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ソフトウェアエンジニアとして海外を目指す人へ

(Photo by Tim Gouw on Unsplash) イチロー選手が引退してから5シーズンが経過し、今の中高生にはイチローの現役時代を知らない人も多いそう。時が経つのはなんと速いことか。 今でも落ち込んでいる時や元気がない時にはYouTubeでイチローのプレーを見て元気を出しているので、イチローの現役時代、全盛期を目の当たりにできたのは本当に幸運なことだったと思う。 イチローは2001年から現日本ハムファイターズ監督の新庄選手とともに日本人野手として初のメジャ

    • 「こんなのあるんだ!」 — コーヒーの精製方法とワインみたいなコーヒー

      (Photo by Dang Cong on Unsplash) 先週末、みなとみらいにあるハンマーヘッド横浜で開催されていたYokohama Coffee Festival に参加してきた。 40を超えるカフェやコーヒー関連の企業が出展するイベントで、参加者は入場の際に飲み比べのカップとホルダーを購入し、各ブースに足を運んでは各社自慢のコーヒーを楽しむことができる。 前にアラビカとロブスタの品種について書いたが、今回はスペシャリティコーヒーなので基本的には全てアラビカ

      • Triplnk裏話①

        (Photo by Jake Blucker on Unsplash) 昨日案内をしていたTriplnkというサービスを先週リリースしました。 早速登録してくれた方ありがとうございます。すでに旅を作成してくださった方もいてありがたい限りです。 今回はTriplnkを作ろうと思った背景について少し掘り下げていく。 旅サービスのアイデア 今回作ったのは旅関係のサービスで、旅系YouTuberとして活躍するAkiraはもちろんのこと僕も旅行が好きで、こういうサービスがあっ

        • フィルムカメラの魅力を語る③

          フィルムカメラの続き。魅力を語る回としてはとりあえず今回で最後。 前回はレンズについて触れる中で、背景をボカすために望遠レンズを使うという話をしていた。 ボケと焦点距離 ボケ、というのは要するに「ピントが合ってない」という状態で、全くピントが合っていない、というではダメだが、一枚の写真の中でピントが合っている部分と合っていない部分を作ると、写真を見た際に自然とピントが合っている方に目が向くため、ポートレイトなど被写体を強調したい時にとても効果的だ。 被写体にピントを合

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        • 読み返したい記事
          2本

        記事

          鹿児島旅行記その②

          さて、前回はカゴシマシティビューに乗り、城山から仙巌園を観光して市内中心地に戻ってきたところまでを書いた。 市内でちょうど用事を終えた友人と合流したところで、おやつばかりでちゃんと食事をしていなかったのでお腹が空いていた。 鹿児島といば、黒豚、トンカツ、ということでオススメしてもらったのが竹亭。 開店前に着いたのだが、すでに列ができていたのには驚いた。 トンカツ定食を注文すると程なく料理が運ばれてきた。味は筆舌に尽くしがたく、鹿児島に来て本当に良かったと思った。 (

          鹿児島旅行記その②

          例の柄のTシャツ

          こないだ、といっても数ヶ月前だが、原宿周辺を歩いているときにたまたまだろうが、すれ違った人数人が同じデザインのTシャツを着ているのに気づいた。 そのデザインというのがこちら。 Joy Divisionが1979年にリリースしたUnknown Pleasuresというアルバムのジャケットデザインだ。 このジャケットはピーター・サヴィルというデザイナーによってデザインされており、ユニクロからもコラボTシャツとして販売されいる(いた?)。 たまにバンドTシャツが流行るが、こ

          例の柄のTシャツ

          50年来の難問に挑む、DeepMindのAlphaFoldというプロジェクトについて

          (Photo by Sangharsh Lohakare on Unsplash) ChatGPTをはじめとする、LLM系の話題にはテック系の仕事をしている身ながら正直ちょっとついていけてない。 その中で機械学習・AIに関して前々から注目しているのがDeepMindが研究を進めているAlphaFoldというプロジェクトだ。 先日そのAlphaFoldに関して最新のアップデートがあった。 このプロジェクトは生物学で50年以上に渡り進展のない難問、タンパク質の「フォールデ

          50年来の難問に挑む、DeepMindのAlphaFoldというプロジェクトについて

          鹿児島旅行記その①

          日本に帰ったらやりたかったことの一つは、日本国内を旅行する、ということだ。 イギリスにいて、ヨーロッパを中心に色々な場所を旅行するうちに、自分が日本国内のほとんどの場所を、有名な観光地を含め訪れたことがないのに気がついた。 特に自分は東北の出身なので、西日本の方面にはあまり縁がなく、行ってみたい場所が山ほどある。 日本に帰ってきてから、大阪や沖縄を旅行し、それぞれ楽しんだものの、どちらも行ったことがある場所だったので新鮮味、という意味では物足りなさを感じていた。 今回

