DNX Ventures

DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスター…

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DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンドです。 | https://dnx.vc/jp

マガジン

  • DNXの業界研究

  • DNX 新規投資のお知らせ

    DNX Venturesの新規投資に関するお知らせをこちらのマガジンにアーカイブしていきます。将来的には、DNXがどのようなスアートアップに投資しているか、これらの投資先からみなさんにおわかりいただけたら嬉しいなと思っています。

  • チームメンバー紹介

    DNXメンバーを紹介しています! 様々なバックグラウンド・専門性をもつ仲間が集まっています。

  • SaaS投資家が解説 SaaS Blog

    DNX VenturesのSaaS投資家、倉林陽(Managing Director)と湊雅之(Investment VP)によるSaaSスタートアップのためのブログです。ぜひSaaSに関わるみなさんのためのヒントを提供できればと思います。ぜひご購読よろしくお願いします!

  • SaaSインタビュー

    SaaSスタートアップへの投資に長年携わってきたDNX倉林が聞き手となり、SaaSスタートアップのヒントを詰め込んだ、経営者インタビューをお届けします。

最近の記事

FinOpsのグローバル最前線と日本の現在地

SaaS同様、或いはそれ以上にIaaS(Infrastructure as a Service)が日本国内で拡がっています。IaaSの普及により、Time to Marketが劇的に短縮され、イノベーションが加速しました。しかし、その一方で、IaaSのコスト管理が難しくなるという課題も浮上しています。オンプレミスの時代には固定費として管理されていたコストが、IaaSの導入により従量課金制となり、変動費として扱われるようになりました。さらに、エンジニアが財務や購買プロセスを通さ

    • SVB破綻後のベンチャーデット動向ーーSiiibo証券代表 小村和輝

      2023年のシリコンバレーバンク破綻は、ベンチャーデットに、そして日本にどのような影響があったのか。そして2024年以降、国内のベンチャーデットに変化や動きはあるのか。 今回は、DNXの投資先から、スタートアップに「社債」という調達手段を提供する Siiibo証券の代表 小村和輝さんとDNXパートナーの髙岡の対談をお届けいたします。ベンチャーデットについて学びたいというみなさん、ぜひご覧ください。 DNXの運営するインキュベーションオフィスで、小村さんにベンチャーデットの

      • DNX VenturesがSaaS for SaaS領域に注目する理由

        いまや世界中の企業が利用するSaaS(Software as a Service)。さまざまな用途に応じた機能を持つ無数のSaaSは、ビジネスのあらゆるシーンを効率化させていますが、その一方でSaaSの急速な普及は “SaaS群の管理”という新たな課題を生み出しました。米国企業では一社あたりの利用アプリ数が平均90を超えるというデータもあり、膨大な数のSaaSとの向き合い方に頭を抱える企業は少なくありません。 これまで10年にわたりSaaSスタートアップへの投資を積み重ねて

        • シード投資|ミライのゲンバ:製造業向けAI電子帳票プラットフォーム

          この度DNX Ventures(以下、DNX)は、製造業向けAI電子帳票「ミライのゲンバ」を運営する、株式会社ミライのゲンバ(以下、ミライのゲンバ)の総額1.7億円のシードラウンドにて、リード投資家として新規投資させていただきました。 製造業の課題とは日本の製造業では、人口減少や少子高齢化による労働力不足が大きな課題の一つであり、労働生産性を上げるためのDXが急務となっています。 特に、製造現場における帳票に関しては、約70%の企業が未だに紙で管理しており、日々大量の紙の

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        記事

          シリーズA投資|immedio

          DNX Ventures(以下、DNX)は、株式会社immedio(以下、immedio)の総額約3.5億円のシリーズAラウンドに、リード投資家として追加出資させていただきました。本ラウンドは、DEEPCORE、Sansan、G-STARTUP等との共同出資となり、累計調達金額は5億円となりました。 immedioは、「なめらかな出会い方をデザインし、価値の流通を加速する」というミッションのもとに、企業向けにインバウンドリードの商談化ツール「immedio」を提供しているS

          シリーズA投資|immedio

          新メンバー|鈴木 廉

          こんにちは。この度、DNX JapanのPlatformチームにジョインしました鈴木です。 今年の春まで、DNXが運用するインキュベーションオフィス・コミュニティ「SPROUND」のコミュニティマネージャーを約2年半務めていました。アーリーステージのB2Bスタートアップコミュニティを構築する中で培った経験を活かし、今後はDNX投資先各社の支援に広く従事してまいります。 クリエイティブをマネジメントする高校受験の際に、高等専門学校のデザイン科に入学して5年間ものづくりに向き

          新メンバー|鈴木 廉

          シリーズA投資|Shiftmation:AIが10xの業務効率化を実現する、サービス業向けのシフト作成自動化SaaS

          この度、DNX Ventures (以下、DNX)は、サービス業界向けのシフト作成自動化SaaS「Shiftmation」等を提供する、株式会社シフトメーション (以下、Shiftmation) の総額6億円のシリーズAラウンドをリードし、シードラウンドに引き続いて同社への投資を実行致しました。また、本ラウンドでは日本政策金融公庫より3億円の新株予約権付き融資を受け、総額9億円の調達となりました。 Shiftmationとはどんなサービスなのか?ShiftmationはAI

