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みんなケンカしたくてしてるわけじゃないしね

「人間関係」って、良いに越したことはないじゃないですか。

誰だって望んでケンカするわけじゃないし、揉めたりするわけじゃありません。

でも、ビジネスにおいては、「事業の成功」や「組織の成長」といった、「人間関係」そのものとは別の大きな目的があるので、それらのためには結果的に「健全なケンカ」は起きざるを得ないのだなと、そういう割り切りが大事だなと、下の記事を読んで思いました。

記事の主旨に「そうだよなー」という同意をしつつ、特に印象に残ったのが「どうして(健全な)ケンカは起きるのが当たり前」なのかに関する文章です。

以下、引用します。

「経営戦略」というものは、「現在」の延長線上につくるのではなく、「未来のあるべき姿」から逆算(バックキャスティング)してつくられるべきものだからです。
つまり、「戦略」とは、現状とは非連続なものでなければならず、もっと言えば、現状否定の要素が必ず含まれているということ。
そのような性格をもつ「戦略」は、現状を少しずつ改善(フォアキャスティング)していく現場から反発や抵抗を受けるのはやむを得ないことなのです。

太字の箇所は、ぼくが勝手に太字にしました。

文脈が分かりやすいように、前後の文章も引用しましたが、要は事業を組織を次のステップに進めるためには、絶対に「いまとは違う」なにかをする必要があるんですね。

なぜなら、いまのままでいいなら、いまのその会社はすでに1,000億円とか1兆円とかの売り上げがあって、日本No.1とか世界No.1の会社になっているはずだからです。

そうでないならば、絶対に何かを変える必要があって、その結果として、より早くより大きく組織を成長せせていく必要があります。

つまり、成長には常に「現状否定」が伴うのです。

言い換えると、「現状否定」から成長は始まると言ってもいいかもしれません。

だから、その現状否定から生まれら何らかの施策やアイデアが、誰かの反発を生んだり、変更を強いたりすることは当たり前なのです。

それでも、その反発を受けてでも、その変更をお願いしてでも、組織の成長のためには、その一時のストレスは自分自身も受ける必要があるし、他のメンバーにも受けてもらう必要があります。

それが目的化することは決してありませんが、「組織の成長」という一番大事な目的のために、一時的、部分的にでも(ビジネス的な)関係が悪化する時期があるのは当たり前という割り切りの精神を持つことが大事なのだなと、今回の記事を読んで感じました。

何が一番大事なのか、何が目的なのかを頭に入れて、仕事していくぞ。

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