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【法令パート 高得点へ💛】危険物の運搬と移送で注意すべきこと🚗:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.66


復習を大切に👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

移送と運搬における注意事項🚚

今回は「移送と運搬」について
試験対策の内容をまとめていきます👍

移送:危険物をタンクローリーで運ぶ

規定:特になし

・危険物取扱者の同乗
⇒移送する危険物を取り扱うことができる
危険物取扱者が免状を携帯の上
運転または乗車していくこと

・消火設備
自動車用消化器2個以上

・標識
「危」の標識

※移送の際、移動タンク貯蔵所、すなわち
タンクローリーには、①完成検査済証
②定期点検記録、③譲渡・引渡の届出書
④品名・数量または指定数量の倍数の変更
に関する届出書を備え付けておきます🔖

※移送の際、連続運転時間が4時間を超える
または1日当たりの運転時間が9時間を超える
場合、2人以上の運転要員が必要となります🚚

運搬:容器に入った危険物を車両に積載して運ぶ🚛

・規定:原則、混載禁止🚫
ただし、指定数量の1/10以下には不適用

・危険物取扱者の同乗
⇒積み降ろしは、危険物取扱者が実施

・消火設備
①指定数量以上の場合:必要
標識:「危」の標識

②指定数量未満の場合:不要
標識:不要

イオン化傾向とは?

金属は、電解質の水溶液に溶け出すと
電子(-)を放出して、「陽イオン」に
なろうとする性質があります。

当然、金属の種類によって、イオンの
なりやすさは異なっており、この性質の
度合いこそが「イオン化傾向」なのです。

そして、金属をイオン化傾向の大きい順に
並べたものを、金属のイオン化列といいます。

語呂合わせをマスターしよう!

りっちにかそうかな、まああるよ
あてにするな、ひどすぎるしゃっきん

イオン化傾向【大】
リチウム(Li)
カリウム(K)
カルシウム(Ca)
ナトリウム(Na)
マグネシウム(Mg)
アルミニウム(Al)
亜鉛(Zn)
鉄(Fe)
ニッケル(Ni)
スズ(Sn)
鉛(Pn)
水素(H2)
銅(Cu)
水銀(Hg)
銀(Ag)
白金(Pt)
金(Au)
イオン化傾向【小】

なお、水素は金属ではないのですが
金属と同じく陽イオンとなるため
イオン化列に組み入れることが多いです📝

鉄(Fe)や亜鉛(Zn)を酸に溶かしたときは
水溶液から水素ガスが発生するのは
鉄や亜鉛が水素イオンよりもイオン化傾向が
大きく、水素イオンが原子に戻るからです🔖

イオン化傾向が大きい金属ほど錆びやすい

イオン化傾向が大きい金属ほど
化学変化しやすい
ため、取扱には要注意です。

また、イオン化傾向が小さい金属は
化学的に安定しているということになります。
銅(Cu)や金(Au)が錆びにくいのは
なんとなく直観的にでもイメージできますね!

出所:イオン化傾向と反応性

なお、アルミニウム(l)の反応性は低いです。
アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)は
濃硝酸に浸すと、表面に酸化膜ができ
不動態となりますので、濃硝酸には溶けません。

常温の空気中での酸化

・速やかに酸化
リチウム(Li) カリウム(K)
カルシウム(Ca) ナトリウム(Na)
※マグネシウム(Mg)は加熱すると
燃焼することは覚えておきましょう!

・表面に酸化被膜を生成🔖
アルミニウム(Al) 亜鉛(Zn)
鉄(Fe) ニッケル(Ni) スズ(Sn) 鉛(Pn)
※銅(Cu)は、乾燥空気中では酸化されにくい
のですが、強熱したり湿気があると
酸化されることがある点には留意しましょう。

※トタン:鋼板に亜鉛をめっきしたもの

・酸化されない
水銀(Hg) 銀(Ag)
白金(Pt) 金(Au)

金属の腐食防止策👍

それでは、最後に金属の腐食防止策
について7点ほど、確認しておきましょう!

①埋没の際に、コンクリートを使用する場合
調合には海砂ではなく、山砂を使用すること

②電気防食設備を設置すること
③地下水と接触しないようにすること
④タンク埋没時に塗装表面を傷つけないこと
⇒傷がつくと、そこから腐食が起こります💦

⑤配管をさや管で覆ったり
 スリーブを使用したりすること

⑥鉄製の配管やタンクを埋没する場合
イオン化傾向が鉄よりも大きい亜鉛や
アルミニウムなどの金属
でアースすること🔖

⑦配管等にエポキシ樹脂塗料を塗布すること
※エポキシ樹脂は、エポキシ基の重合によって
生成する熱硬化性樹脂となります。

耐水性や耐薬品性、電気絶縁体に優れており
接着剤やコーティング剤として広く使われて
いることを覚えておきましょう!


危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨

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