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なぜイベントを開催するのか?

今月は諸事情により、1号休止をさせていただきました。
これについては、1年経ってまだまだ足りないところがあるということに気づかせてくれました。詳しく聞きたい方は直接お話ししますw

ということもあって、ではありませんが、11月23日には食べる通信のイベントを船橋で、27日土曜日には、地元松戸でのイベントと2回のイベントがあります。

①11月23日火曜日 10時半〜15時
ちば食べる通信presents「農業と音楽を楽しむ会」@多古米グルメ
船橋の市場カフェさんで行います。
農業と音楽のコラボです。楽しそうなワークショップもありますので、ぜひお越しください!
https://fb.me/e/1eLDVo3d9

②11月27日土曜日 14時から
耕作放棄された水田を復活させようプロジェクト第2回〜土づくり編〜
松戸の矢切にて行います。体験を通じて色々と考えるきっかけにもなるかなと思います!
https://fb.me/e/18UIXdgjI

イベント業ではないので、イベントを開催することでの収益は残念ながらありません。ではなぜやるのか?

短期的に見れば、一つはちば食べる通信の宣伝からの購読。というのがあると思います。ちば食べる通信のことを「知る」きっかけになるといいなとは思いますが、それも一番にやりたいことではないかもしれません。

購読についての僕の考えとしては、それぞれに購読したいと思うタイミングがあると思ってまして、僕が東北食べる通信を読んだ理由は、東北の復興に何かしたいなと思っていたタイミングで、ちょうど創刊をしたからだったりします。もしかすると、それが無ければ、購読していない可能性はあります。千葉県の生産者を知りたいだったり、食べ物の知らない部分をもっと知りたいだったり、毎月何が届くかわからないけどおいしい食べ物を知りたいなどなど、そのタイミングが合えば是非ご参加ください。

では、なぜイベントをするのか。
(を改めてこのタイミングで考えてみました)

イベントを行うことで一番やりたいのは「つながること」だと思っています。SNSが普及して、会わない時間があっても、投稿を見ていることで、そんなに久々な感じがしなかったりもして、いいところがたくさんある反面、やっぱりリアルで会うことで生まれることも多くあると思っています。

特に生産者と会うというのは、普通の生活をしていてはなかなかありません。スーパーや道の駅で生産者さんの写真が貼ってあって見るぐらいかもしれません。逆に生産者も身近な人以外、自分の育てたものを食べている人がどんな人で、どんな感想を持つのかを知る由がなかなかありません。

僕の好きな漫画の一つに「江戸前の旬」という銀座のお寿司屋さんを舞台にした漫画があります。ある時、仕入れに行くと、こんな金目鯛は見たことがないというものに出会った旬は、損をしてでも買うべきだと、その金目鯛を買いました。銚子の漁師さんが、生涯で一番の金目鯛を釣り上げ、その行く先が気になり、仲卸に聞くと柳寿司を教えられて、食べに行きます。

そうすると、自分の釣った金目鯛が、手間をかけさらに美味しくなったことに感動し、引退をしようと思っていたが、こんなに美味しく調理をする人がいるならもっといいものを釣り上げようと引退を撤回したという話がありました。

食べる通信をやっているから、生産者と食べる人のつながりを作りたいというのもありますが、それは食に限らず、人と人、お互いに知ることで生まれることはたくさんあると思っています。仕事かもしれないし、趣味かもしれない、大人になると意外と友達が増えるということは少なくなると思います。それでも生きてはいけますし、それが必要でないと思う人もいるでしょう。でも、そこに僕は面白さを感じるし、知らないことを知ることができることに、僕は楽しさを感じます。

SNSの良さは、リアルで会うとより良くなるんじゃないかと思います。その人の本当の姿を知ると、普段のSNSの見方もまた変わるかもしれません。

漁業は難しい部分もありますが、農業は、実際に体験などをしやすい部分もあり、ただ話すだけ以上のことがあると思います。

つながったその先に、それぞれの人生に何か少しでもプラスになることがあるのならば、こんなに素晴らしいことはありません。

23日のイベントは、多古米の直売はもちろん、クラシックのコンサートやワークショップもあります。
小さい子どもから、大人まで楽しんでもらえると思います。
また、市場の中に入るというのもなかなか普段だとできない経験かもしれません。

27日は、耕作されなくなった田んぼを復活させてみようと、農家さんだけでなく、地域のみんなでやってみようというイベントです。もちろん、松戸の方以外も参加できますので、お気軽にお越しください。
耕作しなくなると土はどうなるのか?それを戻すにはどんな苦労があるのか?を実体験をしながら学べるいい機会です。勉強することは大事。その勉強方法の一つに体験するということが先にあると、理解も吸収も深まるんじゃないかと思います

これからも色々な、食べる通信だからこそできるイベントをしていければと思います。イベントへの参加はもちろん、イベントを一緒にやってみませんかというお誘いもお待ちしてます。

そういった先に、ちば食べる通信の仲間が増えて、各地で盛り上げるイベントをできたらいいなと思います。

読者の方は、イベントでさらに親交を深め、初めての方もイベントで色々と知ってもらえたらと思います。今回は、読者でなくても参加できるイベントですので、ぜひお時間を作って参加してみてください。お待ちしてます!

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