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46.世界情勢

半月程前にロシアのウクライナ侵攻が開始された。
 
日本でも連日のように速報が入っては、報道されている。
TikTokやTwitterにおいても、発信源の不明な動画も多々流れている。
これらに関して私は少し意見がある。

まず大前提として、ロシアの軍事侵攻が到底容認されるものではないと言うことは述べておく。
西側諸国によるどのような要因、工作があったにせよ、武力行使は昨今のモラルから大きく逸脱していると言える。
私が戦争を断じて認めていないと言うことである。

この前提を踏まえた上で話を進める。

現状の日本の報道では、戦争の悲惨さを伝えることが重点的に行われている。
戦争がいけないと言うことを伝えるには十分すぎる報道である。

しかし、これだけでは恒久的な平和には繋がらないと考えられる。
戦争反対の扇動をメディアが行い、民衆の抗議によって戦争が終わったと仮定しよう。
その戦争は解決して一件落着かもしれないが、表面上に過ぎない。

なぜ戦争が起きたのか。
どうして意見が食い違ったのか。

原因を知った上での行動でなければ、次には繋がらない。

これはロシアのウクライナ侵攻にも当てはまる気がする。

私たちは社会主義国側の意見に無知すぎる。
SNSを通して、資本主義のフィルターで戦争を見ている。

そのような状況でロシアが全て悪いと言えるのか。

もう一度述べておくが、軍事行動を起こす時点でロシアに非がある。
しかし、ネット上で騒いでいる人間は、戦争の全貌を見ずして何を偉そうに語っているのか。

プーチン大統領から言わせてみれば、NATOが「資本主義国の不拡大」の約束を破り、勢力範囲を広げてきたから国防をしているということだろう。

他にも、非公開なだけで戦争に至った要因は無数にあるはずだ。

それら全てを知ることは不可能だ。

だが、私たちは限界まで情報を集めてから、とやかく言うべきだ。


そのためにメディアは不安を煽るだけでなく、正確な情報も提示しなければいけない。

それが歴史として人々に刻まれ、その歴史をもとに平和が築かれるからだ。

一刻でも早く戦争が終結し、ウクライナに平和が訪れることを祈ります。
NO WAR

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