川越さんぽ!旭橋付近
扇河岸跡で
これと言った 河岸場跡を見れなかった?
我々は(僕ひとりですが)
このままでは引き下がれないと
川越さんぽ!
扇河岸から旭橋まで歩くと云う
暴挙にでました!
これが思っていた以上に・・歩ける(当たり前)
風がない日は土手沿いに歩くと楽しいさんぽ!
【河岸場跡】の表示に辿り着けました
新河岸川河岸場跡
新河岸川舟運の歴史は
寛永十五年(1638)寛永の川越大火で
仙波東照宮 等を焼失
川越藩がその再建用資材を
江戸から運ぶのに
新河岸川を利用した事に始まったそうです
寛永十六年(1639)川越城主となった
松平信綱は もと内川といった荒川の支流
新河岸川を本格的に改修
「九十九曲り」と呼ばれるほどの屈曲をつけ
荒川本流と合流させ水量を確保し
川越ー江戸間の舟運体制を整えました
旭橋を中心に上流から扇河岸・上新河岸・下新河岸
牛子河岸・寺尾河岸の五河岸沿いには
船問屋商家が軒を連ね
更に下流には古市場・福岡・百目木・伊佐島
本河岸・前河岸・志木河岸・宮戸河岸 等が開設
明治維新まで繁栄が続きました
当初は川越藩の年貢米運搬が主だったそうです
後に 一般商品も多く運ばれるようになり
江戸行は
醤油・綿実・炭・材木 等
川越行は
油・反物・砂糖・塩・荒物・干鰯 等
現在の旭橋付近を散策します
橋を渡る道路は県道336号 今福木野目線です
旭橋から上流には上新河岸
更には扇河岸へ
明治時代に仙波河岸が拓かれました
旭橋から下流は右に下新河岸
左に牛子河岸が開設され賑わいました
ここは春になると菜の花で黄色に染まる
春を彩る素敵な場所になり人気があります
下新河岸跡から見る新河岸川の水面
見た目 川底が見えるので水深は深くなさそうです
日枝神社(下新河岸)に向かいます
新河岸川より更に高い位置にある目立つのは
日枝神社(下新河岸)
日枝神社 御祭神の大山咋神は
水の神と知られ舟運を生業としてきた地域には
大変有難い神様です
本殿は元々 高階小学校に奉安殿として
建立されたものを
移築し本殿として使用しているそうです
日枝神社の横には控えめに愛宕神社も祀られています
御祭神:火之迦具土命
祈願:火伏せ・疫病除け
同境内には観音堂があります
観音堂は観音寺と云う灌頂院の末寺でした
堂内には正観音様が祀られ
病気平癒・苦難消除の ご利益があるそうです
馬頭尊石碑
昔は2月15日に馬祭が開催され
近隣から馬を連れた人々が集まり
愛馬の健康を祈願したそうです
日枝神社の方がメインに見えますが
ここは観音寺の境内に
日枝神社が合祀されたものです
なぜか?
神仏判然令から逃れ 神仏同居する状態のままです
日枝神社・観音寺の下にある駐車場の奥には
厳島神社(下新河岸)
御祭神:市杵島比売命
祈願:航海安全・金運福徳
厳島神社と言えば!話が戻りますけど
扇河岸跡の近くにもありました
扇河岸近くにある
砂厳島神社
こちらも水運の神様:市杵島比売命が
祀られているそうです
再調査必要と思われる祠もありました
再び 下新河岸の厳島神社へ社殿左横の
格子祠
中の石像は市杵島比売命なのだろうか??
ここでは新河岸舟運跡が見れました
さて!東上線 新河岸駅へ戻りましょうか?・・
それとも・・?
(つづく)
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