          鹿児島旅行記その①

          個人開発中のサービス、Triplnkの紹介

          さて、お仕事ではソフトウェアの開発者をしているのですが、最近個人開発ということで空いている時間にサービスを開発しています。 サービスの名前はTriplnk (トリップリンク) といい、旅の目的地をリストとして管理するようなサービスです。 皆さん旅先で訪れたい場所をどのようにまとめているでしょうか。 僕はGoogle Mapのリスト機能を使うことが多いのですが、いくつか不満に思っている点があります。 友達におすすめなどを聞いた際に、保存するのが面倒 おすすめの場所を知

          個人開発中のサービス、Triplnkの紹介

          フィルムカメラの魅力を語る②

          さて、フィルムカメラの話の続きを。 前回フィルムに色々な種類があり、選ぶ楽しさがある、という話をしたのだが、これにはもう一つ変わった楽しみ方がある。 以下のサイトでは使用期限の切れたフィルムだけを販売している。 使用期限が切れたフィルムが使えるのか、という話なのだが、よっぽどでない限りは問題なく使える。しかも、経年変化により、元のフィルムにはなかった色味だったりノイズが載ることで、完全に唯一無二の個性が生まれる。 撮影する際には期限が切れてからどのくらい経ったかに応じ

          フィルムカメラの魅力を語る②

          The 1975 いいよ、っていう話

          さて、フィルムカメラについて語りたいことはまだあるのだけれど、閑話休題というか、一呼吸入れて違う話を書こうと思う。 前回の投稿で紹介したインスタグラムでのポスト(以下に再掲)ではアメリカを旅行した際に撮影した写真ということで、The 1975のShe's Americanという音楽と、その歌詞をキャプションとして引用した。 とてもお気に入りのバンドなので、お気に入りの曲とともに紹介したいと思う。 The 1975はイギリスのマンチェスター近くにあるウィムスロウという街の

          The 1975 いいよ、っていう話

          フィルムカメラの魅力を語る①

          前回、書くことを習慣にすることについて書いた。 いざ何かを書くとなると壁になるのが「何を書くのか」という問題だ。実際遅筆になってしまうのもこの問題が大きな原因だ。 いくつかアドバイスを見たこともあるのだが、ピンとこなかったのだろう、いまいち覚えていない。 アウトプットを継続できている方は「ブログのネタがない」問題に対してどのように対処法しているのか、もし、実践していることがあれば教えて欲しいです。 数年前からフィルムカメラというものにハマっており、インスタで不定期に投

          フィルムカメラの魅力を語る①

          量質転化と書く習慣

          (Cover photo by Unsplash) けんすうさんの「物語思考」を読んだ。とても面白かったので中身や感想については別途紹介したいのだが、その中でけんすうさんが毎日3,000字ほど書いて社内に投稿している、という話があった。 もともと書くのが得意な人、という印象はあったが、毎日3,000字書いているというのには驚いた。 僕自身アウトプットが積年の課題となっている。 ものを書くこと自体は苦手ではなく、むしろどちらかというと好きなのだが、とにかく遅筆で書き出し

          量質転化と書く習慣

          人工衛星の軌道

          大学時代航空宇宙工学を専攻していたのだけれど、陸上ばかりしておりあまり熱心な学生ではなく、もっとちゃんと勉強しておけば良かったと後悔している。(陸上の方の成績もあまり奮わなかったけど。。) 最近になって再び宇宙に関心が向いている。きっかけはデジタルツインに取り組んでいる、SpaceData社代表の佐藤航陽さんのツイートを見たこと。 同社がデジタルツインに取り組んでいることは前々から知ってはいたものの、衛星データと機械学習を組み合わせることによりこんな精度の高いバーチャル都

          人工衛星の軌道

          日本の季節

          自分でも驚いたのだが、日本に帰ってきて一番「そう、これが恋しかったんだよ〜」と感じたのは寿司でも治安でもなく、"夏"だった。 ロンドンには季節がない。北半球にあるから正確にはあるんだけれども、季節の境目がはっきりしない。感覚的には、寒く暗い冬が2-3ヶ月、ものすごく短くて快適な夏が2-3週間で、冬でも夏でもないよくわからない時期が残り、という感じだ。夏は30度を超えることが珍しく、日本のように真夏日が続くことはない。 日本に帰ってきて、四季の変化やそれに伴う草花や動物、昆

          日本の季節

          コーヒーの3大品種

          ゲイシャという品種のコーヒーがあり、ずっと気になっていたのだが、先日入手できたので飲んでみた。 ツイートにも述べているが、ゲイシャという品種はエチオピア原産の品種で、近年その独特な個性が再発見され、人気を集めている品種である。 そもそもコーヒーの代表的な品種には、アラビカ種・リベリカ種・カネフォラ種の三種類がある。 カネフォラ種は風味はそこそこながら、病害に強く、大量生産向きで、ベトナムなどで生産されたのち主に缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに加工され、販売されてい

          コーヒーの3大品種