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【法令パート 高得点へ💛】危険物の運搬と移送で注意すべきこと🚗:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.66
復習を大切に👍
2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720782341919-MRhcjCdM2A.jpg?width=1200)
これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛
第4類危険物の区分🌟
第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。
なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1717419461056-yIOU0fGF1O.png?width=1200)
移送と運搬における注意事項🚚
今回は「移送と運搬」について
試験対策の内容をまとめていきます👍
移送:危険物をタンクローリーで運ぶ
規定:特になし
・危険物取扱者の同乗
⇒移送する危険物を取り扱うことができる
危険物取扱者が免状を携帯の上
運転または乗車していくこと
・消火設備
⇒自動車用消化器2個以上
・標識
⇒「危」の標識
※移送の際、移動タンク貯蔵所、すなわち
タンクローリーには、①完成検査済証
②定期点検記録、③譲渡・引渡の届出書
④品名・数量または指定数量の倍数の変更
に関する届出書を備え付けておきます🔖
※移送の際、連続運転時間が4時間を超える
または1日当たりの運転時間が9時間を超える
場合、2人以上の運転要員が必要となります🚚
運搬:容器に入った危険物を車両に積載して運ぶ🚛
・規定:原則、混載禁止🚫
ただし、指定数量の1/10以下には不適用
・危険物取扱者の同乗
⇒積み降ろしは、危険物取扱者が実施
・消火設備
①指定数量以上の場合:必要
標識:「危」の標識
②指定数量未満の場合:不要
標識:不要
イオン化傾向とは?
金属は、電解質の水溶液に溶け出すと
電子(-)を放出して、「陽イオン」に
なろうとする性質があります。
当然、金属の種類によって、イオンの
なりやすさは異なっており、この性質の
度合いこそが「イオン化傾向」なのです。
そして、金属をイオン化傾向の大きい順に
並べたものを、金属のイオン化列といいます。
語呂合わせをマスターしよう!
りっちにかそうかな、まああるよ
あてにするな、ひどすぎるしゃっきん
イオン化傾向【大】
リチウム(Li)
カリウム(K)
カルシウム(Ca)
ナトリウム(Na)
マグネシウム(Mg)
アルミニウム(Al)
亜鉛(Zn)
鉄(Fe)
ニッケル(Ni)
スズ(Sn)
鉛(Pn)
水素(H2)
銅(Cu)
水銀(Hg)
銀(Ag)
白金(Pt)
金(Au)
イオン化傾向【小】
なお、水素は金属ではないのですが
金属と同じく陽イオンとなるため
イオン化列に組み入れることが多いです📝
鉄(Fe)や亜鉛(Zn)を酸に溶かしたときは
水溶液から水素ガスが発生するのは
鉄や亜鉛が水素イオンよりもイオン化傾向が
大きく、水素イオンが原子に戻るからです🔖
イオン化傾向が大きい金属ほど錆びやすい
イオン化傾向が大きい金属ほど
化学変化しやすいため、取扱には要注意です。
また、イオン化傾向が小さい金属は
化学的に安定しているということになります。
銅(Cu)や金(Au)が錆びにくいのは
なんとなく直観的にでもイメージできますね!
![](https://assets.st-note.com/img/1717506403129-0JXAFpZoMw.png?width=1200)
なお、アルミニウム(l)の反応性は低いです。
アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)は
濃硝酸に浸すと、表面に酸化膜ができ
不動態となりますので、濃硝酸には溶けません。
常温の空気中での酸化
・速やかに酸化
リチウム(Li) カリウム(K)
カルシウム(Ca) ナトリウム(Na)
※マグネシウム(Mg)は加熱すると
燃焼することは覚えておきましょう!
・表面に酸化被膜を生成🔖
アルミニウム(Al) 亜鉛(Zn)
鉄(Fe) ニッケル(Ni) スズ(Sn) 鉛(Pn)
※銅(Cu)は、乾燥空気中では酸化されにくい
のですが、強熱したり湿気があると
酸化されることがある点には留意しましょう。
※トタン:鋼板に亜鉛をめっきしたもの
・酸化されない
水銀(Hg) 銀(Ag)
白金(Pt) 金(Au)
金属の腐食防止策👍
それでは、最後に金属の腐食防止策
について7点ほど、確認しておきましょう!
①埋没の際に、コンクリートを使用する場合
調合には海砂ではなく、山砂を使用すること
②電気防食設備を設置すること
③地下水と接触しないようにすること
④タンク埋没時に塗装表面を傷つけないこと
⇒傷がつくと、そこから腐食が起こります💦
⑤配管をさや管で覆ったり
スリーブを使用したりすること
⑥鉄製の配管やタンクを埋没する場合
イオン化傾向が鉄よりも大きい亜鉛や
アルミニウムなどの金属でアースすること🔖
⑦配管等にエポキシ樹脂塗料を塗布すること
※エポキシ樹脂は、エポキシ基の重合によって
生成する熱硬化性樹脂となります。
耐水性や耐薬品性、電気絶縁体に優れており
接着剤やコーティング剤として広く使われて
いることを覚えておきましょう!
危険物に関する諸法令🌟
本日のアウトプットはここまでとします!
社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!
私がこれから学習していく危険物取扱者乙4は
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍
なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖
第4類危険物取扱者試験の試験科目📚
危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」の3つとなっています🔖
そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。
そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシートでの回答になっているのです!
乙4の合格ライン
合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。
<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問
合格率からみる難易度
試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センターによれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀
これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦
その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀
本投稿作成における参考資料
これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験対策を進めてまいります!
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
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