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スタートアップの経営者

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日々チャレンジをしている経営者の方のnoteをまとめました!
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#SaaS

再現性を持って事業の"ゼロイチ"を作るフレームワーク

4つの事業を立ち上げてきて気付いたことラクスル、ハコベル、ノバセル、ジョーシスと4つの事業の立ち上げを自身で行い、また仲間が立ち上げる姿を日々真横で見ていて、ゼロイチと言われる事業の立ち上げにも複数のフェーズがある事に気づきました。それぞれのフェーズで正しい目標設定を行うと事業はとても早く、健全に立ち上がりますし、目標設定を間違えると事業立ち上げは膨大な時間がかかります。 ここでは私の体験をフレームワークに落とし込みみなさんと共有をできればと思います。私は下記のように事業の

【SaaS営業】全部書きました!インサイドセールスの導入・失敗・定着・成果の12か月間!

はじめまして。アライドアーキテクツ株式会社で執行役員を務めている藤田佳佑です。 僕たちは、2018年1月からアポ獲得分業型インサイドセールスに取り組みました。成果を先にお伝えします。 営業効率を向上させる、という目的でインサイドセールスを導入して、成果が出ました。 僕たちが取り組んだインサイドセールスは、オンライン商談ではなく『アポ獲得分業型インサイドセールス』です。オンライン商談は既にある程度取り組んでいたので、Salesforce社で言う ・SDR(Sales De

事業戦略発表会では話せなかったSmartHRの組織のリアル

こんにちは、SmartHR CEO の芹澤です。 本日、SmartHR事業のARR100億円到達を機に「事業戦略発表会」を開催し、「これまでのSmartHR」と「これからのSmartHR」についてお伝えさせていただきました。 事業展開の歴史やこれからの戦略・展望についてお話しさせていただいたのですが、尺の都合でどうしても外さざるを得なかった話題があります。 それは「組織」についてです。 言わずもがなですが、事業の成長と組織の成長は切っても切り離せないものであり、事業の

ワークス創業者 牧野さんの講演会memo

ドキュメント概要2022年夏に株式会社ワークスアプリケーションズ創業者の牧野正幸氏が登壇された公開講演「スタートアップからの軌跡 経営と支配の狭間で」に参加した際の議事録です。経営に際して示唆に富む点が多かったのはもちろんですが、ワークスの隆盛を就活生として見ていた私にとっては、舞台裏の興味深いお話ばかりでした。 ワークスアプリケーションズは、日本のスタートアップのなかでも草分け的な存在で、上場後1,000億近くの時価総額をつけ、2011年にはMBOしたことでニュースにもな

SaaS+Fintechは第4世代のソフトウェアビジネスモデル

どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 本日は、LayerXが賭ける「SaaS+Fintech」という新しい潮流についての解説や我々の考えを紹介できればと思います。 この記事でもあるように「SaaS+Fintech」と特に相性の良い領域である支出管理のDXも関連してくる話です。 SaaS+Fintechは第4世代のソフトウェアビジネスモデルSaaS+Fintechという新しい潮流 「SaaS+Fintech」とは米国の著名VCであるa16zが2020年

アルプのミッションを"あらゆる企業に、フルスイングを。"とアップデートしました!

アルプはこの度、ミッションを「あらゆる企業に、フルスイングを。」にアップデートしました! 私たちがミッションに期待するもの今回のアップデートは、「『改めて私たちがなぜここにいるのか、何を達成したいのか?』について共通言語を作る」、「さらにクリアに、スタンスをとって表現する必要がある」という課題意識を背景に始まりました。 ミッションは、会社の信念であり、北極星であり、社会に対する使命であると言われています。そして、組織が、大きくなっていけばいくほど、クリアに明示された共通言

Re:StartUp! 10年目の起業家は「スタートアップの中小企業化問題」をいかに乗り越えたか

8月2日に2013年4月に創業し9年強経営してきたViibar社を「VideoTouch株式会社」に社名変更しました。また、フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイドの2社から7億円の資金調達を実施しました。 ↓ プレスリリース ↓ DIAMOND SIGNALさんの記事 プレスリリースにまとまるとこれくらいシンプルな内容になるものの、この意思決定に至るには相応の背景と出来事が当然ありました。 今回、私たちとして事業を「VideoTouch」に一本化し、新社名にて

プロダクトの競争力は「ユーザー体験のチェンジ」にある 【LayerX福島氏×Micoworks山田対談】

こんにちは、Micoworks広報の吉崎です。 Micoworksは、顧客体験のパーソナライズを実現するマーケティングSaaS「MicoCloud」を提供しています。 今回はMicoworksの社内企画の一つである、社長対談セッションのレポートをご紹介します。今回のゲストは「バクラクシリーズ」を展開する株式会社LayerX代表取締役CEOの 福島良典氏。 「後発でも勝てるマーケットの見極め方とは?」「スタートアップの競争力の源泉とは?」といったSaaSスタートアップの生存

(詳細版)「ARR 一億円を超えたSaaS企業が立ち向かう壁」〜 FOND 福山太郎とBEENEXT 前田ヒロのセッション メモ

9/26(水)に前田ヒロさん主催のSaaS特化カンファレンス「SaaS Conference Tokyo 2018」のプレイベントに参加しました。 「ARR 一億円を超えたSaaS企業が立ち向かう壁」〜 FOND 福山太郎とBEENEXT 前田ヒロのセッションということで、FOND福山太郎さんが圧倒的な情報量で色々至言を尽くされていたのでメモ。かなり載せたので頑張って読んで…要約はこちらでどうぞ!! --------------------------------------

15年ぶりにYコンビネーターが採択した日本発のスタートアップ「テイラー」とは

月額有料マガジン「企業データが使えるノート」では、 「アナリストにSaaS企業分析・データ作成をアウトソースできる」 をコンセプトにSaaS企業に関するデータ・コンテンツを発信しています。 * 詳しくはコチラご覧ください ---- 今月、設立2年目のスタートアップ、テイラーは、米国の名門シードアクセレーターであるYコンビネーターの育成プログラムに採択されたことを公表し、国内スタートアップシーンで大きな話題を呼んだ。 グローバルスタートアップへの登竜門とも言うべきYコ

ハードシングスへの突入と脱出

こんにちは、HiCustomer代表の鈴木と申します。 HiCustomerは2017年創業のSaaSスタートアップです。累計2億円強を調達しカスタマーサクセス領域のプロダクトを提供してきました。業界黎明期から続けてきた情報発信のおかげで、カスタマーサクセスに取り組む方は名前くらいは聞いたことがあるかもしれせんが、実のところ直近2年間は事業が停滞し、eNPSが下限の-100を叩き出すほど組織が壊れ、窮地に追い込まれていました。 なぜ僕たちは暗黒期に突入してしまったのか、その原

SaaS経営者×投資家対談⑤|アンドパッド稲田武夫氏×DNX倉林陽

SaaS起業家のみなさんへ。ご好評頂いたSaaS経営者×投資家対談が復活しました!SaaSスタートアップへの投資に長年携わってきたDNX倉林が聞き手となり、SaaSスタートアップのヒントを詰め込んだ、経営者インタビュー。各社それぞれの創業ストーリーやSaaSモデルを選んだ理由、そして若手起業家へのメッセージをいただいています。みなさんのSaaSビジネスのヒントに、そして、成功への大きなモチベーションにして頂けたら嬉しいです。 第5回目となる今回は、本日シリーズCのエクステン