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エッセイ「思考法はツール。実際に使って初めて意味がある。」

思考法。

皆さんは学んだことがあるだろうか?

僕はここ3ヶ月で、論理思考、エッセンシャル思考、クリティカルシンキング、デザイン思考を学んできた。

全て書籍でだ。

Udemyで動画教材も使って勉強しようとも思っている。

そこで。
そこでだ。

この4つの思考法を学んだのだが、腑に落ちないことがあった。

一体この思考法を学んで、自分はどう変化するのか?そう思うようになった。

せっかく貴重な時間を使ってこれらの思考法の本を読んでも、活かせなければ意味がない。

特にこの「思考法」を学んだ際の活かし方が厄介だ。

それはなぜか?

「思考法」はツールであり、それそのものには意味がなく、使ってこそ意味があるからだ。

そこで、まずは僕はロジカルシンキング、つまり、論理思考を使い出した。

この論理思考の本質は「整理」だ。

論理思考は物事を整理するための思考法だと言っていい。

この論理思考を使うことで、スパゲティのようだった僕の脳内が整理され始めた。
執筆をするにあたっても確実にレベルが上がってきている。
人に話して伝えるときにも、確実に「以前よりは」整理して伝えることができている。
以前は職場の面談で、所長から「コミュニケーションがずいぶんうまくなったね」と言われた。
このように論理思考を学ぶと話を整理することができるようになる。
これが論理思考の本質だ。

そして次はエッセンシャル思考。
エッセンシャル思考の本質は「トレードオフ」と言う考え方だ。
「トレードオフ」とは「あれをとったらこれはできない」と言う強烈な決断を迫るものだ。
僕らは同時になんでもこなしたいと思うが、実際には一つのことしかこなすことができない。
そこで「トレードオフ」と言う考え方を使って、一つの選択肢を選んだらその他は全て捨てると言う行動を取ることになる。
これがエッセンシャル思考の本質だ。
この思考法を学ぶことで確実に決断を貫き通せる。
ちなみに僕はこのエッセンシャル思考で学んだ「トレードオフ」という考え方で仕事中は仕事以外のことを全て捨てている。
そうやって仕事に全集中できるのだ。

その次はクリティカルシンキング。
これは、常に「何か他の選択肢はないか?」「もっと他の選択肢はないか?」といったことを追求する考え方である。
どんどん現状に対し「これでいいのか?」という疑問を投げかける。
そうすることにより「もしかしたらこれでいけるかも?」と妙案が浮かぶわけである。
これは、僕の普段のデザイナーとしての仕事で、デザインに行き詰まったときに役立つ。
「この角度からいくとこのデザインはどうだろう?」こうやってデザインの行き詰まりを打破できるのだ。
アイデアに行き詰まったとき、このクリティカルシンキングという思考法は効果を発揮する。

最後にデザイン思考。
このデザイン思考の本質は「実際に形にする、それも素早く、大量に」ということだ。
これは僕もデザインの現場で使っていてデザインのアイデアをどんどん実際に形にしていく。
上司とも口頭でデザイン案を伝えるより実際に作って見せた方がいい。
デザイン思考は「形にして試すこと」が大事なのだ。
これは、僕の賢崇式行動デザインの原型になった。
実際に形にして、行動をデザインして、すぐに試す、実践する、そして検証するというサイクルを回すようになったのだ。
このように、デザイン思考は「実践・行動」を素早くするという効果を持つ。

以上。
僕が学んだ4つの思考法について語った。

これが僕の思考法に対する認識と、実践方法だ。

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