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エッセイ「言語化の魔力。言語化力はトレーニングによって鍛えられる」

言語化。

このnoteというプラットフォームを利用している皆さんならこのことについて考えたことはあるだろう。

僕自身、最近言語化の魔力に気付き始め、取り憑かれてきている。

今回は言語化の魔力とはいったい何なのか??言語化力をトレーニングする方法について語っていこうと思う。

まずは言語化の魔力について、以下述べる。

言語化の魔力

言語化。

皆さんは頻繁にするだろうか?

noteのユーザーに皆さんはしょっちゅうしていると思う。
記事を書くことそのものが言語化だからだ。

この言語化の魔力とはいったい何なのか?
この章で語っていきたいと思う。

言語化の魔力とはいったい何か?

それは、

頭の中のイメージという目には見えず手でも触れないぼやけたものを言語というはっきりとしたものに置き換える力

のことである。

思考も感情も、目には見えないし、触ることもできない。

だが、それをタイピングするなり紙にペンで書くなりすると、途端にはっきりしたものになる。

人はそもそも、はっきりとしない答えのないものが苦手な性質を持っている。

言語化の魔力とは、そういうはっきりとしない答えのないものについて言語化することにより意味づけし答えを出すという力である。

言語化の魔力を使うと、答えのないものに答えを出して思考のループを解消することができるし、モヤモヤとした心のしこりも、言語化することによって可視化し、認識することで解決策を導き出したり、スッキリすることができる。

このように、言語化の魔力は一言でいうと、形のないものに形を与える力である。

僕は最近、言語化力が身に付いてきて、言語化の魔力にどっぷりハマっている。

もう悩むことはほぼないと言っていい。

もちろん、言語化する時間がない時は別だが。

そして、この言語化の魔力を使えるようになるには言語化力のトレーニングが必要である。

言語化する力が弱いと、魔力と呼べるほどの力を発揮できないからである。

今度は言語化する力のトレーニング方法について述べる。

言語化力のトレーニング方法

言語化力は、誰でも生まれつき持っているものではない。

しかし、トレーニングすることによって鍛え、その力を高めることができる。

僕はここ数日で言語化する力、言語化力が飛躍的に伸びた。

そこに至るまでは1ヶ月半の時間がかかった。

ここでいきなり結論から言うと言語化力はモーニングページという習慣で鍛えることができる。

モーニングページとは、20分間の制限時間をタイマーにセットして紙にペンで自分が考えていること、つまり思考をひたすら書き出すトレーニングだ。

これをすることで、なかなか頭の思考がまとまらなくとも、無理やり言語化する訓練を積むことができる。

これを1ヶ月半毎朝続けて、僕の言語化力は飛躍的に伸びた。

さらに、僕はモーニングページ以外にも、筆記開示という手法でモヤモヤを解決してきた。

筆記開示とは、気になったことをひたすら紙に書き出して、悩みを視覚化するトレーニングだ。
これはモーニングページとやっていることは一緒だが、モーニングページは朝20分という、「朝」と「20分」という縛りがあるのに対し、筆記開示はモヤモヤしたことがある時に随時、専用のノートに書く。

こうやって気になることができるたびにノートを取り出してペンで思考を言語化する習慣をつけると、言語化力はどんどん鍛えられていく。

僕はここまでで紹介した、モーニングページと筆記開示という習慣で言語化力を鍛えてきた。

さらに、もう一つ言語化力に必要なトレーニングがある。

それは論理思考の勉強である。

論理思考を言語化力のために学ぶのはなぜか?

それは、言語は論理的に語るように設計され、論理的に語られなければならないというルールがあるからだ。

この論理思考も、僕はこの1ヶ月半で学んだ。

数学と論理思考をミックスした本、クリティカルシンキングの本だ。

これらの本は、論理的に物事を述べる力をつけることが出来ることに加え、もう一つ効力がある。

それは、論理思考の勉強では、徹底的に物事を「整理する」力をつけるという効力がある。

この整理する力と、論理的に順序立てて話すルールにより、言語化力はどんどん鍛えられる。

この章をまとめると、言語化力のトレーニングは、モーニングページ、筆記開示、論理思考・クリティカルシンキングの勉強でできることになる。

言語化力が伴わないうちは言語化の魔力は発揮しにくい理由

言語化の魔力とは、言語化することにより答えのないものに結論、つまり答えを出すものだと述べた。

しかし、ここで問題がある。

言語化の魔力は、言語化力が伴わないうちはなかなか発揮しにくいという問題だ。

言語化する力が弱いと、思考を言葉にするスキルが足りないし、語彙も少ない。

つまり、言語化するトレーニングを積んでいないと、答えのないものを言語化することが難しくなるのだ。

そこで、言語化の魔力を使って答えのないものに答えを出したい方は2つ目の章で述べた、言語化力を鍛えるトレーニングをしていただきたい。

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言語化する力は本当に悩み事解消に威力抜群だと感じている今日この頃です。

頭の中のイメージを人に伝えたり、文章にするのが苦手な方は言語化力のトレーニングをされてはいかがでしょう。

皆さんの悩みが少しでも言語化で解消されますように。

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