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「正解なんてない。自分の選んだ道を正解にするんだ!」って言うけど、正解が存在するときもある

『20代は専門性、30代以降は経験をとれ。これが結論だ。専門性は、誰でも学べば獲得可能だ。一方で、経験はそうではない』

これは、転職の思考法という本に書かれていた一節です。


昨日、ぼくのキャリア選択における考え方のひとつを、『パワプロ』に例えて話しました。

昨日の話をひとことで言うと、『人生においてその場その場でとれる選択肢は1つしかないんだから、それだったら早く選択して、早く次の選択の場面に進んだほうがいい』です。

だから、2020年の4月に正式入社なのにもかかわらず、2019年の2月にwevnal(ウェブナル)へ行くことを決めました。

それで、今日はじゃあなんで他にも選択肢があったなかで、『wevnalへの入社』という選択肢にしたのかについて、書いていきたいと思います。


20代は専門性、30代は経験

まず、1つ感情寄りの大きな話は、会社のブログのほうで書きました。

なので、今日はちょっとロジック寄りの理由について書くんですが、それと関連するのが、冒頭で引用した『転職の思考法』中にある一節です。

すこし行数が空いてしまったので、再掲します。

20代は専門性、30代以降は経験をとれ。これが結論だ。専門性は、誰でも学べば獲得可能だ。一方で、経験はそうではない


結論からいうと、ぼくは『経験』をとるためにwevnalを選びました。

えっ、20代は『専門性』って書いてるけど!?って思った人もいるかもしれませんが、ぼくは上の一文を読んだとき、『20代は(仕方なく)専門性、30代以降は(できるなら)経験をとれ』というふうに解釈しました。

これは、この一節のもうちょっと後にある箇所を引用すると、この注釈の意味がわかりやすくなります。

そもそも『貴重な経験』は簡単に得られるわけではない。
会社の重要なプロジェクトはいつも専門性の高いエース社員が任されるだろ?

つまり、『専門性』よりも『経験』のほうが価値は高いけど、『経験』は『専門性』をもった信用のある人にしか回ってこないから、20代ではまず『専門性』を磨いて、それで信用を獲得して30代で『経験』の機会が回ってくるようしよう!ということです。

だから逆に言えば、ぼくは『じゃあ20代でも経験を得られる可能性があるなら、そっちのほうがいいんじゃないか?』と思いました。

この本の定義でいくなら『専門性』は『知識』とほぼ同義で、それは別に『経験』を得ながらでも並行して獲得できます。


裁量権とは?成長とは?

企業説明会などで、ベンチャー企業はよく『うちは裁量権があります!圧倒的に成長のできる環境があります!』と謳います。

でも『裁量』とか『成長』って、いまいちフンワリとした概念でイメージが掴みにくいです。

そんななか、wevnalは『裁量権』に関して、あくまでもぼくの感覚ですが、他のベンチャー企業と比べてもけっこういい位置につけてるんじゃないかと思っています。

(中に入ってガッツリ働いた企業は、wevnalとあともう1社しかないけど!)

ぼく、入社を決める前に1年間インターンとしてwevnalで働いてたんですけど、最後の半年間は(採用)広報として、ありとあらゆる記事を自由に書かせてもらってました。

wevnalって、いま8期目で東京だけじゃなくて沖縄とベトナムにもオフィスがあって、会社全体で(たぶん)60~70人くらいの従業員がいるんですけど、専属の広報がひとりもいないんですね。

ただ、いないからといって、そんな大事なポジションを半年働いただけのインターン生に任せないです、ふつう。

それでもwevnalは、『企業の情報発信』に関するありとあらゆることを、かなり自由にやらせてくれました。

なので記事を書くだけじゃなくて、30人規模の社外向けセミナーの企画から集客、運営までをさせてもらったり、社員エンゲージメント向上のための社内イベントの企画をさせてもらったり。

そしていまも、ぼくあと1年は兵庫に住んでるんですけど、こっちで勝手にサービス展開をさせてもらってます。

あと、来月にある大阪での採用イベントには、wevnalの代表として1人で参加させてもらうことになりました。

内定者にここまでやらせてもらえる企業、なかなか他にはないと思います。

なので、あくまでもまずはぼくが周囲の人たちから信用を獲得する必要があるという大前提ですが、wevnalならどんどん経験を得られる可能性があるなと判断しました。


「効率」の不正解を「量」で正解にする

よく、人生論みたいな話のときに『正解の選択肢なんてない。自分の選んだ選択を正解にするだけだ』っていう言葉が出てくるじゃないですか。

今回の選択に関してだけでいうと、これとはまたちょっと違うんですよね。

仮にここでの『正解』を『一番”効率よく”ビジネススキルを得られる会社』とするなら、たぶんあるんです『正解』は。

それで『効率』っていう意味では、もしかしたらwevnalより事業のノウハウを持ってる会社があるかもしれないし、教育制度が整ってる会社だってあるかもしれません。

でもwevnalでは、最初は分からないことが多すぎて多少遠回りするかもしれませんが、その『非効率』を補って余りある『量』、言い換えるなら『現場での経験』が積める可能性があるなと思いました。

なので、『一番”早く”ビジネススキルを得る会社』という点においては、逆にぼくはwevnalが『正解』だと判断しました。


...なんかwevnalの記事広告みたいになっちゃったんですけど、まあ悪口を書くよりは全然いいですよね。。。

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