          シリーズA投資|Shiftmation:AIが10xの業務効率化を実現する、サービス業向けのシフト作成自動化SaaS

          シリーズA投資|Quollio:データインテリジェンスの推進

          DNX Ventures(以下、DNX)は、株式会社Quollio Technologies(以下、Quollio)の総額約7.5億円のシリーズAラウンドに、リード投資家として追加出資させていただきました。 本ラウンドは、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(プレシリーズAラウンドをリード)、Incubate Fund(シードラウンドをリード)との共同出資となります。DNXも含め、Quollioにこれまで伴走してきた既存投資家が大きく支持した点で特徴的なラウンドとなりました。

          シリーズA投資|Quollio:データインテリジェンスの推進

          上場SaaSのマルチプル相関分析 ---日米SaaS企業の市場評価と成長戦略

          1. はじめに2021年秋頃から下落傾向にあった上場SaaS企業の平均マルチプル(※本記事ではEV/revenue(FY1)とします)ですが、以下のグラフの通り、22年春頃に5x程度で落ち着き、以降概ね同水準で推移しております。これは日本でも米国でも同じ状況です。 しかしこの数字をもって、「SaaS銘柄のマルチプルは5x」と一様に判断するのはミスリーディングであり、その裏にあるマルチプルに影響を与えている指標を理解することが重要です。本記事では、各指標とマルチプルの決定係数

          上場SaaSのマルチプル相関分析 ---日米SaaS企業の市場評価と成長戦略

          2024年 DNX Ventures MBA留学前壮行会のご案内

          今年、海外MBAへの入学を予定されているclass of 2026の方々を対象としたMBA留学前壮行会を開催いたします。MBA中のサマーインターンに興味がある方、卒業後のキャリアとしてVenture Capitalを検討されている方、まずは話を聞いてみたいという方、是非お気軽にご参加ください。 イベント概要■日時:2024年6月6日(木) 20:00 - 21:30予定(19:30よりDNXのメンバーが多数参加するカジュアルオープニングあり) ■内容: セミナー前半ではVC

          2024年 DNX Ventures MBA留学前壮行会のご案内

          新メンバー|Kris Harms

          DNXサイバーセキュリティ投資チームのリーダーとして、サイバーセキュリティ専門家、Kris Harms(クリス・ハームス)氏が参画しました。20年以上にわたり、世界で最も悪名高い侵害の調査や、それらに対応する使命をもったスタートアップの立ち上げに携わってきたKrisは、Mandiant(FireEyeに買収、その後Googleに買収)とCylance(Blackberryに買収)両社の創業初期からの従業員の一人であり、また自身のクラウドセキュリティのスタートアップも共同設立し

          新メンバー|Kris Harms

          新規投資|IXYAS: AI搭載店舗マーケSaaS

          この度DNX Ventures(以下、DNX)は、AI搭載店舗マーケSaaS「STOREPAD」を提供する、イクシアス株式会社(以下、IXYAS)の総額5.1億円のプレシリーズAラウンドに新規投資させていただきました。 IXYASが提供する「STOREPAD」とは「STOREPAD」とはAI搭載型の「店舗の情報発信・口コミ施策の対応一括管理・分析ツール」です。ユーザーは、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)等の地図アプリ・国内ポータルサイト・インバウンド向

          新規投資|IXYAS: AI搭載店舗マーケSaaS

          追加投資|Resilire

          この度DNX Ventures(以下、DNX)は、サプライチェーンリスク管理SaaSを提供する株式会社Resilire(以下、Resilire)の総額6.2億円のシリーズAラウンドにて、リード投資をさせていただきました。また、今回ラウンドは、既存投資家であるArchetype Ventures、DEEPCOREと共に、シードおよびプレシリーズAラウンドに続き3回目の投資実行となります。このNoteでは、なぜ今サプライチェーンリスク管理市場が魅力的なのか、その中で当社がResi

          追加投資|Resilire

          追加投資|メダップ

          DNX Venturesは、前回のシリーズAラウンドに引き続き、メダップ株式会社(以下、メダップ)に追加出資をさせて頂きました。DNXは、今回のラウンドでもリード投資家としてご支援させて頂き、新しく参画頂いた投資家の皆様と共にメダップの資金調達を無事に完了できたことを嬉しく思います。本稿では、我々DNX Venturesが追加出資をするに至った背景とメダップがもたらす提供価値について、触れてみたいと思います。 アフターコロナの病院経営コロナ禍は、病院経営に大きなインパクトを

          追加投資|メダップ

          新規投資|Tensor Energy:再エネのクラウドAIプラットフォーム

          DNX Ventures(以下、DNX)は、Tensor Energy株式会社(以下、Tensor Energy)の総額4.5億円のプレシリーズAラウンドに、デライト・ベンチャーズ、ジェネシア・ベンチャーズ、FFGベンチャービジネスパートナーズ、Plug and Play Japanとともに出資させていただきました。 電力の再生エネルギー化の現在地現在、世界はカーボンニュートラルを目指しており、その流れの中で日本政府も2030年までに電力供給の構成を現在の約20%から2倍の

          新規投資|Tensor Energy:再エネのクラウドAIプラットフォーム

          追加投資|ヤモリ

          この度DNX Ventures(以下、DNX)は、「不動産の民主化」をミッションに空き家や中古アパートの再生に取り組む株式会社ヤモリ(以下、ヤモリ)の総額10億円のシリーズAラウンドをリード致しました。DNXとしては、2021年のシードラウンドに引き続き、2度目の同社への出資となります。本シリーズAラウンドでは、DNX以外の投資家として、三菱UFJ信託銀行株式会社および米国最大の不動産領域特化のベンチャーキャピタルMetapropが参画しております。 ヤモリが解決する社会課

          追加投資|ヤモリ