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【弱い自分にさよなら】悪習慣を断ち切るためのテクニック #1157

おはようございます。
ついに猫アレルギーを克服した森下です。

習慣化させるのも、悪習慣をやめるのもなかなか苦労します。できないのは根性が足りないからじゃなくて、スキルが足りないからかもしれません。というお話です。

<わかっちゃいるけど>

「わかっちゃいるけどやめられない」というもの、つまり悪習慣は誰しもひとつやふたつは持っているもの。

僕はと言えば、ついつい仕事始めようと思ってもダラダラと動画を見てしまったり、痩せようと思ってもついついおかわりしてしまいます。
#だってお腹空くんだもの

習慣化させることもなかなか難しいけど、習慣になってるものをやめるのも、これまた難しい。

「あぁなんて自分は意思が弱いんだろう」とか「なんて自分はメンタル弱いんだろう」と思ってるそこのあなた。

悪習慣を断ち切るのは「根性論」ではなく心理的テクニック(スキル)です。

自戒の念をこめて今日の内容をお届けしたいと思います。
#痩せるぞ!!

<人は環境に左右される>

人は環境によって左右される生き物です。今いる環境次第で良くもなるし悪くもなる。

つまり自分を変えたいのなら、環境を変えることが手っ取り早いわけです。

NFLシーホークスの名将、ピート・キャロルは「偉大な選手になるためには、偉大なチームに入ること」と話しています。

自分がリスペクト出来る人がたくさんいる環境に身を置けば、影響を受け、自分もそういうマインドに変わっていきます。

そうした環境に身を置くことは最初はかなりの不安やプレッシャーを感じるのでストレス度合いは高くなります。

ぬるま湯(コンフォートゾーン)は、気楽で気持ちいいかもしれませんが、長くいすぎると風邪を引いてしまいます。(成長できない、変化できない)

ぬるま湯を出て、少し熱めのお湯に入る時には少し「熱いな」と感じるけど、されも最初だけ。しばらくすれば慣れてきてそれが普通になっていきます。

これが自分がその環境に適応して習慣化されたということと同じわけです。

極端な話だけど、英語が話せるようになりたいなら海外に住めば話せるようになるし、痩せたいならパーソナルトレーナーをつけて毎日管理してもらえるようにすればいい。

でも、時間的な問題や経済的な問題で、みんながみんな環境を変えられるわけではないのもわかります。実際僕もそうだし。

だから、自分が何によって習慣を変えられないのか(何によって習慣化できないのか)をまずは考えていくことが大事です。

僕の場合で言うと、
「ついついご飯をおかわりしてしまうのは、おかわりする分のご飯が余ってしまっているから」という理由があります。

とてもシンプルですけど、おかわりする分のご飯がなければ、わざわざご飯を炊かない限りはおかわりすることは出来ません。

ということは、ご飯が余った時点で、タッパーに入れて冷蔵庫へぶち込んでしまえば、僕がおかわりをする確率はかなり低くなるわけです。

他にも僕が良く使う作戦としては、「周りの人に協力してもらう」があります。実際には、なにかサポートしてもらうということではなく、監視の役割をしてもらうんです。

例えば、家族に「おれ、今日からおかわりしないから」「おかわりしたらなんかペナルティするわ」と勝手に宣言して言いふらすんです。

言われた側からすれば、「ふーん、勝手にやれば」みたいに思うかもしれないけど、こちらとしては「言ったからにはやらねば」という自己決定が生まれます。
#自己決定するとモチベーション上がるよ

大きく環境を変えることは難しいけど、自分のパターンを知ることだったり、周りの人たちをうまく巻き込むことで、環境を変えるための工夫はできるかもしれません。

<感情のパワー>

「わかっちゃいるけどやめられない(できない)」のは、やめるべき理由(やった方がいい理由)はわかっているけど、実際に行動には移せていないということ。

「やめた方がいい理由」よりも「それをやり続ける快楽」の方を取ってしまうし、「やったほうがいい理由」よりも「楽でストレスがない」を選んでしまう。

こればかりは脳みその報酬系の構造上仕方のないことで、なかなか感情というものは制御するのが難しいんです。

だからこそ習慣を変えてしまうのは難しいわけなのですが、この特性を逆に利用してしまえば習慣を変えることも可能だったりします。

頭ではわかっていても感情に流されてしまうのなら、感情をうまく利用してしまえばいいんです。

ダイエットで例えるとわかりやすいので…
頭で「痩せた方がいい」とは思ってても、目の前に美味しそうなご飯があったり、食事に誘われたりしたらついつい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。

それは、「美味しそう!」「食べたい!」「楽しそう!」が「痩せたい」よりも強いからです。

もしこれが逆だったら…誘惑に負けずにというよりも痩せることの方が楽しく?なっているので、必要以上に食べたりする方がストレスになってくると思います。

ではこの場合はどうやって「痩せたい」気持ちを強くすることが出来るのかと言えば、目標を達成したあとのイメージを強くしていくことです。

ここが不明確になっていたり、特に理由もなくなんとなく痩せたいくらいだったら、そりゃ目の前の誘惑や快楽に負けてしまいます。

痩せたらこんなライフスタイルになる!
痩せたらモテるかも!
痩せたらカッコいい自分に!
痩せたら健康になれる!

とかなんでもいいんです。とにかく痩せた後のポジティブなイメージを常に意識できる工夫をしていくことが大事です。

理想の身体の写真を見るでもいいし、痩せた後に着たい服の写真でもいいし、痩せたら行きたいキレイな海の写真を見るでもいい。

誘惑に負けがちのシチュエーションになったら、すかさずそういったもので、冷蔵庫にそういった写真を貼ったり、スマホの待ち受けにしたりとか、痩せたい気持ちを意識的に強くする工夫をしていきましょう。

感情の強さを理解し、受け入れて、それをうまく利用できるようになったらもうこっちのもんです。

<まとめ>

① 悪習慣を断ち切るのは「根性論」ではなく心理的テクニック(スキル)。

② 大きく環境を変えることは難しくても、自分のパターンを知り、周りの人たちをうまく巻き込むことで、環境を変えるための工夫はできる。

③ 感情の強さを理解し、受け入れて、それをうまく利用できるように目標を達成した後のイメージを作っていく。

僕はどちらかというと食べるの我慢するよりも、動いて痩せたい方のタイプなので、トレーニングをサボらないように今日書いたことを意識していきます🙇‍♂️

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(7歳)と娘(3歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。

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