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【過去問演習 Part5🌈】「ポイント」を押さえていくことで、着実に点数を高めていきたい🔥:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.72


復習を大切に👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

保安検査の対象🐬

保安検査の対象となるのは
①特定屋外タンク貯蔵所
(容量10,000KL以上)

②特定移送取扱所
(配管の延長が15km超のもの等)

※過去問題も相対的に少ない論点
なので、優先度は高くないでしょう!

保有空地が必要な製造所等🌟

製造所
屋内貯蔵書
屋外貯蔵所
屋外タンク貯蔵所
一般取扱所
屋外に設ける簡易タンク貯蔵所

屋外タンク貯蔵所における防油堤の容量

最大であるタンクの容量の110%以上

2以上のタンクがある場合は、最大である
タンクの容量の110%とすること

そして、液体の危険物(二硫化炭素を除く)の
屋外タンク貯蔵所の周囲には、危険物が
漏れた場合に、その流出を防止するための
防湯堤を設けなければならない。

取り扱うタンクの貯蔵量💛

・屋内貯蔵タンク:指定数量の40倍以下
ただし、第4類危険物(第4石油類及び
動植物油類を除く)にあたっては
20,000L以下であること

・地下貯蔵タンク:容量制限なし

・簡易貯蔵タンク:1基600L以下で3基まで
ただし、同一品質の危険物は
2基以上設置することはできない

・屋外貯蔵タンク:容量制限なし

・移動貯蔵タンク:30,000L以下

平屋建てとしなければならない屋内タンク貯蔵所

・タンク専用室の窓、または出入り口に
ガラスを用いる場合は、網入りガラスにすること

・タンクの外面には、さびどめのための
塗装をしなければならないこと

・出入り口の敷居は、床面よりも0.2m以上
高くしなければならないこと

・タンク専用室には、天井を設けないこと

移動タンク貯蔵所に備え付ける書類(4つ)👍

完成検査済証
定期点検記録
製造所等の譲渡・引渡の届出書
品名・数量または指定数量の倍数の変更届出書

移動タンク貯蔵所のポイント

専用タンクに危険物を注入するときはタンクに接続する固定給油設備の使用を中止し、自動車等をタンクの注入口に近づけないこと

・移送経路も含めて、届出の必要がない
ただし、アルキルアルミニウム等を移送する場合は
移送経路等の書面を関係消防機関に送付し
その書面の写しを携帯しなければならない

移動貯蔵タンクから危険物を貯蔵し、または
取り扱うタンクに引火点が【40℃未満】
危険物を注入するときには、移動タンク貯蔵所
の原動機を停止させること

屋外貯蔵所で貯蔵可能な危険物

①硫黄と引火点が0℃以上の引火性固体(ともに第2類)

②第4類の危険物(特殊引火物と引火点が0℃未満の第1石油類)

※硫化りん、赤りん、マグネシウムは第2類の引火性固体

険物施設の区分と場所説明🏭

それでは、危険物に関する法令の
単元のうち、危険物施設の概要について
一緒に整理していきたいと思います!

製造所

製造所とは、危険物を製造する目的で
指定数量以上の危険物を取り扱う場所

貯蔵所

危険物を貯蔵する目的で、指定数量以上の
危険物を貯蔵または取り扱う場所

取扱所

危険物の製造と貯蔵以外の目的で
指定数量以外の危険物を取り扱う場所

貯蔵所の区分🌟

・屋内貯蔵所
・屋外貯蔵所
・屋内タンク貯蔵所
・屋外タンク貯蔵所
・地下タンク貯蔵所
・簡易タンク貯蔵所
・移動タンク貯蔵所

取扱所の区分✨

・給油取扱所
・販売取扱所
・移送取扱所
・一般取扱所

製造所等とは?

危険物施設は、上記にまとめた
3つに区分されています。
そして、この3つを総称して
「製造所等」と呼ぶのです。

したがって、製造所等という問題文は
①製造所、②貯蔵所、③取扱書
の3つを総称していることに注意です!

市町村長等とは?

市町村長、都道府県知事、総務大臣を
総称して「市町村長等」
と呼びます!

【復習】第4類危険物(引火性液体)の定義🔥

今回は、第4類危険物の定義について
丁寧に確認していくことにしましょう!
特に、具体的な数字にご注目ください!
第四類 引火性液体

特殊引火物の定義

1気圧において、発火点が100℃以下のもの
または引火点が-20℃以下、かつ
沸点が40℃以下のものが、特殊引火物になります。

第1石油類の定義

1気圧において、引火点が21℃未満
のこと危険物が第1石油類です。

アルコール類の定義

1分子を構成する炭素原子の数が
1個~3個までの飽和1価アルコール

のことが、アルコール類の定義です。

筆者作成:第4類危険物の概要

第2石油類の定義

1気圧において、引火点が
21℃以上70℃未満
の危険物です。

第3石油類の定義🌟

1気圧において、引火点が70℃以上
200℃未満のもの
が第3石油類です。

第4石油類の定義

1気圧において、引火点が200℃以上
250℃未満の危険物
が該当します。

筆者作成:第4類危険物の概要

動植物油類の定義👍

1気圧において、引火点が250℃未満
に該当するものが動植物油類です。

【復習】第4類危険物に共通する特性と関連事項🌟

今回は、第4類危険物に共通する特性と
関連事項について一緒に学習していきましょう。

なお、これらは大まかな傾向であり
該当しない危険物があることには注意です📝

可燃性蒸気が引火する

第4類危険物は、全て引火性の液体であり
液面から引火性蒸気が発生します💭
この可燃性蒸気の温度が燃焼範囲内の状態で
あれば、引火源が与えられることにより
危険物が引火してしまうことになるのです。

可燃性蒸気は空気よりも重い🚫

第4類危険物から発生する可燃性蒸気は
蒸気比重が1より大きいため、空気より重く
低所にとどまるという特徴があります📝

静電気をためやすい✨

水に溶けにくい第4類危険物は
不良導体(絶縁体)であることが多いです。

電流が流れにくい不良導体(絶縁体)は静電気
を発生しやすく、静電気をためやすいのです💡

発火点が200℃以上の危険物が多い

第4類危険物の発火点は、200℃以上
であるものが多いことが特徴になります🔥
例外)特殊引火物:二硫化炭素(90℃)

無色または無色透明のものが多い

第4類危険物の色は、無色または
無色透明であるものが多いです。
なお、判別のために着色料を添加
することで対応している場合もあります。

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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