見出し画像

【過去問演習 Part6🌈】同じ間違いをし続けない仕組みを意識して勉強に取り組みたい📙:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.73


復習を大切に👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

警報設備の設置義務🔔

「指定数量の倍数が【10】以上の危険物を取り扱う製造所等(移動タンク貯蔵所を除く)では、警報設備の設置が義務づけられている。」

移動タンク貯蔵所は、警報設備を設置しなくてもよい🔖

発煙筒は、警報設備として定められていない。

給油取扱所の基準⛽

保安距離、保安空地は不要

固定給油設備のうちホース機器の周囲には
自動車等に直接給油し・・・出入りするための
「間口10m以上、奥行6m以上の給油空地」
を保有することが必要

※給油空地をはみ出していてはアウト

・給油取扱所には、以下に挙げる建築物
その他の工作粒を設けないこと

①ガソリンの詰め替えのための作業場
※規制が一部緩和

②自動車の吹付塗装を行うための設備

③給油取扱所に出入りする者を
対象とした以下の施設
例:カラオケボックス/ゲームセンター
 立体駐車場/診察所/宿泊施設

【過去問例】給油に付随するための用途として
設置不可な組み合わせについて

①灯油または軽油の詰め替えのために
出入りする者を対象としたゲームセンター

②自動車の点検・整備のために出入り
する者を対象とした立体駐車場

販売取扱所について💚

販売取扱所は、指定数量の倍数が【15以下】のものを第一種とし、指定数量の倍数が【15を超え40以下】のものを第二種と区分する。

販売取扱所の共通事項🌟

・第一種及び第二種販売取扱所(店舗)は、建築物の1階に設置すること。
・窓または出入り口のガラスを用いる場合は、網入りガラスとすること。
・店舗部分の電気設備で、可燃性ガスが滞留するおそれのある場所に設置する機械は、防爆構造としなければならないこと。

配合室の構造・設備

床面積:6㎡以上~10㎡以下

床:危険物が浸透しない構造
  適当な傾斜を付け、かつ
  貯留設備を設けること

出入口:自動閉鎖の特定防火設備を設置

しきいの高さ:床面から0.1m以上

屋根上に蒸気や微粉を排出する設備が必要

取扱いの基準

・危険物は、運搬容器の基準に適合する容器に収納し、かつ、容器入りのままで販売すること
⇒小分けにして販売することは不可

・塗料類、第1類の危険物のうち塩素酸塩類もしくは塩素酸塩類のみを含有するもの、または硫黄(第2類の危険物》などを配合室で配合する場合を除き、危険物の配合または詰め替えを行わないこと
※配合室を設置可能

製造所等に設置する表示および掲示板

「第1類の危険物のアルカリ金属の過酸化物」を貯蔵する屋内貯蔵所には、青地に白文字で「禁水」と記した掲示板を設置する。

※アルカリ金属の過酸化物は、水と激しく反応して多量の酸素を発生させるため接触を避ける

引火性固体を除く第2類の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所には、赤字に白文字で「火気注意」と記した掲示板を設置する。

給油取扱所には、黄赤地に黒文字で「給油中エンジン停止」と記した掲示板を設置する。

製造所には、白地に黒文字で製造所である旨を表示した標識を見やすい箇所に設置する。

移動タンク貯蔵所には、黒地の板に黄色の反射塗料で「危」と記した標識を車両の前後の見やすい箇所に掲げる。

「禁水」の掲示板(青地に白文字)

第1類:アルカリ金属の過酸化物
第2類:鉄粉、金属粉、マグネシウム
第3類:禁水性物品(黄リン以外)
    アルキルアルミニウム
   アルキルリチウム等

「火気厳禁」の掲示板(赤地に白色文字)

第2類:引火性固体
第3類:自然発火性物質(リチウム以外)
    アルキルアルミニウム
    アルキルリチウム等

第4類:すべて

第5類:すべて

火気注意(赤地に白色文字)

第2類:引火性固体以外

掲示板に記載する内容

①危険物の種別
②危険物の品名
③貯蔵最大数量または取扱最大数量
④指定数量の倍数
⑤危険物保安監督者の氏名または職名

筆者作成:第4類危険物の概要

危険物取扱者とは??

「危険物取扱者」とは、危険物取扱者試験に
合格し、都道府県知事から免状の交付を
受けた者
になります👀
※合格をしただけ、では正式認定されません。

免状の交付の申請先

免状の交付の申請先は1つであり
「受験先の都道府県知事」になります。

免状の書換えの申請先

免状の書換え申請先は、3つあります。
①免状を交付した都道府県知事
②居住地の都道府県知事
③勤務地の都道府県知事

免状の書換えを必要とするケース

免状の書換えが必要となるケースは
以下の3つとなります。
①氏名を変更した場合
②都道府県の変更を伴う本籍地の変更
③免状の顔写真が10年を経過した場合

再交付の申請先🗾

免状の再交付の申請先は、以下の2つです。
①免状を交付した都道府県知事
②免状の書換えをした都道府県知事

なお、再交付後に亡失した免状を発見した場合は
10日以内に再交付を受けた都道府県知事に
免状を提出すること
になります🔖
※再交付を受けた都道府県知事がポイントです!

危険物取扱者-免状の書換再交付申請書記入要領

保安講習の受講義務💛

製造所等において、危険物取扱作業に
「従事している」危険物取扱者
(甲種・乙種・丙種に)は、保安講習の
受講義務があることを覚えておいてください!

危険物取扱作業に従事するようになってから
1年以内に受講することになります。
また、その後は3年以内ごとに受講する必要
がありますので、要チェックですね!

なお、危険物取扱作業に「従事していない」
危険物取扱者(甲種・乙種・丙種)に
保安講習の受講義務はありません👍

それでは、復習したいポイントを確認して
今回の内容は、以上とさせていただきます。

製造所等の【許可】申請🌟

それでは、乙4試験対策において非常に
難解な製造所等の各種申請について学習します!
なお、許可・承認・検査・認可の申請は
製造所等の所有者等が行います👍

まずは「許可」が必要な手続きです🔖

①製造初等の設置

市町村長等に申請して、許可を受けること

②製造所等の変更

市町村長等に申請して、許可を受けること

③予防規定の作成・変更

予防規定を定めて、市町村長等の
許可を受けること

製造所等の【承認】申請🔥

次に「承認」が必要な申請手続きです。

製造所等の変更時の仮使用✅

市町村長等に申請して「承認」を受けること

危険物の指定数量以上の仮貯蔵・仮取扱✅

消防長または消防署長に申請して承認を
受ける
という申請方法になります📝

承認後10日以内に限り、製造所等以外の
場所での仮貯蔵・仮取扱が可能
となります。

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?