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【ジェダイの教え】「出来ると知っている」と「出来ると信じている」は全然違う#1156

おはようございます。
時の流れの速さにスタンド攻撃をされていると錯覚している森下です。
#メイドインヘヴン

それが出来るかどうかは、取り組む姿勢や意識によって影響されることが多かったりします。出来ると思ってやるのか、出来ない前提でやるのか、はたまた出来る出来ないことすら考えなくてもいい領域にいるのかでだいぶ違うよね。というお話です。

<ヨーダの修行>

何を隠そう、僕はマンガが大好き。ものごころ着く頃にはジャンプ黄金期でしたのでマンガに囲まれた生活をしてました。
(実家はマンガ喫茶のよう)

ドラゴンボール、スラムダンク、ジョジョ、最近ではワンピースをオカズに白飯を食べれるくらい好きなわけですが、それと同じくらいスターウォーズが好きだったりします。

もちろんストーリー的にも映像的にも楽しいから好きというのもありますが、メンタルトレーニングを学んでから見返すといろいろと共通する部分があったりするんです。

「フォースと共にあれ」というセリフが有名ではありますが、そのほかにもたくさん名セリフと言いますか、学びのヒントになるようなセリフがけっこうあるんです。

SF映画だからか、一見その世界での出来事として、実際の世界とはなんら関係なさそうに思えてしまうのですが、実は仕事でもスポーツでも日常でも共通するべきところはたくさんあります。

例えば、「エピソード5 帝国の逆襲」でルークがヨーダの元で修行をしている時に、「やってみるはいかん!やるかやらぬかじゃ!やってみるなどない!」とやる前から無理だと決めつけるルークを叱るシーンがあります。

「やってみる」という姿勢は、出来なかったことを想定している姿勢です。「(失敗するかもしれないけど)やってみる」という姿勢ですね。

出来ないイメージがたくさんある中で、出来たらラッキーと思ってる状態、出来ると自分に言い聞かせてる状態。

そんな状態ではうまくいく可能性はどうしたって低くなってしまいます。

何事も本気で成果を出したい、取り組みたいと思ってる時は「やってみる」ではなくて「やる」と決めること。

「出来ると知っている」状態と「出来ると信じている」は似ているようで雲泥の差なんです。

<出来るイメージのその上>

「どうせ出来ない」と思ってやるのと、「おれなら出来る」と思ってやるのと、果たしてどちらの方がパフォーマンスが上がるでしょうか。

「どうせ出来ない」と思っているというのとは「うまくいかない自分」」「失敗している自分」をイメージしているということ。

逆に「おれなら出来る」と思っている時には「うまくいってる自分」や、その後のガッツポーズとか楽しい気持ちまでイメージできているかもしれません。

人はイメージした通りに体が動くように出来てます。心と身体は繋がってるんです。

失敗してるイメージを持っていると失敗するし、うまくいくイメージが強ければうまくいく可能性は高くなる。

そしてヨーダが言っていたのは更にそれの上位互換。出来るイメージというよりも、出来て当たり前の領域。

例えば、日常で歯を磨く時に「うまく歯を磨けてるイメージ」を作ってから歯を磨く人はほとんどいないのではないでしょうか。

だいたいの人は動きの流れで、無意識に(習慣的に)歯を磨いていると思います。

なんなら、テレビを見ながらとか何かをしながら歯を磨く人もいるでしょう。

無意識に当たり前のように出来る状況では、自分が「出来る」か「出来ない」かなんてことは考えることはしません。考えなくても出来るからです。

<当たり前にしていく>

当たり前のように出来るようにするためにはどうすればいいのか。

これはもうシンプルでとにかく反復して身体で覚えることが大切です。

みなさんも通ってきた経験だと思いますが、自転車乗れるようになる過程もそう。

最初は補助輪とか支えてもらいながら乗れるようになってきて、だんだん1人でも乗れるようになってくる。

そして出来るイメージが出来てきた頃に、少し遠くの目的地まで行ってみたり、片手を離して乗れるようになってきたりする。

例えば離れた目的地に行くためには、自転車に乗る+道を覚える+周りに気を配る、というようなことをしなくてはいけません。

自転車に乗れるけど、それでいっぱいいっぱいじゃあなかなか難しいわけです。

自転車に乗れるのが当たり前だからこそ、ルート通りに向かえるし、事故にも気をつけて行けるようになる。

そうなるためにはやはり反復練習するのが一番の近道なのです。

人が何かを習得する段階としては、
①考えても出来ない
②考えれば出来る
③考えなくても出来る
という段階を踏んでいきます。

まずは自分がどの段階にいるのかを理解していくことが大事で、①とか②にいるのであればとにかく反復練習。

②がだいぶ出来るようになってから応用が出来るようになってくるわけですね。

出来るイメージを作っていくところまで自信が持てたら、その先は必ずしも自信が必要ない領域になるのかもしれませんね。

<まとめ>

① 「出来ると知っている」状態と「出来ると信じている」は似ているようで雲泥の差。

② 無意識に当たり前のように出来る状況では、自分が「出来る」か「出来ない」かなんてことは考えることはしない。

③ 出来るイメージを作ったその先は必ずしも自信は必要になるわけではない。

僕もよくダークサイドに堕ちそうになる時があるので、フォースに身を委ねて日々過ごしたいと思います。フォースと共にあれ。笑

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(7歳)と娘(3歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。

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