【Marketing Mixの応用✨】貿易マーケティングのポイントを一緒に確認しましょう🔥:貿易実務検定C級対策 No.12
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
貿易実務検定®は、貿易に関連する自分の実務能力・知識がどの程度のレベルにあるのかを客観的に測り証明することができる検定、であると認識しています。
実際に、商社・メーカー等においては勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等をお考えの方、インターネットによる個人輸入を行う方や国際舞台で活躍を目指す方などにとっても「貿易実務検定®」は幅広く活用でき、活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に対する知識を身につけることで、これからの人生における選択肢も増え、もっと有意義なものになることでしょう✨
私も(2024年4月から商社への就職を予定していますので)貿易実務への理解を深めることで、将来の理想像である「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や簡略化した点が若干ありますが、その点に関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで、皆さまに「貿易実務」の魅力をお伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
マーケティングの基本✨
マーケティングとは、「市場(顧客)を
創造し、成長させ、それを維持していくこと」
であると述べられています。
これを実現するために必要な取り組みは
以下の通りです。
①市場調査:Market Research
②市場の創造:商品化
③マーケティング・ミックス(4P)の活用
ここで、登場した「マーケティング・ミックス」は以下の4つのPから構成されている
マーケティングのフレームワークです。
①商品計画:Product
製品の仕様を自国のものにするのか
取引国の仕様にするのか?
それとも国際標準指標にするのか
などを検討します。
②価格設定:Price
費用の面から、採算性を主眼として
3C分析などをベースとした競合他社の状況市場の動向、商品のライフサイクルなどを
考慮して「価格」を設定していきます。
③流通システム:Place
売買及び物流の経路を検討します。
例えば間接貿易か直接貿易かといった判断です。
どのような輸送方法や経路を介して輸出入をするのか?を検討していくのかが大切となりますね!
④販売促進:Promotion
具体的な広告、宣伝、販売方法を
検討することが該当します!
これら4つのPを意識しながら
貿易マーケティングを実施していくことこそ
市場調査により創造した市場(買い手のニーズを商品化)を成長させ、維持していくことに繋がるのです。
※国内取引を海外取引(輸出入)にも応用しただけです👍
輸出マーケティングのポイント
輸出取引では、市場が多く、利益を上げられる
可能性がある反面、情報が十分でないこと
によるリスクも伴います。
そこで、より確実な市場調査(Market Research)が鍵を握ります🔑
なぜならば、いかに国内製品の良さを海外市場に売り込むか、また海外市場のニーズを把握して、それにマッチする国内製品を提供していくかが
輸出マーケティングの重要ポイントであるからです。
なお、輸出戦略を検討、推進する際には
取引先の選定、信用調査、輸出関連法の確認はしっかり行っておきましょう。
輸入マーケティングのポイント
輸入マーケティングは、国内市場におけるニーズを把握し、これによりマッチした海外製品をみつけて提供していくことがポイントになります!
まずは日本の市場において、ビジネストレンドや消費者嗜好、景気などを調査し、ニーズ・商品の発見を行います。
そして、マーケティング・ミックス(商品計画、価格設定、流通システム、販売促進)をベースにした輸入戦略を練っていきます。
そして、取引先の選定、国内市場へのローカライズ、輸入関連法の確認を実施した上で、取引を進めていくことが基本的なプロセスでしょう👍
市場調査(Market Research)のエッセンス
それでは、マーケティング戦略を練る上で大切な「市場調査」について簡単に整理しましょう。
結論から述べますと、市場調査は
大きく2つの側面から構成されます。
①輸出目標となる国の一般的情報
②輸出しようとする商品特有の情報
それでは、以下にどのような情報が調査対象となるのか、について整理していきましょう!
輸出対象国の一般的情報
地理、文化、社会 例)気候、風俗慣習、宗教、所得水準など
政治、経済 例)政治形態、外国政策、GDP、経済成長率など
法制度 例)民法、商法、税法など
金融・為替 例)金融機関、為替管理、国際収支など
通商政策 例)貿易管理、関税、通関規則など
流通・物流・通信 例)流通システム、港湾設備、道路交通など
リスク発生の可能性
商品特有の情報
消費者・供給者
市場
需要情報
製品の詳細
価格、原価
競合製品
取引条件(購入及び販売)
海外ビジネス情報の入手方法
上記で述べた「市場調査」のエッセンスとなる情報項目ですが、一般的情報(地理、気候、政治など)については国内における既存情報から入手できることが多いように思います。
しかし、商品特有の情報については、同じように情報をゲットできる場合もありますが
本格的な情報、現地の情報をより正確に得ることは難しいのかもしれません。
そこで、以下に挙げる専門の調査機関への依頼やコンサルタントの起用などを実施するケースも見受けられるのです👍
アジア経済研究所図書館
JETROインターネット情報サービス
他にも、図書館検索システム(OPAC)や国際連合広報センター、OECD東京センターなども該当すると思います。
ぜひ、これらのデータベースを参考に、市場調査、そしてより良い貿易マーケティングを遂行できる人財を目指していきたいと思います💖
本日の解説はここまでとします!
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にもなりますので、勉強するモチベーションがとても高まりますね✨
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
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