したし、診断結果のレポートでも至るところで「興味のあることを極めることに積極的です」って文言が見受けられました。
だから、言葉にするとめっちゃ単純で、かつそれを実現するのはそこまで簡単なものではないと思うのですけど、「自分がハマれるもの」と「会社に貢献できること」がちゃんと合致する領域を極めるぜ2021。

結局、2021年はこの「他人の役に立ちたい」と「興味のあることにしかハマれない」の狭間で葛藤し続けた1年でした。
この文脈における「他人」とは、主に「会社」のことですね。

結果的に、自分のなかで「会社への貢献の仕方は、正社員以外もある」という納得の仕方にして「自分の好きなこと」に、よりのめり込むため「退職」と「独立」という選択をしました。

2020年は「自分がこれまでの22年間で積み上げてきた(つもりだった)ものがぶっ壊された1年」とnoteにて書いていたのですが、同じく一言で表すなら、2021年は「喜怒哀楽に溢れた1年」だったかもしれないです。

会社や世の中に対して、全然価値を出せていない自分への「怒り」が止まらなかった、2021年の前半。
大好きな会社を辞めるという「哀しい」決断を下した春。というか2021年は、間違いなく人生で一番涙を流した1年でした。
一度「辞める」という決断をしたあと、社内にて偶然舞い込んできた「インタビュー記事の連載」という、めっちゃ「楽しい」お仕事。当初5月に辞める予定だったのですが、結果的に11月末まで延びました。
そしてたくさんの人に見送っていただいた「喜び」や、何処の馬の骨か分からない若輩者に、早速お仕事を発注してくださる方々がいるという「喜び」を感じた1年でもあります。

これだけ感情が忙しい時間を過ごすことができて、改めてぼくはたくさんの人たちに支えていただいているのだなあと感じました。
「恩返し」と「恩送り」、どんどんやっていきます。

2022年の抱負

ということで「2022年の抱負」なのですが、大前提「心身とお財布が健康な状態で、2023年を迎える」ことが一番大事です。
逆にそれさえできていれば、ひとまず2022年だけに関して言えば、他に望むものはないと言っても過言ではありません。

この1年は「どうにか生き抜く」ことが、ぼくにとっての最大のミッションになるのではないかなと思っています。
だから、これから書く3つの「抱負」は、上記の目標を達成するために気をつけることのような位置づけです。

①「感謝」と「謙虚」の心を持ち続ける

言葉にすると少し胡散臭い感じになってしまうんですけど、本当にこれに尽きるなと思っています。

さっきも書いたんですけど、辞めてすぐのまだ何者でもないぼくに、お仕事を発注してくださる方々がいるという「感謝」の気持ち。
冷静に考えると、いや、冷静に考えなくても、これってとんでもなくありがたいことです。

世の中に星の数ほどのライターさんがいるなかで「藤本さんに記事を書いてほしい」と少しでも思ってくださる方がいるという奇跡。
「感謝」の反対は「当たり前」だと、どこかで習いました。

今年もこの奇跡に「感謝」しながら、全身全霊でその気持ちを価値でお返ししていきます。

あと「フリーランス」になって感じる「会社員」のありがたみの一つは「フィードバックをくれる人」が身近にいるということ。

「業務委託(≒フリーランス)」と「正社員」ってグラデーションのようでやっぱり違うところもあって、大きな違いの一つは「その人を教育するインセンティブがあるかどうか」だなと思います。
「業務委託」に対して、発注主は基本的に「教育するインセンティブ」がありません。
というか、教育コストをかけずに価値を発揮してもらうために「業務委託」という契約体系にするという意味合いもあるでしょう。

だからフリーランスになると、一般的にはフィードバックをもらえる機会が少なくなります。
そのなかでもらえる貴重なフィードバックを存分に存分に活かすためにも「謙虚」の心が大切です。

そういった意味で、これからも大事にし続けるという大前提ではありますが、独立1年目の今年はその意識を強く持つ目的も込めて、あえて「感謝」と「謙虚」の言葉を「2022年の抱負」として掲げました。

②自らを厳しい「環境」に晒し続ける

フリーランスになって他に感じたことの一つは「この働き方は、どれだけ自分を律することができるかの勝負だな」ということ。

当たり前ですが、フリーランスには「上司」がいません。
だから、別に寝坊してもダラけていても、怒られることはないです。

その代わり「信用」と「仕事」がなくなります。
そうやって自分の行いが100%返ってくる「環境」に身を置きたくて独立したのですが、自分に対して良い意味でのプレッシャーをより与え続けるためには、そこからさらに厳しい「環境」にしていくことが大事だなと思いました。

(ちなみに独立した理由のひとつに関して、2021年の目標は「結果にコミットする」だったのですが、良かろうが悪かろうが、その結果がより自分に跳ね返ってくる仕組みにしたいなと思ったという背景もあります)

この文脈における「環境」の対義語は「意志」であるとぼくは勝手に定義しているのですが、「意志」の力ってすごくもろ いです。
瞬発的な場面での「意志」の力は絶大ですが、継続的なものを要求される場面においては「環境」の力を利用するべきだと思います。

言い換えると、より厳しい「環境」を選択するために「意志」の力を使うイメージ。
なにか具体的な例を出すのが少し難しいですが「A」と「B」の選択肢があったとき、より厳しい方を意識的に選べる自分であり続けることを目指します。

③「文章」と「インタビュー」が圧倒的にうまくなる

言ってしまえばこのために独立したので、ぼくには「文章」と「インタビュー」が圧倒的にうまくなる義務があります。

なにをもって「うまい」と判断するかは、すごく難しいです。

ひとつの目安としては、2022年の終わりにその1年で書いた記事を読み返したときに「もっとこういう書き方もあったんじゃないのか」とか「こういういう掘り下げ方の方が良かったかもしれない」とか思うことができればできるほど、それは「自分の技術と人間性が前進している」と評価してもいいのではないかなと思っています。

ということで、以上が「2022年の抱負」3つでした。

スタート時の気持ちとしては、いままでで最も「不安」且つ「楽しみ」な1年です。
1日1日を、大切に過ごしていきます。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!


この記事が参加している募集

振り返りnote

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!!!すこしでも面白いなと思っていただければ「スキ」を押していただけると、よりうれしいです・・・!